いつか子供に伝えたいお金の話

インデックス投資(投資信託を使った国際分散投資)による資産運用・各種保険・クレジットカード・節約など「お金」に関することを書き綴るブログ

『年収400万円の私にできる投資の正解を教えてください!』(たぱぞう著)を読みました

一緒にイベントに登壇したり、金融庁に出入りしたり、飲んでバカ話をしたり……たぱぞうさんと友達になって、もう6~7年くらいでしょうか。

彼の著書の感想を書くのもこれで5冊目です。




今回の本は、これまでの著書の中で最も教科書的というか、未経験者や初心者に正しいことをやさしく教えるように作られていると感じました。

たぱぞうさんは米国株ブロガー・ユーチューバーとしての牽引者なので、当然、全世界分散よりも米国株推しなのですが、そこの最終的な結論というか細かい投資方法の部分を除くと、ほぼほぼ王道のインデックス投資啓発本でした。

エッジは弱まった分、多くの人にオススメしやすい一冊に仕上がっていると思います。



◎米国集中と世界分散の違い


インデックス投資であれば、米国集中も世界分散も大差はありません。

アメリカ株式インデックスを構成する企業の多くは収益の機会を世界中に持っていますし、世界分散をしても6割以上は米国企業になります。

それでも私は世界分散派、もっと言えば株式以外のアセットクラスにも分散しておくほうが心が落ち着くタイプです。ただ、両者の違いは、十割そばと二八そば程度のものだと思います。

いや、そんなヌルい比喩ではいけませんね。

米国株集中と世界分散の違いを、ChatGPTに昆虫採集ブログ認定される立場として説明しようとするなら、

・虫好きである
→この時点で投資をしていない他の多くの人とは一線を画している

・カブトムシやクワガタムシなどの甲虫類が好き
→数多ある投資スタイルの中でも、国内の個別株式投資ではなく、投資信託を利用した投資スタイルを選択

・カブトムシよりもクワガタムシが好き
→積み立てを利用したほったらかし国際分散インデックス投資をメインにしている

・でもノコギリクワガタとヒラタクワガタの、どっちのほうがカッコいいかのところがお互い譲れない
→米国株集中と世界分散の違い

ってな感じでしょうか。
普通の人から見れば、ほとんど同じですよね。

分かり易く説明しようとして、より分かりにくくなってしまいました。失礼しました。

今回のたぱぞうさんの本も、投資をしたほうがいいと思われる理由や利益が期待できる理屈、投資を続けるための心構えや要点解説などの外堀アプローチは王道インデックス投資家のそれとほぼ同じというか、少しずつ、そこに寄ってきている印象です。



◎新著の概要


おっと、肝心の新著の内容について書くのを忘れていました。

私の受けた印象や概要をざっと抽出すると以下のような感じです。

・主に未経験者向けの本だよ
・インフレは舐めたらアカンぜよ
・プラスサムの投資もあるでよ
・経験者のインタビューも入れたよ
・日本株はダメだよ
・米国株は最強だよ

・特定口座の源泉徴収ありとかなしとか、一般口座とかそういうややこしい話も丁寧に教えるよ
・主なネット証券の特徴、どのクレジットカードを使うとポイントが貯まるのかまで網羅するよ

・イデコとニーサについても、もちろん教えるよ
・来年から始まる新しいNISAも詳しく解説するよ
・投資信託の仕組みとか選び方も教えるよ
・家計管理とかお金の貯め方も教えるよ
・リスクとかリバランスとかの難しい話も教えるよ
・投資を続けるための心構えも伝えるよ
・ドルコスト平均法の解説だってしちゃうもん

・高配当戦略は甘くないで
・fxはおやめなさい
・不動産投資も甘くはないよ
・持ち家と賃貸の話もしちゃうよ
・保険についても語るよ
・子供の教育資金や親の介護のお金の話にも触れるぜよ
・FIREについても語っちゃうよ


・・ざっくりと上記のようなことが書いてあったと理解しています。

借金や大金が必要だったり初心者が火傷しそうな投資を紹介することはなく、誰にでも安心して実践可能な投資スタンスや心構えが、最新情報とたぱぞうさん直近の考えを反映しつつ、論理的に書かれています。

読みやすく、かつ大切なポイントはしっかり押さえているので、未経験者や初心者にオススメできると思いました。

たぱさん、おつです。

《参考記事》
米国株オンリーか、もっと幅広いアセット分散か
それでも私が米国株のみでなく世界分散をする理由



にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ
↑記事を気に入っていただけたら、ランキングに1票をお願いします。

関連記事

プロフィール

虫とり小僧

Author:虫とり小僧


Twitter:@mushitori
Facebook:Facebookページ

子供の頃は、一日に800匹以上のバッタを捕まえるような虫とり少年でした。また、歩行中にはすべての家の「ピンポン」を必ず押すようないたずら小僧でもありました。今はただのザコです。

※好きなものは、歴史・格闘技(実践も観戦も)・筋トレ・秘湯めぐりなど



自分の全資産を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、世界中の株式や債券なども保有しています。

約19年前から、なるべく手間とコストをかけずに実践している投資方法を、いつか我が子に伝えるかもしれないので、そのための備忘録を書いておくことにしました。

投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが…



※当ブログのエッセンスをまとめた記事はこちら

我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと


※主なメディア掲載・出演履歴
BSテレ東マネーの学び:2022年10月13日
投資信託完全ガイド:2021-22年版
日経新聞広告:2021年2月12日
東証マネ部!:2020年8月
JBpress:2020年7月7日
ダイヤモンドZAi:2020年5月号
Yen SPA!:2020年夏号
トウシル(楽天証券):2020年4月
日経ヴェリタス:2019年9月15日
FOUND:2019年8月
週刊エコノミスト:2019年4月23日号
金融庁コラム:2018-19年
ITmedia:2018年1月29日
モノクロ ザ・マネー:2018年12月号
トウシル(楽天証券):2018年10月
ほったらかし投資完全ガイド:2018年1月
日経電子版:2017年12月25日
ニューヨークタイムズ:2017年7月11日
REUTERS・ロイター:2017年7月7日
東証マネ部!・R25:2017年3月
Yen SPA!:2016年冬号
BIG tomorrow:2016年1月号
ザイ・オンライン:2015年9月18日
日経ヴェリタス:2015年7月26日
某大手テレビ局:2014年夏?
日経マネー:2013年10月号
日経新聞:2013年7月3日
NHK特報首都圏:2011年3月

このエントリーをはてなブックマークに追加

読みやすくてオススメの本

金融のプロが実はやっている 最もシンプルで賢い投資の結論
投資理論の基礎から実践まで学べる最高の教科書。→参考記事


改訂版 一番やさしい!一番くわしい!はじめての「投資信託」入門
投資信託とは何なのかをやさしく解説してくれる本。→参考記事


改訂版 お金は寝かせて増やしなさい
投資を始める前の自分に1冊だけ読ますならコレ。→参考記事


半値になっても儲かる「つみたて投資」
積立投資そのものを分析・解説している興味深い本。→参考記事


生命保険の罠
生命保険の販売現場のウラ話が満載の強烈な一冊。→参考記事

オススメのネット証券

楽天証券
管理人は個人型確定拠出年金(イデコ)でもここを利用。投信積立や残高で楽天ポイントがザクザク。キャッシュバックたっぷりの口座開設キャンペーンも多し。→参考記事

SBI証券
管理人もメインで利用中の最大手。低コストの商品が豊富で、月々100円からの積み立て投資に対応。投信保有ポイントサービスも高還元。個人型確定拠出年金(イデコ)も充実!

月別アーカイブ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:


お返事できない場合もあります。また(ドコモ・auなどの)キャリアメールだと返信が届かないことがあります(参考解説記事)。

メッセージ内容はブログ記事に取り上げさせていただく場合があることもご了承ください。

注意事項等

当ブログでは個人的見解を述べているだけなので、他人の判断について責任は負えません。投資などを行う際は、あくまでも各自の責任においてお願いいたします。

リンクや引用なら問題ありませんが、無断転載はご遠慮ください。私は著作権を放棄しておりません。



アクセスカウンター

にほんブログ村 投資ブログ 資産運用(投資)へ