2021
Jan
09
昨年(2020年)、当ブログ経由で買われた本ベスト10
昨年(2020年)、当ブログ経由で買われた書籍(電子書籍を含む)のベストテンに一言解説をつけて、ランキング形式でまとめておきます。
基本的には「良い」と思った本しかブログでは取り上げないのですが、その中でもやはり上位ベスト10に入るような本は特にオススメの良い本ばかりです。
なんと昨年は、それまで5年連続で第1位だったあの本がついに首位から陥落し、一昨年とその前年はベスト10ランク外だったあの本が6年ぶりにトップへ返り咲くことになりました。
・・ただ、当ブログの元々の傾向なのか、それとも最近はあまり書評記事を書いていないことも影響しているせいか、ベスト10はだいたい「いつもどおり」のラインナップになっています。
基本的には「良い」と思った本しかブログでは取り上げないのですが、その中でもやはり上位ベスト10に入るような本は特にオススメの良い本ばかりです。
なんと昨年は、それまで5年連続で第1位だったあの本がついに首位から陥落し、一昨年とその前年はベスト10ランク外だったあの本が6年ぶりにトップへ返り咲くことになりました。
・・ただ、当ブログの元々の傾向なのか、それとも最近はあまり書評記事を書いていないことも影響しているせいか、ベスト10はだいたい「いつもどおり」のラインナップになっています。
第1位
北村慶著『貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント』
→おそらくこの記事の影響でランク外から一気に6年ぶりの首位に返り咲いたものと思われます。記事公開までは数十円だった中古本が一時的にずいぶんと値上がりしていました。絶版の本って、需給で大きく価格変動するんですね(参考:私が最も影響を受けた投資本)。
(関連記事→『貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント』(北村慶著)を再読しました)
第2位
田村正之著『老後貧乏にならないためのお金の法則』
→資産運用から、住宅・保険・年金・相続・贈与までのすべてを網羅したマネー本です。5年連続第1位の座からついに陥落したものの、分かりやすくて内容も濃いのでイチオシ継続中。
(関連記事→『老後貧乏にならないためのお金の法則』(田村正之著)を読みました…「老後破産」しないための必読書!)
第3位
水木楊著『人生後半戦のポートフォリオ「時間貧乏」からの脱出』
→投資の本ではありませんが、仕事と時間とお金、そして人生について考えるうえで、とても参考になる本です。読むと早期リタイヤ願望が高まってしまう危険な一冊で、毎年必ずベスト10に入ります。しかも年々ランキングが上がっているという……。早期リタイヤとか興味ある人多いんだろうな。
(関連記事→なぜ投資をするのか ・ 仕事を失うリタイヤ世代)
第4位
水瀬ケンイチ著『お金は寝かせて増やしなさい』
→個人投資家兼投資ブロガーによる実体験と根拠を伴った「投資を続けるための」正しい情報が詰まった一冊。発売した年にはAmazonの年間上位ランクにも入り、なんと10万部を突破した大ヒット作です。
(関連記事→運用金額も公開!『お金は寝かせて増やしなさい』(水瀬ケンイチ著)を読んだ感想・レビュー…インデックス投資の分かりやすい教科書だな、これは)
第5位
はちどう著『世界一やさしい米国株の教科書1年生』
→友人の人気米国株ブロガーはちどうさん渾身の著書。株価はどう決まるのか、どこでどうやって買うのか、というレベルのところから丁寧に教えてくれます。下手な専門家の投資啓蒙本よりもよほど分かりやすい。
(関連記事→『世界一やさしい 米国株の教科書 1年生』(はちどう著)を読みました)
第6位
田村正之著『人生100年時代の年金戦略』
→一昨年は「老後2000万円不足問題」が騒がれた影響でこの本が第2位に躍り出ました。あの時期は著者の田村さんもテレビのワイドショーとかに出ていましたね。実際、めっちゃいい本です。未読の方は必読でっせ!
(関連記事→全世代必読!『人生100年時代の年金戦略』(田村正之著)を読んだ感想・レビュー)
第7位
星野泰平著『半値になっても儲かる「つみたて投資」』
→積立投資そのものを分析・解説しているマニアックな本です。投資を始めようと思っていたり、すでに投資をしているけどリスク資産価格の値動きが気になって仕方ない、というような人にオススメ。
(関連記事→『半値になっても儲かる「つみたて投資」』(星野泰平著)を再読しました)
第8位
深田晶恵著『サラリーマンのための「手取り」が増えるワザ65』
→普通の生活者が気を配るべきお金の話のサイトマップのような一冊。節税によって「手取り」を増やす方法が網羅されています。多くの場合、未経験者や初心者には投資本よりも先にこういう本をオススメしたい。
(関連記事→『サラリーマンのための「手取り」が増えるワザ65 給料、年金、退職金、副業、パート収入、病気、出産で使える!』(深田晶恵著)を読んだ感想・レビュー
第9位
後田亨著『生命保険は「入るほど損」?!』
→普通の人には分かりづらい「保険の損得」をウラ側からエグる一冊。何も考えずに生命保険や医療保険に加入している人や、まだ未加入の人は必読です(紹介記事はこちら)。
(関連記事→民間の保険はどの程度必要なのか、5つのポイントで検証(生命保険・医療保険・学資保険・火災保険など))
第10位
垣根涼介著『君たちに明日はない』
→投資本ではなく小説です。毎年しぶとくランキング入り。リストラ請負会社の主人公が、様々な企業で「クビ切り面接官」として活躍します。知らない業界事情を覗けて勉強になるし、恋愛描写とかもけっこうエロくて刺激的。
(関連記事→リストラ請負人が活躍する『君たちに明日はない』(垣根涼介著)シリーズは、仕事と働き方、そして生き方をじっくり考えさせられる名作)
以上であります。

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