2022
Sep
10
パックン登場!『投資信託完全ガイド』(2022-23年版)に掲載されました
ここ数年、毎年夏に改定される晋遊舎のムック本に、しぶとく私のコメントが掲載されていました。
2022年8月29日に発売された『投資信託完全ガイド2022-2023 (100%ムックシリーズ 完全ガイドシリーズ361)』です。

この本は、投資信託そのものの解説と、普通の人にもできる投資の啓発書といった趣のガイドブックで、国際分散積立インデックス投資を勧める内容になっています(私も17年以上実践しているものです)。
丸一冊、投資信託を通じた投資について書かれていて、けっこう多くの書店に置いてあります。
《参考記事》
・インデックス投資とは
・投資信託とは
2022年8月29日に発売された『投資信託完全ガイド2022-2023 (100%ムックシリーズ 完全ガイドシリーズ361)』です。

この本は、投資信託そのものの解説と、普通の人にもできる投資の啓発書といった趣のガイドブックで、国際分散積立インデックス投資を勧める内容になっています(私も17年以上実践しているものです)。
丸一冊、投資信託を通じた投資について書かれていて、けっこう多くの書店に置いてあります。
《参考記事》
・インデックス投資とは
・投資信託とは
◎冒頭からパックン登場
今回はパックンことパトリック・ハーランさんが、米国株を中心とするインデックス投資について語る(教える)特集からスタートします。
実はパックンとは仕事で何度か関わったことがあるのですが、頭のキレは抜群だし、バイタリティに溢れた人物です。
ハーバード大学出身で超絶優秀な彼のような人物でさえ、淡々とインデックス投資を続けている事実が何を物語っているのか、そのことをよく考えたいものです。
パックンが25~26年前からインデックス投資家であることは、老舗インデックス投資ブロガーたちの間ではけっこう知られた話ですが、まだ意外と知らいない方も多い印象です。そういえば厚切りジェイソンもインデックス投資家ですよね。
10年前のつぶやき
↓
「僕はドットコムバブルのときも、リーマン・ショックのときも投資を続けました。結果的に投資をスタートしてから16年間の平均リターンは年6~7%になってます。相場下落のたびに投資を中断していたら、間違いなくこうはなっていません」パトリック・ハーラン氏(パックン) #iiv
— 虫とり小僧 (@mushitori) October 22, 2012
◎毎月分配型・ファンドラップ・ターゲットイヤー型などを切る
このムック本には金融機関の広告がないので、どこにも媚びていない一冊と言えるでしょう。
これまでのようにESG投資やら先端技術テーマ型ファンドやら中国株やらといったものを取り上げたりはせず、むしろ「地雷投信に気をつけろ!!」という特集で、毎月分配型・通貨選択型・テーマ型・ファンドラップ・定期預金セット型・ターゲットイヤー型などをバッサリと切っています。
こういう記事を掲載できるのが、金融広告を載せない本の強みですな。
全体的にはこれまでどおり、長期・分散・積立・低コスト・リバランスなど、投資信託を使って投資するうえで大切なポイントを網羅し、iDeCo※やNISA※など税制優遇制度の解説にも力を入れつつ、庶民向けの資産形成方法が紹介されています。
《※参考記事》
・確定拠出年金ってなによ?
・つみたてNISAってなんだ?
◎私はいつもの感じで
さて、そんで、私もいつものごとくインデックスファンドのランキング特集でいくつかの商品にコメントする形で登場しています。
基本的な掲載内容は、晋遊舎のこれまでの類書とほぼ同じですが、インデックスファンドには値下げ競争や新商品の設定などもあるので、ランキング結果はもう「最新」ではないかもしれません。
ただ、こういうランキングは、だいたいのところを抑えておけばOKだと思います。必ずしも一位のものを追い続ける必要はありません。「上位陣」なら充分。

※晋遊舎の本に登場するときは、このイメージ画像で固定されたようです。似てはいませんが、まあまあ気に入っています。
・・世には様々な投資情報が溢れていますが、庶民が投資による資産形成を成功させるために大切なことは、ある程度まともな商品を、そこそこ低コストで保有し、ストレスなく積み立てを継続することだと思うので、こういうムック本を読むときも、あんまり細かいところばかりに注目せず、本質部分を見失わずにいたいものです。
《参考記事》
・アセットアロケーションの比率に悩んで眠れません
・インデックス投資を成功させるための3つのポイント
※前述しましたが、今回のムック本もこれまでに出版された同社の類似本の改訂版です。

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