2021
Apr
24
このまま預金に寝かせておいてもいいのか
「生活防衛資金以外のお金は全部投資に回そうと思っています」
「つみたてNISAを始めてみたけど、毎月の投資額をもっと増やすつもりです。どう思いますか?」
最近のマーケット環境を反映しているか、上記のようなメッセージが(ブログのメールフォームに)届くことが増えてきました。
いや、最近というよりもここ7~8年の世界の主要な株価指数などを見ても、リスク資産を持っていればどんどん利益が膨らんでいき、現預金に寝かせておくのは機会損失になってしまうような状況が続いています。
私もリスク資産と無リスク資産を1対1で持っておくというようなビビりな配分でなく、リスク資産100%とかにしておけば、相当大きな含み益が得られていたことでしょう(参考:無リスク資産の必要額)。
「つみたてNISAを始めてみたけど、毎月の投資額をもっと増やすつもりです。どう思いますか?」
最近のマーケット環境を反映しているか、上記のようなメッセージが(ブログのメールフォームに)届くことが増えてきました。
いや、最近というよりもここ7~8年の世界の主要な株価指数などを見ても、リスク資産を持っていればどんどん利益が膨らんでいき、現預金に寝かせておくのは機会損失になってしまうような状況が続いています。
私もリスク資産と無リスク資産を1対1で持っておくというようなビビりな配分でなく、リスク資産100%とかにしておけば、相当大きな含み益が得られていたことでしょう(参考:無リスク資産の必要額)。
理屈としては、投資に回しても大丈夫なお金は、すべて全世界株式インデックスのような「まともなリスク資産」にして持っておくのが、長い目で見て効率が良いはずです。
でも、それも絶対ではありません。
上手くいかない可能性もあるわけです。
また、投資を続ける過程で訪れるであろう暴落や下落相場に精神的に耐えられるかどうかも「効率」とは別問題だったりします。
結局は試行錯誤しながら、あくまでも自己責任において、各自の心地よいリスクバランスを把握していくしかないのでしょう。
ちなみに私の場合は、リスク資産と無リスク資産のバランスを1対1くらいにしておくが分かりやすいし、ラクチンだし、精神的に落ち着くことが分かっています(参考:資産配分の決め方シリーズまとめ)
ある日突然暴落がやってきても金銭的・精神的に大丈夫か。
ある日突然暴騰がやってきても悔しい思いをしないのか。
その両方に対応できる資産配分は、人それぞれです。多くはないと思いますが、リスク資産100%が最適解に近い人だっているかも。
【参考記事:明日、ブラックマンデー級の暴落が起こっても大丈夫?】
まあ、投資による資産形成を成功させるには、あまり欲張らず「ほどほどでいいや」というような割り切りみたいなものも重要だと私は考えています。
理論と感情の狭間にある各自の最適解を見つけたいものですね。
【参考記事:インデックス投資に留まることの難しさ】

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