2021
Jul
03
自分にアーリーリタイヤ適性はあるのか?…『経済的自由をこの手に! 米国株で始める 100万円からのセミリタイア投資術』(たぱぞう著)を読みました
米国株式投資界隈・セミリタイヤ界隈のトップランナーのひとり、友人のたぱぞうさんが、またまた本を出版しました。

基本的には米国株投資の本なのですが、他の投資法や資産管理法人設立の話などにもページが割いてあり、また投資によって「セミリタイヤ」を実現するための方策や考え方などにも力点が置かれています。
お金を作って経済的自由を達成し、早めに仕事を辞めるという「FIRE(ファイア)※」なる言葉が流行っている昨今の時流に乗った一冊と言えるでしょう(※Financial Independence, Retire Earlyの頭文字をとってFIRE)。
今回も新著をプレゼントしてもらえたので(たぱさん、あざっす!)、読んでみて思ったことをつらつらと。

基本的には米国株投資の本なのですが、他の投資法や資産管理法人設立の話などにもページが割いてあり、また投資によって「セミリタイヤ」を実現するための方策や考え方などにも力点が置かれています。
お金を作って経済的自由を達成し、早めに仕事を辞めるという「FIRE(ファイア)※」なる言葉が流行っている昨今の時流に乗った一冊と言えるでしょう(※Financial Independence, Retire Earlyの頭文字をとってFIRE)。
今回も新著をプレゼントしてもらえたので(たぱさん、あざっす!)、読んでみて思ったことをつらつらと。
◎本書の概要
資産運用をしつつ、ほどほどに仕事もするセミリタイヤのススメの本でした。完全リタイヤではなく「セミリタイヤ」です。
お金を増やすだけなく、支出のコントロールやローコストな生活などによって、それを実現する方法が書いてあるのですが、価値観というか各人の「幸せの幅」によって様々なパターンやカタチが考えられると思いました。
これまでアーリーリタイヤなどについて考えを巡らせたことなんてない、というような人にとっては「目から鱗」系かもしれません。
たぱぞうさんの専門分野である米国株集中投資の合理性とその根拠を力説しているのはもちろん、今回は不動産投資や太陽光発電などについてもけっこう詳しく書いてありました。
ご自身がセミリタイヤ直後に感じていた不安なども赤裸々に書いてあり、(私はちょうどその時期に金融庁のイベントなどで、たぱぞうさんとご一緒する機会も多かったので)なるほどそんな心境を吐露していたっけなぁ、などと懐かしく思いながら読むことができました。
まあ、私にはたぱぞうさんのような「胆力」や「行動力」や「マメさ」はありません。借金をして不動産や太陽光発電に投資したり、資産管理法人を設立するような勇気もないので、常識を疑って一歩踏み出すことができる人は本当にスゲえ!と改めて思いました。
たぱぞうさんの投資規模は5億5千万円!って書いてありましたよ、この本に。ハンパねえ!!
Amazonの内容紹介文も貼り付けておきます。
ーー以下、Amazonよりーー
丁寧な投資アドバイスで大人気の米国株ブロガー・たぱぞう。40代で1億円以上の資産を築き、2019年春に「セミリタイア」という生き方を選んだ彼が、どういう投資を行って夢の「セミリタイア生活」をかなえたか、自身の経験や知識を公開し、誰にも役立つ資産運用術を懇切丁寧にガイドします。
若者もシニアも、まとまった資産がない人でも大丈夫。時間と仕事から解放されて充実した人生を送るためのノウハウは読んでおけば役立つこと間違いなし。
いま注目の米国株個別株やETF、投資信託の銘柄ガイドや、安定運用にお奨めの不動産投資、太陽光発電投資の極意、さらに資産管理法人を設立してトクするためのハウツーも満載です。
ーー以上、Amazonよりーー
◎投資で人生の選択肢を増やす
投資は人生の選択肢を増やすものだとたぱぞうさんは言います。私も同感です。
成功者による「自分にはそれしかなかったからこそ、人生が切り開けた」的な話も嫌いではないのですが、やはり、人生においてはコントロールできる部分が多いほうがいい。そして、そのためには、お金はないよりもあったほうがいいと思っています。
個人的な考えとしては、できれば我が子には、ある程度の選択肢を持ちうる道を示してあげたいです。もちろん、本人がどうするのかは、本人の自由ですが(※参考記事:我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと)。
・・主に米国株投資について書かれた、たぱぞうさんのこれまでの著書の感想文記事も以下にリンクを張っておきます。
・それでも私が米国株のみでなく世界分散をする理由…『40代で資産1億円! 寝ながら稼げるグータラ投資術~初心者でもできる、はじめての「米国株」投資』(たぱぞう著)を読みました
・米国株投資家なんて10年前はいなかった…『お金が増える 米国株超楽ちん投資術』(たぱぞう著)を読んだ感想・レビュー
◎自分にアーリーリタイヤ適性はあるのか
色々とイメージトレーニングをしたり、既にリタイヤやセミリタイヤをした先輩たちを見ていて思うのは、アーリーリタイヤしたあとの生活に満足できるかどうかには「向き」「不向き」がありそうだということです。
所属組織がなく、固定給もなく、定職なしという身分を受け入れて、その状況下においても己を律し、かつ引け目を感じることなく満足感を得られる生活ができるのか。
適性バッチリの人もいれば、そうではない人もいるようです。
自分がどっちなのかは正直よく分かないものの、私もセミリタイヤについて考えないわけではありません。「いつかは俺も……」というような憧れみたいなものもあります。
ただまあ、それも、ある程度の「お金」を作ってからの話ですけどね。。とりえあえず、小市民たる私は、日々の労働を頑張る日常が続きます。
・・そうえいば、「リタイヤ」や「セミリタイヤ」について、私は2013年の段階で以下のような記事を書いていました。
今でも基本的な考えは同じです。
↓
【参考記事:セミリタイヤとかしてみたいけど…】

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