いつか子供に伝えたいお金の話

インデックス投資(投資信託を使った国際分散投資)による資産運用・各種保険・クレジットカード・節約など「お金」に関することを書き綴るブログ

『2040年の未来予測』(成毛眞著)を読むと、最新テクノロジーをドヤ顔で他人に説明したくなり、インデックス投資もしたくなる

いやぁ、すごい本でした。
元日本マイクロソフト社長のチョイ悪風オヤジの書いた本です。

空飛ぶ車、手のひらがクレジットカード情報、ナビ機能の付いたコンタクトレンズ、昆虫食や培養肉の並ぶ食卓……本当にそんなものが当たり前になるのだろうか、と思うような話のオンパレードながら、20年後にはそうなっている可能性を客観的な根拠を添えて書き綴ってある一冊。




読み終えると、小売店の無人化やドローン配達くらいなら、ごく近い未来の既定路線にしか思えなくなってしまいます。

毎日の生活や今後の意思決定、子供の教育を行ううえでも非常に参考になるトピックが盛りだくさんだったし、なんと著者はインデックス投資を推奨していたので、書評を書かずにはいられませんでした。



◎気になる話題がたっぷり


著者の成毛眞氏は常に鋭すぎる情報発信をしています。頭がキレすぎてぶっとんでる感じで、なんだか不思議な中毒性があり、私は彼のSNSのチェックがやめられません。

そして、今回の本は特に勉強になりそうだったので、ついポチってしまいました。

そういう分野に精通している人にとっては、さほど驚くような内容ではないのかもれません。が、5Gと6Gの違いもよく分かっていない私のようなパンピーにとっては、この本に書かれていることは驚きであり、テクノロジーの進歩に伴ってほぼ確実に訪れるであろう未来をイメージする貴重な機会となりました。

未来予測だけでなく、実際に活用され始めている最新情報も盛りだくさん。例えば、中国の監視カメラによる信号無視防止だとか、個人の信用レベルを点数化して政府も把握している実態などを知ると、今後の新興国の未来に様々な可能性を感じ、想像や妄想が広がります。

他にも、ガンはもうすぐ治る病気になる、原発に変わるエネルギー開発、南海トラフ地震が起こる確率、高齢化の行方、日本の都市部の不動産価格は上昇する、マンションの価値は下がる…などなど、気になる話題で埋め尽くされています。



◎インデックス投資を推奨!


経済や社会保障などのお金の話にも、そこそこページが割いてありました。いわゆる「老後2000万円問題」にも言及しています(当ブログ参考記事:老後資金2000万円不足問題について)。

驚いたのは、著者が「民間の保険には入らないほうがいい」とか「資産形成したいならインデックスファンド」などと主張していたことです。

(私が気づいていないだけだとは思いますが)これまでに成毛氏からそのような話を聞いたことはなかったし、今回はべつに「そういうつもり」でこの本を手に取ったわけではなかったので、想定外にビックリしました。

成毛氏は、「老後2000万円問題」は預貯金以外の金融サービスを使って個人で老後資金をつくりなさいという金融庁のメッセージだ、と言います。

そして、GAFA等の話に触れつつも、「一企業のテクノロジーなどの可能性で株価を占うのはあまりにリスクが高い」「資産形成をしたい多くの人には株式のインデックスファンド一択だ」と断言しています。

最新のテクノロジーを熟知しているイケイケの人から、このような言葉が出てくるのは驚きであると同時に、なんだか安心させてもらえました。

一体我々は未来に対してどういう準備をすればいいんだろう、という疑問に対する答えの一部が、普段このブログに書いているようなことなんですから。

《当ブログ内参考記事》
インデックス投資とは
民間の保険はどの程度必要なのか




◎読んで良かった本オブザイヤー最有力候補!


当然、本書内には、いくらなんでもそれはないだろ!と思える記述もあるのですが、ビジネス誌の特集でよくある「なくなる仕事・なくならない仕事」みたいものよりは、はるかにリアリティやヒントが散りばめられているように感じました。

これは必読書でっせ。

投資をするにしても、仕事のやり方を考えるにしても、過去数年ばかりを見ていないで、たまに数十年後を見通して考えてみないとなぁ、と思いました。

読み終えたあと、少しだけ未来が怖くなったりもしましたが、投資スタンスは今のままでいいや、と思えたのは救いです。

【参考:なぜ私はインデックス投資を選んだのか



Amazonの内容紹介は以下のとおり。

20年後、あなたは何歳だろうか?

ひとつ確実なことがある。それは、人間が必ず歳をとることだ。

iPhoneが発売されたのは、たった13年前だった。現在、スマートフォンがない世界なんて考えられない。そして、これまでの10年より、これからの10年の方が世界は大きく、早く変わるだろう。

テクノロジーだけでなく、ほかのことも、気づいたときには手遅れになっているのが人間の性である。地震や災害も、リスクをわかっていながらも被災するまで手を打つ人は少ないし、明らかに社会制度は破綻しつつある。人口は増えず、老人ばかりの国になるし、環境問題も悪くなる一方だ。

これまでと同じように暮らしていたら、今の年齢によっては取り返しのつかない可能性もある。

この本は、あらゆるデータから導き出されるありのままの未来を書いた。「今日」にはこれから起こることの萌芽がある。現在を見つめれば、未来の形をつかむことは誰にでもできる。

本書は、ただ知識を得るためだけの本ではない。読んだ後、俯瞰的に未来を考えられる力がきっとついているだろう。



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プロフィール

虫とり小僧

Author:虫とり小僧


Twitter:@mushitori
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子供の頃は、一日に800匹以上のバッタを捕まえるような虫とり少年でした。また、歩行中にはすべての家の「ピンポン」を必ず押すようないたずら小僧でもありました。今はただのザコです。

※好きなものは、歴史・格闘技(実践も観戦も)・筋トレ・秘湯めぐりなど



自分の全資産を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、世界中の株式や債券なども保有しています。

約17年前から、なるべく手間とコストをかけずに実践している投資方法を、いつか我が子に伝えるかもしれないので、そのための備忘録を書いておくことにしました。

投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが…



※当ブログのエッセンスをまとめた記事はこちら

我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと


※主なメディア掲載・出演履歴
投資信託完全ガイド:2021-22年版
日経新聞広告:2021年2月12日
東証マネ部!:2020年8月
JBpress:2020年7月7日
ダイヤモンドZAi:2020年5月号
Yen SPA!:2020年夏号
トウシル(楽天証券):2020年4月
日経ヴェリタス:2019年9月15日
FOUND:2019年8月
週刊エコノミスト:2019年4月23日号
金融庁コラム:2018-19年
ITmedia:2018年1月29日
モノクロ ザ・マネー:2018年12月号
トウシル(楽天証券):2018年10月
ほったらかし投資完全ガイド:2018年1月
日経電子版:2017年12月25日
ニューヨークタイムズ:2017年7月11日
REUTERS・ロイター:2017年7月7日
東証マネ部!・R25:2017年3月
Yen SPA!:2016年冬号
BIG tomorrow:2016年1月号
ザイ・オンライン:2015年9月18日
日経ヴェリタス:2015年7月26日
某大手テレビ局:2014年夏?
日経マネー:2013年10月号
日経新聞:2013年7月3日
NHK特報首都圏:2011年3月

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読みやすくてオススメの本

金融のプロが実はやっている 最もシンプルで賢い投資の結論

投資理論の基礎から実践まで学べる最高の教科書。→参考記事


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投資信託とは何なのかをやさしく解説してくれる本。→参考記事


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投資を始める前の自分に1冊だけ読ますならコレ。→参考記事


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