2022
Jun
11
インデックス投資の結果なんて「なるようにしかならない」
私は日常生活でも仕事でも人間関係でも、ついつい「しょうもない」ことばかりを気にして、それをなんとかしようともがき、よく眠れなくなったり気疲れしやすいタイプなのです、実は。
もちろん、そのお陰で(トレードオフで)、先回りして問題に対応できたり、トラブルを回避できたり、相手の立場に立って思考することで気づくことがあったりもする(と自分では思っている)のですが、無用なストレスや心配事をため込んで、精神的に落ち着かない時間を過ごすことが多くなりがちです。
そんな私を見て、妻はたまに「なるようになるから大丈夫だよ」とか「どうせ、なるようにしかならないよ」と声をかけてくれます。そういう言葉をかけてもらえると、「たしかにそうだよな……」と少しだけ気持ちがラクになったりします。
もちろん、そのお陰で(トレードオフで)、先回りして問題に対応できたり、トラブルを回避できたり、相手の立場に立って思考することで気づくことがあったりもする(と自分では思っている)のですが、無用なストレスや心配事をため込んで、精神的に落ち着かない時間を過ごすことが多くなりがちです。
そんな私を見て、妻はたまに「なるようになるから大丈夫だよ」とか「どうせ、なるようにしかならないよ」と声をかけてくれます。そういう言葉をかけてもらえると、「たしかにそうだよな……」と少しだけ気持ちがラクになったりします。
◎心配事の100%は無駄
以前にも引用したことがありますが、『働かないってワクワクしない』という本の中に、
心配事の40%は、決して起こらない出来事に関するもの。
心配事の30%は、もう起こってしまった出来事に関するもの。
心配事の22%は、つまらない出来事に関するもの。
心配事の4%は、私たちが変えられない出来事に関するもの。
心配事の4%は、私たちが働きかけられる現実の出来事に関するもの。
このデータは、心配事に費やしているエネルギーの96%は、私たちがコントロールできないことに使われていることを示す。つまり、心配事の96%は時間の無駄ということだ。(中略)残りの4%は私たちがコントロールできることだが、コントロールできることを心配する必要はない。すなわち、私たちの心配事の100%は無駄なのだ
と書いてありました。
当たらずといえども遠からず、のような気がします。
◎インデックス投資はなるようにしかならない
まあ、日常生活における心配事や問題解決についてはアプローチ可能なケースもけっこうあるでしょうが、こと投資、特に国際分散インデックス投資のようなスタンスの場合、コントロール可能なことは非常に少ない。
商品選びや投資額などによって、コストとある程度のリスクはコントロールできても、最も肝心なリターンについては個人の努力ではほぼどうにもなりません。
もちろん、時間をかけて努力することで、リターン向上が見込める投資スタイルもあるでしょう。
ただし、私は人生の貴重な時間をそこに費やすことをヨシとはしていないので、投資に関してはパッシブで「なるようにしかならない」国際分散インデックス投資を選択しています(参考:インデックス投資とは)。
そのお陰で、投資から受けるストレスはなく、そこに時間を取られることもありません。
それでいて、17年以上に渡る「なるようにしかならない投資」の成果は現時点で、年率平均7%くらいのリターンで回っています。充分すぎるでしょ。
【参考記事:できれば投資なんかに時間をかけたくない】
◎投資マインドを少しだけ日常に
投資においてはそれを続けているうちに「なるようにしかならない」ことを受け入れ、自然体でそれを継続できるようになりました。
なので、日常生活でもある程度投資のマインドを活かしたい……そんなことを最近(色々疲れることがあったので)ふと考えました。
キャラクターや性格は基本的に変えようがないからこそ、たまには自分に何かを言い聞かせてもいいですよね。
物事の考え方や人生訓などを投資に活かすべし!というような記事はよく見るのですが、その逆はあまり見ないので、何となく書いてみました。
【参考記事:インデックス投資を成功させるための3つのポイント】

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