いつか子供に伝えたいお金の話

インデックス投資(投資信託を使った国際分散投資)による資産運用・各種保険・クレジットカード・節約など「お金」に関することを書き綴るブログ

『英語力・知識ゼロから始める!【エル式】 米国株投資で1億円』(エル著)を読んだ感想・レビュー

もう十年以上の付き合いになる友人ブロガーのエルさんが、ダイヤモンド社から本を出版しました。




んで、その著書をいただきました。

「エル」と聞くと、最近息子が読んでいたので私も夢中になって再読した『DEATH NOTE(デスノート)』の登場人物が思い浮かんでしまうのですが、由来はそれではないそうです(答えはこの著書の中に)。

本書は、タイトルを見れば分かるように今ホットな米国株、しかも個別株式への投資啓発本です。



◎【エル式】 米国株投資で1億円の概要


STEP1(第一章)から、米国株投資がいかに優れていて、いかに日本株投資がダメかを様々な角度から客観的データを見せつけつつ、これでもかと抉ってきます。

日本株式への投資がメインの人が読むと過呼吸になるかもしれません。

そして、米国株の買い方や選び方の話へと展開。実際にエルさんが投資している個別の米国株式のうち「最強の10銘柄」を解説つきで紹介しています(最後にはエルさんがファンドのごとく保有する全銘柄も公開)。

ご本人の早期リタイヤの話にも、けっこうページが割いてありました。



◎実は元金融機関の人が書いた本


内容はあくまでもエルさん個人の経験に基づいたものですが、長いこと大手の金融機関に勤めていたからなのか、データの使い方、説明の仕方はプロのように上手です(図表は少なめ)。

米国の個別株を取引したいと思っている人にはとても参考になるでしょう。

ただ、ド素人にオススメするにはちょっとハードルが高いかも。例えば、「ETFとは、S&P500やニューヨーク・ダウといった株価指数などに連動するように運用されているもので、株式と同じように自由に売り買いできる」と聞いても、それが何を意味するのか理解できる程度の金融リテラシーは必要な気がします。

また、読んでいると、資産形成の選択肢はアメリカと日本の個別株式投資しかないような錯覚に陥ります。まあ、米国株投資の本なのでそれでもいいと思いますが。

既に日本国内の個別株式売買の経験があって、海外にも目を向けたいというような人に向いた本なのかも、と思いました。



◎読み応えあり


正直なところ、この本で紹介されている投資スタンスは、私の採用しているそれとは異なる部分も多いのですが、非常に読み応えがあり、勉強にもなったので、読んでよかったと思っています(エルさん、あざっす!)。

読んでいる途中、なんだか私も無性に米国の個別株式を買いたくなってきました。が、冷静に自分の能力や人生の時間配分の優先順位を考えて、思いとどまりました。

私は、投資にはなるべく時間をかけず、ベストは追い求めないスタンスなので。

【参考記事:インデックス投資に留まることの難しさ



◎Amazonの商品説明


Amazonの商品説明が充実していたので、その一部を以下に抜粋しておきます。

◎米国株「最強の10銘柄」でFIREを狙え!

じつは日本株より手堅い「米国株」
40歳から10年後、早期リタイアを実現!

◎6つのポイントを守れば米国株投資は怖くない!
1 自分がよく知っている製品・サービスを扱っている
2 ポピュラーな企業で情報が入手しやすい
3 高い収益性・競争力がある
4 成長性が高い
5 10年以上にわたり、増配した実績がある
6 営業キャッシュフロー・マージンが20%以上ある

経済的に自立して早期リタイアを果たす「FIRE」を目指し、株式投資を始める個人投資家が増えている。

その多くの投資対象は日本株だが、じつは米国株こそFIREへの近道だ。某金融機関に勤めていた著者は、40歳で早期リタイアを考え始め、2020年に資産1億円達成を計画。見事、計画を達成し、51歳で早期リタイアを実現した。

その大きな原動力となった米国株の投資術を全公開!


◎今さら聞けない米国株投資の超基本も全部わかる!
Q 米国株はどこで買えますか?
Q いくらから米国株投資は始められますか?
Q 米国株は上級者向けで、初心者向きではなくないですか?
Q 英語がまったくダメですが、米国株投資はできますか?
Q 日本とアメリカの時差は米国株投資の障害になりませんか?
Q 円高・円安による為替リスクが心配ですが大丈夫でしょうか?
Q 米国株で儲けた利益には税金がかかりますか?




最後に私の米国株式投資への見解を……。

【参考記事:米国株に否定的?



にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ
↑記事を気に入っていただけたら、ランキングに1票(クリック)をお願いします。

関連記事

プロフィール

虫とり小僧

Author:虫とり小僧


Twitter:@mushitori
Facebook:Facebookページ

子供の頃は、一日に800匹以上のバッタを捕まえるような虫とり少年でした。また、歩行中にはすべての家の「ピンポン」を必ず押すようないたずら小僧でもありました。今はただのザコです。

※好きなものは、歴史・格闘技(実践も観戦も)・筋トレ・秘湯めぐりなど



自分の全資産を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、世界中の株式や債券なども保有しています。

約17年前から、なるべく手間とコストをかけずに実践している投資方法を、いつか我が子に伝えるかもしれないので、そのための備忘録を書いておくことにしました。

投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが…



※当ブログのエッセンスをまとめた記事はこちら

我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと


※主なメディア掲載・出演履歴
投資信託完全ガイド:2021-22年版
日経新聞広告:2021年2月12日
東証マネ部!:2020年8月
JBpress:2020年7月7日
ダイヤモンドZAi:2020年5月号
Yen SPA!:2020年夏号
トウシル(楽天証券):2020年4月
日経ヴェリタス:2019年9月15日
FOUND:2019年8月
週刊エコノミスト:2019年4月23日号
金融庁コラム:2018-19年
ITmedia:2018年1月29日
モノクロ ザ・マネー:2018年12月号
トウシル(楽天証券):2018年10月
ほったらかし投資完全ガイド:2018年1月
日経電子版:2017年12月25日
ニューヨークタイムズ:2017年7月11日
REUTERS・ロイター:2017年7月7日
東証マネ部!・R25:2017年3月
Yen SPA!:2016年冬号
BIG tomorrow:2016年1月号
ザイ・オンライン:2015年9月18日
日経ヴェリタス:2015年7月26日
某大手テレビ局:2014年夏?
日経マネー:2013年10月号
日経新聞:2013年7月3日
NHK特報首都圏:2011年3月

このエントリーをはてなブックマークに追加

読みやすくてオススメの本

金融のプロが実はやっている 最もシンプルで賢い投資の結論

投資理論の基礎から実践まで学べる最高の教科書。→参考記事


改訂版 一番やさしい!一番くわしい!はじめての「投資信託」入門

投資信託とは何なのかをやさしく解説してくれる本。→参考記事


お金は寝かせて増やしなさい

投資を始める前の自分に1冊だけ読ますならコレ。→参考記事


半値になっても儲かる「つみたて投資」

積立投資そのものを分析・解説している興味深い本。→参考記事


生命保険の罠

生命保険の販売現場のウラ話が満載の強烈な一冊。→参考記事

オススメのネット証券

楽天証券
管理人は個人型確定拠出年金(イデコ)でもここを利用。投信積立や残高で楽天ポイントがザクザク。キャッシュバックたっぷりの口座開設キャンペーンも多し。→参考記事

SBI証券
管理人もメインで利用中の最大手。低コストの商品が豊富で、月々100円からの積み立て投資に対応。投信保有ポイントサービスも高還元。個人型確定拠出年金(イデコ)も充実!

セゾン投信
リスク資産を1本の投資信託で管理したい人にオススメ。「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は、月々5000円から投資でき、30カ国以上の株式と10カ国以上の債券に分散投資して、世界経済の成長を享受できる。→参考記事

月別アーカイブ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:


お返事できない場合もあります。また(ドコモ・auなどの)キャリアメールだと返信が届かないことがあります(参考解説記事)。

メッセージ内容はブログ記事に取り上げさせていただく場合があることもご了承ください。

注意事項等

当ブログでは個人的見解を述べているだけなので、他人の判断について責任は負えません。投資などを行う際は、あくまでも各自の責任においてお願いいたします。

リンクや引用なら問題ありませんが、無断転載はご遠慮ください。私は著作権を放棄しておりません。



アクセスカウンター

にほんブログ村 投資ブログ 資産運用(投資)へ