2021
Mar
10
失敗しても仕方がないと思える投資スタンスに出会えた幸運
先日、私は当ブログのある記事に「長年続けてきたことにより、国際分散積み立てインデックス投資を続けることに不安はなくなった」というようなことを書きました。
その影響なのかは分かりませんが、その後、「インデックス投資なら本当に損はしないのですか?」とか「何年以上続ければ損をしなくなりますか?」といったような質問メッセージが届きました。
ふむふむ。
もう少し補足説明が必要かもしれませんね。
私の言う「インデックス投資を続けることに不安はない」というのは、「損をすることはない」とか「必ず儲かる」という意味ではありません(※参考:インデックス投資とは)。
その影響なのかは分かりませんが、その後、「インデックス投資なら本当に損はしないのですか?」とか「何年以上続ければ損をしなくなりますか?」といったような質問メッセージが届きました。
ふむふむ。
もう少し補足説明が必要かもしれませんね。
私の言う「インデックス投資を続けることに不安はない」というのは、「損をすることはない」とか「必ず儲かる」という意味ではありません(※参考:インデックス投資とは)。
◎絶対は絶対にない
リスク資産への投資をするからには、絶対に儲かるとか、絶対に損をしないということはあり得ません。
もちろん、長く続ければ儲かる可能性が高いだろうと(自分では)思っているからこそ、私は現在のような投資スタンスを採用していますが、絶対に儲かる保証はどこにもないのです。
【参考記事:投資って必ず儲かるとはかぎらない】
◎絶対はないからこそ
「インデックス投資を続けることに不安はない」というのは、「未来のことは分からないけど、いま自分が投資についてやるべきことは、これでいい」と思っているということです。
自分にできること、使う時間、コスト、リスク、期待リターン、過去のデータ、未来への見通し……そういったものを総合的に考慮して、このやり方でなら上手くいかなくても諦めがつく、と思っているのです。
たかだか投資ごときにちょっと大袈裟な気もしますが、これに限らず、多くのことにおいて「納得してやりたいようにやったのだから、たとえ失敗しても後悔はない」という状態になれば、心理的には非常にラクになります。「こいつになら裏切られてもかまわない」という境地になれたときとかも。
ちょっと哲学的な話になりかけていますが(いや、べつになりかけてもいないか、笑)、仕事やスポーツなどにおける勝負事でも上手くいかなかったとき(負けたとき)を想定して、それでも自分なりに納得感が得られそうな方法を事前に選び、あとはミスを恐れずに思い切りやると意外に上手くいったりします(頂点を目指すような勝負の場合は、そんなヌルイのではダメかもしれませんが)。
【関連記事:最悪の状況をどこまで想定するのか】
◎納得感のあるスタンスが見つかった人は幸せ
「このやり方でなら失敗しても仕方がない」と思える投資スタンスは人それぞれでしょうし、そんなものはない人もいるでしょうが、それを見つけることができた私はラッキーだと思っています。
ストレスフリーで投資を継続できていますから。
ただし、他者と比べるのをやめたり、バカにされてもスルーしたり、大儲けすることは放棄して過剰な期待は持たない必要とかはありますけどね。
【参考記事:インデックス投資に留まることの難しさ】

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