2014
Jan
02
シンプルな軸を持ちたい…2014年のはじめに思うこと
あけましておめでとうございます。
今年の目標というほど堅苦しく身構えたものではありませんが、年初ということで、いま考えていることをひとつ。
それは、キチンと「シンプルな軸(根)」を持ちたいなぁ、ってことです。
今年の目標というほど堅苦しく身構えたものではありませんが、年初ということで、いま考えていることをひとつ。
それは、キチンと「シンプルな軸(根)」を持ちたいなぁ、ってことです。
これまでにも、ブログやコラムなどで他人様の文章をよく読んでいましたが、昨年からは自分でもブログを書きはじめたせいか、これまで以上に執筆者の文章の特徴や傾向に注意が向くようになりました。
長期間に渡ってブログ更新を継続し、かつ読者を惹きつけてファンを増やし続けているような人の文章を読んでいると、定期的に同じような話がでてきます。
読み慣れてくると、「またこの話か」と思ったり、「きっと結論は、こういうことを書くんだろうな」と先が分かったりしてきます。
それは当然でしょう。 一人の人間が言いたいことや考えていること、その中でも特に大切にしているようなことはそんなにたくさんはないはずです。
むしろ、毎日アウトプットを続けられるような優れた人間が大切にしていること、すなわち「軸」のようなものはシンプルであることが多いのだと思います。
シンプルな軸を持っているからこそ、毎日のブログ更新を何年間も継続できるのかもしれません。
それに、読み手が毎日でも読みたいと思えるような文章を書く人は、同じような内容でも(切り口が多様で)飽きさせません。
むしろ、軸や主張をコロコロと変える人の文章の方が飽きやすいものです。軸のぶれている人の文章は、一時的に注目を集めることはできても、安定的なファンは多くないように思えます。
たくさんの軸を持っている人が、読み手を惹きつけるというよりも、シンプルながらもしっかりした軸を持っている人こそ、軸の応用が多様性に富んでいて読み手を惹きつけるような気がしています。
しっかりした根も張らずに、実や花や枝ばっかりつけても幹が折れちゃうぞ!
と、いうことなのかもしれません。
このことは文章を書くということに限らず、多くのことに共通しているのではないでしょうか。
投資による資産形成についても同じでしょう。
昨年は投資をしている人の多くが、かなりの利益を上げることのできた年でした。私も客観的に見直してみると、自分でもビックリするくらいの利益がでています。
しかしながら、資産形成のゴールはまだまだ先であり、昨年大きく上がったように、今後また大きく下がる年だってあるはずです。
多少気持ちよくなるくらいならいいでしょうが、調子に乗って過剰なリスクをとったり、投資スタンスを変えるようなことはしないよう気をつけたいものです。
例外的な天才を除く多くの普通の人は、風見鶏的な投資判断でコロコロと投資スタンスを変えても、ロクなことにはならない可能性が高いと思います。
私はマイペースでいつもどおり、なるべく手間とコストをかけずにコツコツと投資を続けていくつもりです。
ブログに関しても、私はそんなに高い目標を持って文章を書いているわけではなく、自分のために備忘録を書き残しているだけです。
毎日のブログ更新を心がけているわけでもなければ、ファンを増やそうなんてことも考えてはいません。ただ、マイペースでやっているだけです。
それでも、年のはじめくらいは「かくの如くありたい」という理想を妄想したりはします。
ってことで、自分にとっての本当に最適でシンプルな軸を心の片隅で模索して、遠からぬうちに定着させ、ぶらさないようにしたいと思っています。
※「軸をぶらさない」というのは、「誤りに気づいても、それを認めて訂正しない」ということとは違います。念のため。

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