2021
May
28
今の株価は高いのか、それとも…
最近はメディアや雑誌等でも「株」に関する話題を目にする機会が増えてきたからなのか、リスク資産への投資に縁のなかった知人からも、
投資を始めようと思うけど、今の株価ってどうなの?
日米ともに現在の株価は明らかに高いよね?
もう少し株価が下がったら投資を始めようと思ってるんだけどどうだろ?
というような話題で話しかけられたり、相場観を訊ねられたり、その類の相談メールがブログに届いたりしています(参考:職場の同僚から投資や保険に関する質問を受けることが増えてきた)。
投資を始めようと思うけど、今の株価ってどうなの?
日米ともに現在の株価は明らかに高いよね?
もう少し株価が下がったら投資を始めようと思ってるんだけどどうだろ?
というような話題で話しかけられたり、相場観を訊ねられたり、その類の相談メールがブログに届いたりしています(参考:職場の同僚から投資や保険に関する質問を受けることが増えてきた)。
◎私はザコ
現在の株価水準が高いのか低いのか(割高なのか割安なのか)は私には分かりません。
株価とは企業が将来に渡って生み出す利益を現在の価値に割り引いたもので云々かんぬん……という話くらいは大体分かります。
が、実体価値やら外的要因も加味した将来の成長予測、さらには現在の価格に織り込まれている「期待の割合」などは、ザコなパンピーである私にはさっぱり分からないのです。
感覚的に現在の株価水準をどう思うのかと問われれば、そりゃあ、なんとなく高いような気はしますよ、なんとなく(参考:バブルの見極め方と対策)。
ただし、その考えや感覚を投資判断に反映させることはしないようにしています。
◎私は只者
私は自分を只者だと認識しているので、たとえ確信めいたものがあったとしても、常にその可能性は50%くらいだと思うようにしているということです(参考:暴落を待って投資する?)。
極端な話、庶民が投資に関して下手な自信を持っても、ろくなことにはならない(8割方、火傷のもとにしかならない)とさえ思っています(天才や強運の持ち主は別ですよ)。
また、他にもやるべきこと(やりたいこと)がたくさんあるので、投資判断なんぞには時間や頭を使いたくないというのもあります(参考:できれば投資なんかに時間をかけたくない)
以前にも書きましたが、米国は強いと思うけど、それだけに集中投資するほどには、自分の考えもアメリカ株のことも信用していないのと同じような話でしょうか(参考:それでも私が米国株のみでなく世界分散をする理由)
◎相場予測が無理な人は積み立て投資
そこで、ザコい私には積み立て投資。
積み立てであれば、今の株価が高いか安いかは将来のパフォーマンスにさほど大きな影響を与えません。
重要なのは長期的な楽観と、積立期間中の値動き過程です(参考:『半値になっても儲かる「つみたて投資」』(星野泰平著)を再読しました)。
そもそも、積み立て投資は、短~中期的な相場予測は不可能だという前提でやるものだと私は考えています(予想できるなら、タイミングを計って投資すればいい)。
投資対象の価格は、高いかもしれないし、安いかもしれない。上がるかもしれないし、下がるかもしれない。要するに分からない。だからこそ少しずつ積み立てながら、上げ相場を逃さず、下げ相場では仕込めるという寸法です。
今は割高なのか、割安なのか、始めるタイミングはいつがいいのか……、そういうことに悩まなくていいところが積み立て投資のメリットのひとつでしょう。
【関連記事:次の暴落はいつ?そのときどうする?? - ザコにもできる予防策】

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