2020
Sep
17
投資スタンスを変えるべきとき
インデックスファンドの自動積み立てで世界中の株式や債券などに分散投資を行い、最初に決めた資産配分がズレたらリバランスをする……そんな感じで私は16年ほど投資を続けていますが、リーマンショックでもアベノミクスでもコロナショックでもそのスタンスや投資対象は変えてはいません。

心がけていることは、なるべく低コストにすることと手間をかけないことくらいで、実質的にはほぼほったからかしです。
んでも、「なんとかショック」でマーケットが大きく動いたり、先行きが不透明になったりすると(まあ、世の中の先行きなんていつでも不透明なものですが)、「投資スタンスを変えたほうがいいのでしょうか?」というような質問を受けることが増えたりします。

心がけていることは、なるべく低コストにすることと手間をかけないことくらいで、実質的にはほぼほったからかしです。
んでも、「なんとかショック」でマーケットが大きく動いたり、先行きが不透明になったりすると(まあ、世の中の先行きなんていつでも不透明なものですが)、「投資スタンスを変えたほうがいいのでしょうか?」というような質問を受けることが増えたりします。
◎人それぞれだけど
投資スタンス(や投資対象)を変えるべきか否かは、各自の状況によって異なるものなので一概には言えず、「現在の投資スタンスと人による」としか言いようがないのですが、私自身は今のところ変えるつもりはありません。
仮に失業して新規の積み立てができなくなったとしても、金融資産の一部はリスク資産のままにしておくでしょう。
べつに頑固になっているわけではなく、落ち着いて考えてみても、変えないほうがいいだろう、という結論になるからです。
スタンスを変えていないからこそ、逆張り的な効果もあって利益が出ているとさえ思っています(参考:上げ相場でリバランス売りをしといてよかった)。
【参考記事:いつまで資産運用(投資)を続けるのか】
◎変えるべきときとは?
でも、思考実験(暇つぶし?)として、もしも自分が今の投資スタンスを変えるようなことがあるとしたら、それはどんなときか、と考えてみたことはあります。
当然のことですが、トータルな金融資産が直近の生活に必要な金額以下になったら、投資なんかしている場合じゃありません。そのときは投資をストップして、リスク資産も換金すると思います。
また、戦争、天変地異、未知なる生物や宇宙人による地球侵略などによって治安崩壊したりして「世紀末状態」になり、投資なんかしていても意味がない(引き出せない、引き出しても使えない、勝手に使われちゃう)というような状況になれば、投資をやめるでしょう。
【参考記事:マーケットはニューノーマル化?】
◎結局は……
ただ、それらのような場合は、投資スタンスの変更っていうよりも、投資の終了なわけで、やはり投資を続ける限りにおいては、今のスタンスを継続するはずです。
国際分散インデックス投資なんてものは、大きく儲かるわけでもないし、マーケットが下がればダメージを受けるし、そんなにたいしたもんじゃありません。
しかしながら、手間をかけずに無難な投資をしようと思うと、それよりも有効な代替案が思いつかないので、投資を続けるのなら、まあこれかな、と(実績としては約16年間続けていて年率平均のリターンは6%くらい)。
私の場合、これまでどおりの日常生活が送りながら生きているうちは、投資スタンスを変えることはなさそうです。
【参考記事:インデックス投資とは】

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