2022
Nov
19
金融資産残高が増えて変わったこと(お金はあの世には持っていけない)
私が積み立て方式で世界中の株式や債券に投資するのを始めて約18年が経ちました(※参考:インデックス投資とは)。
当然のことかもしれませんが、それを始めた20代の頃と比べると、金融資産もずいぶんと増えています。
で、それが増えたことによって何か変わったことがあるのか、という話です。
当然のことかもしれませんが、それを始めた20代の頃と比べると、金融資産もずいぶんと増えています。
で、それが増えたことによって何か変わったことがあるのか、という話です。
◎特に変化なし
普通に生活しているうえでは、変わったことはほぼ何もありません。
そういえば、いわゆる「社会人」として働き始めた当初、私は職を失っても数年は食っていけるレベルの金融資産額を作ることを目指しました。
そこに到達するまでは、どえらい大金のように感じられましたが、いざそこを超えてしまうと、なんてことはない通過点でした。
ほんのわずかに心の余裕が持てるようになった気もしますが、普段の生活は何も変わりませんでした(参考:1000万アクセス、1000万パワー、1000万円)。
◎振り返ってみても、これからも
その後も、少しずつ金融資産は増えていき、現在は保有しているリスク資産の一日の値動きが、サラリーマンとして得ている本業の月収以上になるような日もあります(本業の月収はたいしたことありませんが)。
ただ、それでも日々の生活や気持ちに変化は訪れません。値動きにも慣れてしまっています。相変わらず、基本的にはセコい消費生活を続けています。
・・で、次のステップとしては、もう働かずとも食っていける、という状態でしょうか。
さすがにそれはまだ遠いところにありますが、いざそこに到達しても、ひょっとしたら何も変わらないかもしれません。
《参考記事》
・なぜ投資(資産運用)をするのか
・セミリタイヤとかしてみたいけど…
◎人生は有限
でも、それでも、敢えて変わったところにフォーカスして探してみると……。
いざとなったら仕事を辞めても当分は何とかなる、と思えることで心に多少の余裕は生まれた気がします(参考記事:金融資産残高の積み上がりによる精神安定効果)。
また、たまには無駄遣いというか、欲しいものを買って満足感を得ることもしておかないと、限りある人生がもったいないと感じる機会が増えてきた、というのもあります。
「イザというときのため」「将来のため」ばかりを優先して、「今」をあんまり窮屈にしてしまうのもつまらないよなぁ、と思うことが明らかに若い頃よりも増えたような気がするということです。
ただ、それは、もしかしたら金融資産が増加したことよりも、加齢の影響のほうが大きいかもしれません。歳を重ねたことにより人生の有限性をリアルに感じるようになり、今を楽しむことの大切さにも目が向くようになったのかも。
成長していく我が子と衰えていく自分を目の当たりにしたり、身近な人間の突然の死を目の当たりする機会があったことなども、私の潜在意識に影響を与えている可能性もあります(参考:知人の急逝に思うこと…家族に伝えておきたいメッセージ)。
お金は、あの世には持っていけません。
現実的な家計の範囲の話ではありますが、どうせなら、なるべくこの世に残されるであろう人間の記憶に残るようなお金の使い方をしたいと思いますし、自分だってなるべく楽しく気持ちよく過ごしたい。
だからこそやたら贅沢をするというのではなく、「今」と「将来」のバランスを考え、メリハリをつけたお金の使い方をしていきたいものです。
・・ということで、買おうどうか迷っていたお気に入りのウィスキーの気になる高級品をポチっとな。
【参考記事:ポイント大幅還元キャンペーンは、普段使っているものだけを買うならお得だけど、そうでなければただのカモ……でもね】

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