いつか子供に伝えたいお金の話

インデックス投資(投資信託を使った国際分散投資)による資産運用・各種保険・クレジットカード・節約など「お金」に関することを書き綴るブログ

専門家ほど、普通の人にはその専門分野の説明が分かりにくくなる罠

このブログのテーマは「お金」で、そのなかでもメインは「投資(資産運用)」です。

興味ないことはないのでしょうが、多くの普通の人には、深く考えることや勉強する機会が少ない分野だと思います。

「投資」=危ないギャンブル
「資産運用」=例外的なお金持ちだけがするもの

と、いうような漠然としたイメージを持っている人は多いようです(関連記事→テレビ出演の影響)。普通のサラリーマン家庭が資産形成のために投資を行うことを現実的に捉えている人は少数派ではないでしょうか。

実際に普段の生活で身近な人たちと接していると、そのように感じます。



◎他人に分かりやすく投資の説明をするのは難しい・・


そもそも資産形成の選択肢に、リスク資産にコツコツと積立投資をするという方法があることすら知らない人が多いのが現実でしょう。

そして、お金に対する価値観は人によって異なるうえ、「投資」にも様々なものがあります。だからそれを、他人に分かりやすく説明するのはとても難しいことです。

私はたまに、投資初心者から投資に関する相談を受けることがありますが、相手の理解度を推し量って簡潔に分かりやすい説明をすることの難しさを痛感することしきりです。

最近だと、職場の同僚や嫁のママ友などから、「NISA(小額投資非課税制度)」に関する相談や質問を受けました。

歯切れよく耳障りの良さそうな話だけをして、リスクとリターンの関係(おいしい話なんて存在しないこと)を省いてしまっては誤った理解を助長してしまいそうですが、数値や理論を羅列して堅苦しく長い話をしても、普通の人には何を言いたいのかサッパリ分からないでしょう。

う~ん、実に難しい。。



◎予備校のカリスマ講師は分かりやすい説明のプロ!


さて、そんなことを思いながら、「難しいことを分かりやすく伝えるプロ」にはどんな人がいるだろう、と考えてみました。

ちょっと考えてみたら、大学受験予備校のカリスマ講師がふと頭に浮かびました。

最近では、彼らの講義内容がそのまま書籍として販売されることも多くなっています。

私も仕事でプレゼンテーションのようなことをする機会が多いですし、歴史が好きなので、特に日本史や世界史などの予備校カリスマ講師の講義本は何度も読んだことがあります。

自分が学生時代に嫌々読んでいた「教科書」というモノは一体なんだったのだろうか、と思わせるほど、予備校カリスマ講師の本は面白くて、分かりやすいモノでした。

しかしながら、よく読んでみると、ある法則に気づきました。



◎カリスマ講師でさえ陥りやすい罠


カリスマ講師にも、それぞれの教科のなかに専門分野があります。例えば、日本史の講師だと専門は古代の律令制で、現在もその研究を続けている、というようなことは珍しくありません。

そして意外なことに、著者が一番詳しいはずの専門分野だけは、他の分野に比べると少しだけ読みにくくて分かりにくいのです。

他の分野では、無駄な情報は一切省いてあり、どんな用語も分かりすく簡潔に解説しているのに、専門分野になると、細かい情報が多く、かつ読み手にとって当たり前ではないような用語が解説もなしに使われていたりします。

著者自身が、徹底的に研究をした(している)からなのかもしれませんが、専門家にとっては重要ながらも受験生には無駄な情報を省ききれないわりに、著者には当たり前すぎるものの受験生には馴染みの薄い用語の解説がおろそかになっているような印象を受けます。

実際、歴史の専門家による歴史の講義よりも、数学の専門家による歴史の講義の方が、受験生には分かりやすかった、なんて話も聞いたことがあります。

自分自身がなんでも簡単に一発で分かってしまう人は、分からない人の思考過程が理解できないので、他人に分かりやすく教えるのが苦手である、というような法則とちょっと似ているような気がしました。



◎普通の人目線を忘れずにいたい


当たり前のことですが、自分が興味を持っていたり、自分が当たり前に知っていることでも、他の多くの普通の人にとっては必ずしもそうではないのです。

もちろん、専門家でありながら、普通の人にも分かりやすい説明をしてくれる人もいますが、なにかについて専門的で詳しい人ほど陥りやすい罠かもしれないな、とふと思いました。


私は「お金」や「投資」の専門家ではありませんし、知識が多いわけでもありませんが、「投資」による資産形成を実践し、普通の人よりも「お金」についてゴチャゴチャ考える時間を多くとってきたであろうマニアックな人間なので、普通の人にとってワケの分からない文章ばかりを垂れ流し続けないよう気をつけたいものです。

あれ、、今回の記事が既にワケの分からない文章になっていますね。スンマセンです。。


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プロフィール

虫とり小僧

Author:虫とり小僧


Twitter:@mushitori
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子供の頃は、一日に800匹以上のバッタを捕まえるような虫とり少年でした。また、歩行中にはすべての家の「ピンポン」を必ず押すようないたずら小僧でもありました。今はただのザコです。

※好きなものは、歴史・格闘技(実践も観戦も)・筋トレ・秘湯めぐりなど



自分の全資産を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、世界中の株式や債券なども保有しています。

約17年前から、なるべく手間とコストをかけずに実践している投資方法を、いつか我が子に伝えるかもしれないので、そのための備忘録を書いておくことにしました。

投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが…



※当ブログのエッセンスをまとめた記事はこちら

我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと


※主なメディア掲載・出演履歴
投資信託完全ガイド:2021-22年版
日経新聞広告:2021年2月12日
東証マネ部!:2020年8月
JBpress:2020年7月7日
ダイヤモンドZAi:2020年5月号
Yen SPA!:2020年夏号
トウシル(楽天証券):2020年4月
日経ヴェリタス:2019年9月15日
FOUND:2019年8月
週刊エコノミスト:2019年4月23日号
金融庁コラム:2018-19年
ITmedia:2018年1月29日
モノクロ ザ・マネー:2018年12月号
トウシル(楽天証券):2018年10月
ほったらかし投資完全ガイド:2018年1月
日経電子版:2017年12月25日
ニューヨークタイムズ:2017年7月11日
REUTERS・ロイター:2017年7月7日
東証マネ部!・R25:2017年3月
Yen SPA!:2016年冬号
BIG tomorrow:2016年1月号
ザイ・オンライン:2015年9月18日
日経ヴェリタス:2015年7月26日
某大手テレビ局:2014年夏?
日経マネー:2013年10月号
日経新聞:2013年7月3日
NHK特報首都圏:2011年3月

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金融のプロが実はやっている 最もシンプルで賢い投資の結論

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