2022
May
07
FIREのガイド本に少しだけ掲載されて思ったこと
最近よく聞く「FIRE(ファイヤー)」とは、「火」とか「クビ」とかそういう意味ではありません。
「Financial Independence, Retire Early」の、それぞれの単語の頭文字を取ったもので、「経済的自立をして、早期リタイアする」という意味の言葉。もっと簡単に言うと「金貯めて仕事辞める」ということです。
アメリカで生まれて流行っている考え方だそうですが、最近では日本でもそれを目標にする若者(や中年?)が増えているようです。
んで、そのFIREのガイド本が出版され、それに少し登場したので備忘録的に記事にしておきます。
「Financial Independence, Retire Early」の、それぞれの単語の頭文字を取ったもので、「経済的自立をして、早期リタイアする」という意味の言葉。もっと簡単に言うと「金貯めて仕事辞める」ということです。
アメリカで生まれて流行っている考え方だそうですが、最近では日本でもそれを目標にする若者(や中年?)が増えているようです。
んで、そのFIREのガイド本が出版され、それに少し登場したので備忘録的に記事にしておきます。
◎FIREを3つに定義分け
FIREのガイド本とは、4月26日発売の『FIRE完全ガイド (100%ムックシリーズ349) 』という晋遊舎のムック本のことです。
今回のガイド本では、FIREを以下の3つに分けていました。
プチFIRE:標準的な定年より5年早くリタイヤする
サイドFIRE:運用益と時短労働や好きな仕事の収入で生活する
フルFIRE:仕事を完全にリタイヤし運用益の範囲で生活する
それぞれのケースの目標額を掲載し、公的年金や退職金・社会の風潮などを考えると、日本ではサイドFIREを目指すのが正解としています。
3つのFIREについて、いくらあれば実行できるのか、運用資産はどう取り崩せばいいのかなどがけっこう詳しくまとめてありました。
求める生活水準は人ぞれぞれなので、一概には言えない問題だと思いますが、目安にはなると思います。
◎インデックス投資をベースに色々な情報が
表紙に「3000万円でFIRE資金が完成」というような表記があったので、ちょっと危うい気もしたのですが、公的年金の重要性などにも触れていますし、どちらかというと真面目な内容の本でした。金融機関の広告などは入っていないので、どこかに媚びるような内容でもありません。
Financial Independence つまり経済的自立については、光熱費・通信費・保険料・車代などの節約なども掲載されていました。ただやはり、ベースとなるのは国際分散インデックス投資で、それが資産を増やす方法のメインとして紹介されています(参考:インデックス投資とは)。
私が登場するのは、インデックスファンドのランキング特集で、いくつかの商品にコメントしています。
せどりやらブログやらYou Tubeなどが副業として紹介されていました。が、正直、そういうのは誰にでも上手くやれるものではないですし、コスパを考えるとお勧めできない場合のほうが圧倒的に多いと思います。
また、ふるさと納税の活用も紹介されていたものの、リタイヤしたら、ふるさと納税のメリットは薄いと思います。
◎リアルにFIREをイメージするのは難しいけど
FIREの実践者も登場します。中には仮想通貨90%という資産配分のツワモノもいました。
インデックス投資以外だと、高配当日本株や米国株が紹介されており、米国株投資については、その実践方法まで解説してありました。不動産投資の入門手引情報にもページが割かれています。
正直なところ(残念ながら)、私には好きな仕事なんてもの自体が思いつかないので、サイドFIREをイメージするのも難しいのですが、選択肢の一つとしてそれがある状態を目指すのはアリかなとも思います。
・・はて、好きな仕事を見つけるのと、たくさんのお金を作るのは、どっちのほうが難しいのでしょうか。
《参考記事》
・セミリタイヤとかしてみたいけど…
・インデックス投資でアーリーリタイヤは無理?

↑記事を気に入っていただけたら、ランキングに1票(クリック)をお願いします。