2021
Feb
27
子供にスマホを持たせる際のルールを作ってみた
昨年のことです。息子が「クラスの半分以上はスマートフォンを持っているから自分も欲しい」と申し出てきました。ごく簡単な機能しか搭載されていないキッズケータイはもうイヤなようです。
私が小学生の頃、親に「クラスのみんながファミコンを持っているから自分も欲しい」とねだったときは、実際には「みんな」ではなかったので、息子のいう「クラスメイトの半分以上」も真偽は怪しい気がしました。
しかしながら、これからの時代を生きるにはスマートホンはもちろん、諸々のIT機器やネットを使いこなせないと困ることになるのは間違いないので、親の言うことを素直に聞く今のうちに、その使い方・便利さ・怖さ等を教えておくのもアリだろうと判断しました。
しっかりとルールを作って、様子を見ながら教育していこう、と。
んで、せっかく色々考えたし、下の子供が適齢期になった際にもルールを再利用するかもしれないので、備忘録としてこのブログにもその概要を記録しておくことにしました。
私が小学生の頃、親に「クラスのみんながファミコンを持っているから自分も欲しい」とねだったときは、実際には「みんな」ではなかったので、息子のいう「クラスメイトの半分以上」も真偽は怪しい気がしました。
しかしながら、これからの時代を生きるにはスマートホンはもちろん、諸々のIT機器やネットを使いこなせないと困ることになるのは間違いないので、親の言うことを素直に聞く今のうちに、その使い方・便利さ・怖さ等を教えておくのもアリだろうと判断しました。
しっかりとルールを作って、様子を見ながら教育していこう、と。
んで、せっかく色々考えたし、下の子供が適齢期になった際にもルールを再利用するかもしれないので、備忘録としてこのブログにもその概要を記録しておくことにしました。
◎ルールの方向性
さて、ルールを作るからにはできるだけシンプルにしたいものです。
ルールが細かすぎたり多すぎると覚えられなくなるし、守っているかどうかさえ分からなくなります。また、あまり厳しすぎても、こっそりルールを破る(工夫をする)ようになるかもしれません。
安全に健全に使わせるためのルール設定は必須ですが、あれもダメこれもダメということに重きを置くよりも、ルールの主目的は「スマホやネットを使いこなすことでよりよく生きる」という方向性にしたいと考えました。
必ずしもスマホ=インターネットではありませんが、分からないことはまず自分でインターネット検索してみるのも大切だと思うので、スマホを使って早いうちにそういうクセを身に付けさせたいとも考えました。もちろん、ネットの情報がすべてではないし、間違っているケースも少なくないことを同時に教えていく必要がありますが。
◎虫とり家子供スマホ利用ルール概要
で、とりあえず以下のようなルールを設定してみました。
◎スマホは効率的に使いこなせ
・これに囚われたり振りまわされたりするな
→スマホを使うことで新たな時間を生み出したり、自分の価値を高めたりしろ
◎スマホの所有権は親
・いつでも閲覧に応じること
・トラブルの予感がしたら必ず報告(怒らないから)
・新たな(効率的な)利用方法を発見したら教えてね
◎禁止事項
・20時~6時の寝室持ち込み
・他のやるべきことがおろそかになるほどの長時間使用
・自他ともに個人が特定できる投稿、人前で言えない・見せられないような投稿
→ネットに掲載したものは世界中から閲覧可能となり2度と消せない
◎許可制
・課金
・パスワード等の変更
・面識のない人間とのやりとり
・アプリやファイルのダウンロード、リンクURLのクリック
※このルールは適宜見直し可能
※息子の年齢は公開していませんが、スマホのオンラインマニュアルを読ませれば(読めない漢字もあるでしょうが)大体のことは理解できる程度の発達段階になっており、子供の頃の私とは違って遵法意識が高く比較的慎重な性格に見えるので、上記のようなルールにしました。このあたりは、各子供・各親・各家庭によって状況や判断は異なるでしょう。下の子供のときは、色々変えるかもしれません。
◎管理アプリについて
当初、利用状況をコントロールするような管理アプリを使うことは考えていなかったものの、息子のグーグルアカウント作成の際、生年月日を入力したら、ファミリーリンクというグーグルの親子管理アプリの利用が必須でした(我が家はコスト面を考えて、アンドロイド利用)。
ファミリーリンクによって、スマホの使用時間はもちろん、アプリの利用状況や位置情報を把握するといったことが簡単にできると分かったため、ルールを守っているかどうかはほぼ分かります。
また、必要に応じて、使用時間を制限したり、アプリのダウンロードを承認制にしたりすることができるので、それらを使うこともできます。が、いずれは自分で善悪や損得などを考え、欲望を律してコントロールできるようになってもらわないと困るので、ルールで縛る範囲は広くしすぎず、少しずつ緩めていくようにしたいと考えています(あくまでも本人の様子を見つつですが)。
◎補足等
この先はもう、ほぼほぼ自分用のメモ書きみたいなものになります。。
とにかくスマホに振り回されずに使いこなして欲しいというのがルールの主旨です。これは、Twitter等のSNS利用に時間を取られ、大切な時間を浪費してきた我が身を省みてのこと。
ただ、なんでもかんでも禁止にするのも現実的ではないと考え、娯楽のために利用することは禁止しませんでした。例えば、時間を決めてゲームをすることでリラックスして気分転換ができ、その他のことが効率的にできるようならOKということです。
また、いつまでも親のほうが詳しくて、スマホを使いこなし続けられるとも限らないため、面白い使い方を見つけたら俺にも教えろ的なルールも入れてあります。
「所有権」というちょっと難しい言葉を使ったのは、最近息子が『デスノート』や『こども六法』を読んでいたからです。
SNS利用や課金についても許可制にして、それを利用することで自分を高められそうだと思ったら、遠慮なく相談するよう伝えたりもしました。
・・で、実際に持たせるにあたり、グーグルアカウントの設定やその概念や仕組み、妥当なパスワード設定方法、AndroidとiOSの違い、RAMとROMの違いなど、正直、自分でもよく分かっていないことを教えることになり、何度も「もう自分で適当に使って覚えろ!」と匙を投げそうになりつつ、なんとか初期講習を終えました。
◎子供は親の言うことはきかない、親の真似をする
私も子供にスマホを使わせることに関してはド素人なので、今回設定したルールが妥当なのものなのかは分かりません。厳しすぎるかもしれないし、甘すぎるのかもしれない。
もし諸先輩方からご意見・アドバイスをいただけたら、しっかり聞く耳を持とうと思っています。
ただまぁ、「子供は親の言うことはきかない、親の真似をする」なんて言葉もありますし、実際どうなるかはさっぱり分かりませぬ。
ちなみに、今回息子にスマホを持たせる際、乗り換えやら学割・家族割やらを駆使することで、家計に占める通信費(スマホ代)はかなり低下しました。今後も定期的に乗り換えする手間さえ惜しまなければ、かなり安く抑えられ続けそうです。
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