2014
May
08
私の武勇伝【その2-1・楽しいクリスマス会(前編)】
小学生時代の私の主な興味・関心は、前回の記事で紹介したような「いたずら」と、あとは「虫とり」に集中していました。
ハンドルネームの「虫とり小僧」というのも、以前にソーシャルネットワークで旧友たちと交流している際に、分かりやすいようにつけたものをそのまま使っているだけです(今となっては、もう少し普通のハンドルネームにすればよかったと思っていますが・・)。
さて、投資やお金に関すること以外を自己紹介的に書いてみようと思って書き始めたシリーズがどんどん横道にそれていきますが、今回は私が「リアル虫とり小僧」だった頃のかわいらしいエピソードを紹介することにします。
ハンドルネームの「虫とり小僧」というのも、以前にソーシャルネットワークで旧友たちと交流している際に、分かりやすいようにつけたものをそのまま使っているだけです(今となっては、もう少し普通のハンドルネームにすればよかったと思っていますが・・)。
さて、投資やお金に関すること以外を自己紹介的に書いてみようと思って書き始めたシリーズがどんどん横道にそれていきますが、今回は私が「リアル虫とり小僧」だった頃のかわいらしいエピソードを紹介することにします。
前回の記事を読んでいただければ、おおよその見当はつくと思いますが、私はとんでもない小学生でした。
そして当然、クラスメイト全員から恐れられ、嫌われていました。
席替えで私の隣の席が確定した女子は泣き叫んで、座席変更を担任の先生に訴えました。
「虫とり小僧くんの隣になると、背中にムカデを入れられる」
「虫とり小僧くんの隣になると、筆箱の中にダンゴムシを何十匹も入れられる」
「虫とり小僧くんの隣になると、給食の間中ずっと、食べている私を観察して“モグモグ”“クチャクチャ”などとリアルタイムで効果音を言われる」
「虫とり小僧くんの隣になると、テレビアニメのテーマソングをアレンジして、私のヘンな歌を作られて歌われる」
「虫とり小僧くんが隣になると、リコーダーの中に正露丸を入れられている」
などなど、とにかく警戒されていました。
(今となっては、同窓会で盛り上がる鉄板ネタとなっていますが、当時のクラスメイトは耐え難かったでしょう。心が痛みます。)
そうえいば、体育の授業で、ドッジボールの対抗戦があるので、チーム名を決めろと先生に言われたことがありました。
他のチームでは、「○○ファイターズ」や「○○サンダース」というようなベタなチーム名が決まっていきます。女子が権力を握っているチームだと「○○ピンクサファイアーズ」だとか「○○ジュリエッツ」というようなキャバクラの店名みたいなチーム名がつきます。
当然、私がいるチームは私が命名権を持つことになります。
チームメイトが、「ねぇ、虫とり小僧くん、変な名前にしないでよ」と必死に懇願するなか、私は結跏趺坐の姿勢で目を瞑り、天啓を受けるかのごとく考え抜いた末、自分のチーム名を「人間」にしました。同じチームの女子は泣いて嫌がりました。
体育の授業になると、審判係の生徒が対戦チームの呼び出しを行います。
「次の試合は、○○ファイターズ 対 人間」と。。
多感な時期の少年少女が「人間」などという意味不明なチーム名で、チームを組まなければならなかった気持ちはどのようなものだったのでしょうか。心が痛みます。
さて、そんなふざけた小学生だった私ですが、一応まだ子供であり、純粋な心も持ち合わせていました。
あれは、小学2年生くらいのときだったでしょうか。2学期の最後に、クラスで「クリスマス会」をやることになりました。
クリスマス会では、「椅子とりゲーム」や「クイズ大会」、そしてメインイベントとして「プレゼント交換会」をやることが担任の先生から発表されました。
そして、若い女性の担任からは、
「プレゼントは、お店で売っているものを買うんじゃなくて、とにかく自分がもらって嬉しいモノ、できれば手作りのモノがいいわね」
との指示がありました。
クラス中がウキウキ・ワクワクしていました。
当然、私も純粋な子供として、クリスマス会、とりわけプレゼント交換会が楽しみで夜も眠れないほどでした。
当然、真剣に悩みました。
「自分がもらって嬉しいモノ。お店では買えないモノ。う~ん、何がいいかなぁ・・」
当時の私が強く興味・関心を持っていたことは、「いたずら」と「虫とり」です。
そうすると、自分がもらって嬉しいモノといえば、「昆虫」になります。
昆虫の中で最もグレードの高いものといえば、「カブトムシ」や「クワガタムシ」になるのですが、私の住んでいたところは都会だったので、簡単に「カブトムシ」や「クワガタムシ」は捕獲できません。
ましてや季節は冬です。冬眠中のクワガタムシや土の中にいるカブトムシの幼虫を見つけるのは至難の業でした。
そして、「この時期にとれる昆虫の中で最もグレードの高いモノ」という思考軸で熟慮した末、私が選んだプレゼントは「オオカマキリの卵」でした。
つづく
私の武勇伝【その2-2・楽しいクリスマス会(後編)】へ

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