2020
Dec
26
コロナショックとコロナバブル?…2020年末のアセットアロケーションとポートフォリオ(と今年下半期の投資と考察)
本当はまだあと1週間ほどありますが、年末は色々とやることもあるので、ここらで自分のアセットアロケーションやポートフォリオなどを確認しておくことにしました。
自分の投資スタイルは、基本的には「ほったらかし」です。んでも、ブログのネタとして半年に一度は考察みたいなものを書く機会を設けるようにしています。そうしないと、資産状況のチェックすらしなくなって、万が一不正出金とかがあっても気づけなくなってしまいそうなので。
今年は、コロナショックだとかコロナバブルだなんて言葉飛び交う、マーケット的にはちょっと刺激的な一年だったように思います。
※私の場合、「アセットアロケーション」には、生活防衛資金などの無リスク資産※1は含んでいません。そして「ポートフォリオ」とは、積立中の金融商品名とその配分を表す言葉として使っています。また、このブログ内で使う「リスク資産」や「無リスク資産」などの言葉についても、自分なりに定義(使い方を整理)してあります。このあたりの「言葉づかい」は各投資家やブロガーによって微妙に異なる場合があるので、他人の公開情報を見るときは多少の注意が必要だと思います。
(参考記事:リスク資産と無リスク資産の色分け)
自分の投資スタイルは、基本的には「ほったらかし」です。んでも、ブログのネタとして半年に一度は考察みたいなものを書く機会を設けるようにしています。そうしないと、資産状況のチェックすらしなくなって、万が一不正出金とかがあっても気づけなくなってしまいそうなので。
今年は、コロナショックだとかコロナバブルだなんて言葉飛び交う、マーケット的にはちょっと刺激的な一年だったように思います。
※私の場合、「アセットアロケーション」には、生活防衛資金などの無リスク資産※1は含んでいません。そして「ポートフォリオ」とは、積立中の金融商品名とその配分を表す言葉として使っています。また、このブログ内で使う「リスク資産」や「無リスク資産」などの言葉についても、自分なりに定義(使い方を整理)してあります。このあたりの「言葉づかい」は各投資家やブロガーによって微妙に異なる場合があるので、他人の公開情報を見るときは多少の注意が必要だと思います。
(参考記事:リスク資産と無リスク資産の色分け)
◎アセットアロケーションとポートフォリオの確認
◇2020年12月末のアセットアロケーション(リスク資産配分)
・国内株式:10%
・先進国株式:20%
・新興国株式:20%
・国内債券:10%
・先進国債券:10%
・新興国債券:10%
・国内リート:10%
・海外リート:10%
◇2020年12月末のポートフォリオ(積立金融商品)
・eMAXIS slimバランス(8資産均等型):80%
・eMAXIS slim先進国株式インデックス:10%
・eMAXIS slim新興国株式インデックス:10%
※上記すべてSBI証券
※先進国株式と新興国株式については、上記の比率を維持できるよう調整しながら、同種のファンド(たわらノーロード 先進国株式とインデックスファンド海外新興国(エマージング)株式)を楽天証券
※参考記事:私がeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)を積み立てている理由
このアセットアロケーションには、思想的・戦略的に深い意義があるワケではなく、特別な愛着があるワケでもありませんが、変更するほどの理由もないので、惰性でそのままになっています。
なぜこのような資産配分になっているのかについては、以前にクドクドと記事にしたことがあるので、ご興味のある方は次のリンク先をご参照ください。
→理想のリスク資産管理条件
→リスク資産管理の優先順位変化
→私のアセットアロケーション(リスク資産管理方法)
※上記の3記事は、続きモノです。
今よりも楽チンに低コストで分散投資できる商品や環境が整えば、ポートフォリオを(場合によってはアセットアロケーションも)変更するかもしれません。…が、どんな配分が将来好成績を残すのかは分からないので、自分なりの最大公約数で、のんびりやっていくつもりです(資産配分の効率そのものよりも、手間をかけずシンプルに管理することを優先するスタンス)。
こんなにチンタラと約16年間も投資を続けていて、年率平均7%ちょいのリターンで回っています。リーマンショックやコロナショックをモロに食らっていても、の結果なので個人的には充分に満足しています。むしろこれ以上を何を望むのか!?ってなカンジです。
◎2020年下半期の投資行動や考察
今年は、前半にコロナショックと呼ばれるようなマーケットの暴落があったのに、後半には一部でコロナバブルなんて呼ばれるようなリスク資産価格上昇があったりもしました。
ただまあ、値動き過程を見ずに年始と年末のリスク資産価格だけを見たら、少し上がっているくらいで、あまり変わっていないとも言えます※。
でも、今年2月の終わりくらいに突如マーケットを襲った「コロナショック」時のリバランス≒追加投資と、「コロナバブル」を受けて年末の定期リバランス≒リスク資産部分売却をマイルールどおり機械的に行ったことによって利益の底上げができたので、気分は悪くありません。
もちろん、今後のマーケットがどうなるかは分からないので、その投資行動が正解だったのかは分かりませんが、引き続きあまり欲張らず、ベストを追い求めたりもせず、ほどほどでOKという心構えでいこうと思っています。
※Twitterでご質問をいただいたので追記
年初と年末であまり変わっていないと書いたのは投資している投資信託の基準価額等のことで、自分の保有しているリスク資産の利益自体は年初に比べて15%ほど増えています。これは2~3月のコロナショック時にリバランスと称して行った追加投資の影響でしょう。
《参考記事》
・暴落を目の当たりにしたらどうするか(追加投資のルールなど)
・上げ相場でリバランス売りをしといてよかった
◎これからも淡々と
リバランスの影響もあり、現状のリスク資産と無リスク資産の比率は1対1くらいで、前回(半年前の2020年6月末)からほぼ変わっていません。個人的な管理ルールでは、リスク資産と無リスク資産の比率を、最もリスクを抑えた場合で1対1、最もリスクを許容する場合でも2対1の範囲でコントロールすることに決めています。
(参考記事:無リスク資産の必要額)
ほぼ「半々」というのは分かりやすいですし、相場の動きに心惑わされずに済むので、けっこう気に入っています。また、たっぷりの無リスク資産が確保できているため、暴落はいつでも大歓迎です(バッチこい!)。
・・今後、本格的なバブルがやってくるのか、大暴落が待っているのか、意外と波風のないマーケットが続くのか……それは私には分かりません。
ただ、予測をしたところでそんなもんは当たらんわい!と割り切っているので、実際の投資行動は「いつもどおり」で、基本的には毎月定額の自動積立(とたまのリバランス)を淡々と続けるつもりです。
大きな金額を投じる資産形成のための投資は、リターンよりもまずはリスクに目を向けることが大切であり、そのためのポイントは、アセットアロケーションの中身の細かい調整よりも、無リスク資産とリスク資産のバランスをキチンと管理することだと私は考えています※2。
【参考記事:バブルの見極め方と対策】
※1 無リスク資産が、本当に「無リスク」なのかは微妙な問題ですが、この話を始めると長くなってしまうので、ここでは無リスクという言葉を使っています。まぁ、個人的には財政破綻や国家による私有財産没収レベルのことまでは考えてもあまり意味がないと思っています。
→参考関連記事:最悪の状況をどこまで想定するのか
※2 「アセットアロケーション」の中に無リスク資産を含めている投資家もいるので、その場合はアセットアロケーションの遵守が無リスク資産とリスク資産のバランス管理ということになるでしょう。

↑記事を気に入っていただけたら、ランキングに1票(クリック)をお願いします。