いつか子供に伝えたいお金の話

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リピートありの温泉宿をランキング付けしてみた【2023年版】

家族会議を開き、これまでに宿泊した天然温泉宿(旅館やホテル)を、お湯・料理・雰囲気・おもてなし・設備などから総合評価して、我が家独自のランキングを作ってみました。


評価は以下のような6段階。

S(☆☆☆):この宿に泊まるためだけに旅行に行ける(リピート必須)

A(☆☆):また泊まりたいと強く思える(リピートしたい)

B(☆):リピートしてもいいレベル

C:まあまあだったけど、リピートはなし

D:悪くはなかったけど、もういいかな

E:二度と行かねえよ、このやろう!



・・温泉マニアの私が議長を務めた関係で、好みが偏っていてお恥ずかしいのですが、三つ星(S)と二つ星(A)、それから一つ星(B)でも特徴のある(と思える)ところは以下に公開してみます。



我が家では、私の趣味に無理やり付き合わせるカタチで家族旅行は温泉宿をベースに行程を組みます。温泉(宿)ありきで行先を決め、次にその周辺でレジャー・グルメ等を探していく感じです。

【参考記事:温泉ソムリエに認定されました…女子大生だらけの空間で


今年の夏休みも「コロナ禍」の影響で積極的に外出するのが憚られたため、(暇つぶしに)恒例の家族ミーティングを開き、これまでに見たアニメ・映画・ドラマなどをすべてリストアップして(紙に書いてカード化して並べ変えたりしつつ)、侃侃諤諤の議論を経てランキング付けしたりして遊びました。けっこう楽しかったです。

その流れで、これまでに宿泊した温泉宿(旅館やホテル)についても、独自のランキングを作り直してみました。

その一部を公開しておきます(和風の秘湯系ばかりですが)。


S(☆☆☆)
この宿に泊まるためだけに旅行に行ける(リピート必須)

高湯温泉(福島県)
吾妻屋

硫黄成分たっぷりの白濁したお湯を贅沢に使った露天・貸切・内湯が超充実。客室数は少ないのにお値段はさほど高くもなく、予約が取りにくい。本当は他人に教えたくない。
※高湯温泉でどうしても露天風呂付きの部屋に泊まりたいなら、ひげの家かな。
新高湯温泉の吾妻屋旅館ではありません。そこも悪い宿ではありませんが、温泉名も旅館名も似ているので念のための注意書きです。

法師温泉(群馬県)
長寿館

足元湧出の希少な温泉。お湯はやさしく、混浴浴槽もあり。雰囲気も料理もトラディショナルでグッド!映画『テルマエ・ロマエ2』の撮影地。

白骨温泉(長野県)
泡の湯旅館

混浴露天風呂のプール並みのスケール、炭酸成分、ブルーがかった乳白色の湯、硫黄臭……たまりません。ぬる湯だけど、源泉のまま加温。料理も美味い。

西山温泉(山梨県)
慶雲館

西暦705年創業、ギネス認定の世界で最も歴史がある旅館。館内のお湯は全て源泉掛け流し。料理や接客等のレベルも高し。宿の近くのトンネルのライトに集まるミヤマクワガタは素人にもゲットしやすい。

福地温泉(岐阜県)
湯元長座

「これが日本やで!」と外国人に見せたくなるような古き良き温泉宿。「そういう趣」がハンパない。料理も美味し。ただ、広すぎるからか、掃除等は完璧とは言えない。



A(☆☆)
また泊まりたいと強く思える(リピートしたい)

蔦温泉(青森県)
蔦温泉旅館

立派な湯船の底から湧き出る新鮮な温泉はお見事。古いのに宿も綺麗だし、サービス水準も悪くない。すぐ近くにある蔦沼は幻想的で散歩もマスト。

青根温泉(宮城県)
湯元不忘閣

伊達政宗も入ったという風呂に入れる。きれいで贅沢な温泉旅館。

福地温泉(岐阜県)
元湯 孫九郎

あの宮崎駿が定期的に訪れる宿。自家源泉の緑がかったお湯たっぷり露天風呂は最高。

姥湯温泉(山形県)
桝形屋

アクセスの難しい辺鄙なところにあるけど、驚きの絶景で秘湯感バッチシ。お湯は酸性でちょっとピリリ。電波入らず。

葛温泉(長野県)
温宿かじか

硫黄臭と油臭のする湯がドバドバかけ流し。湯の華たっぷり。清潔感のある穴場名湯宿。

名栗温泉(埼玉県)
大松閣

都心から近いのに、マイナスイオンたっぷりのいいところ。おもてなしや料理が絶品。

吹上温泉(宮城県)
吹上旅館峯雲閣

天然の滝と川がそのまま露天風呂!周囲の鬼首の集落の田舎っぷりにも癒される。夜中に天井裏をネズミが駆け回る。

峩々温泉(宮城県)
峩々温泉
手作り感ある山奥の温泉。多種類の成分を含む温かいお湯にゆっくり浸かれるのは至福。宿の飯も意外と美味い。



B(☆)
リピートしてもいいレベル

川古温泉(群馬県)
浜屋旅館

かなりボロいけど、古くからの有名な湯治宿。新鮮で良質なぬる湯にはずっと入っていられる。

塩原元湯温泉(栃木県)
ゑびすや

宿はボロいし、露天もない。でも、塩原最古の源泉からのお湯は最高。飲泉したときのマズさがクセになる。

塩原元湯温泉(栃木県)
大出館

宿はボロく清潔感もない、料理も微妙。でも、個人的にはここのお湯は関東近郊で一番だと思ってる。

中房温泉(長野県)
中房温泉

信じられないほどの湯舟の数を持つ、山奥の天然温泉宿。温泉好きなら一度は行っておきたい。言うまでもなく建物はボロいし、車でのアクセスもハード。

梨木温泉(群馬県)
梨木館

古くも贅沢な建物。名物のキジ料理。茶褐色の湯。いい感じ。

熊の湯温泉(長野県)
熊の湯ホテル

バスクリンを入れたような緑色のアルカリ性のお湯は極上。硫黄成分もたっぷり(飲むと苦くて、かすかな油臭あり)。ただ、宿の設備等に特徴はなく、料理もアカン。

戸倉上山田温泉(長野県)
遊子 千曲館

時間や湯船によって緑になったり白濁したりするお湯がいい。アルカリ性単純硫黄泉の香りがナイス。

須川温泉(岩手県)
須川高原温泉

大露天風呂の青白いお湯が素晴らしい。お湯はちょい熱め。宿に趣はないけど、料理は意外と美味かった。

奥日光湯元温泉(栃木県)
湯元板屋

中性なのに、しっかりとしたエメラルドグリーンの硫黄泉がいい。源泉からの距離が近いのに熱すぎなくて適温(冬場は寒いかもだけど)。

仙石原温泉(神奈川県)
仙郷楼

豪華な庭園を持つ老舗高級温泉旅館。蒸気造成だけど、上品なにごり湯を堪能できる。景色も含め、展望露天風呂がとてもいい。宿の雰囲気も抜群。

山中温泉(石川県)
みやこわすれの宿こおろぎ楼

歴史ある温泉街の高級旅館。お湯に特徴はないけど、贅沢するならこういうところだよね。

貝掛温泉(新潟県)
貝掛温泉

「眼の湯」と言われるだけのことがあって、やさしい目薬のようにマイルドなお湯が掛け流し。レトロな旅館とぬる湯好きにはたまらないはず。

鷹の湯温泉(秋田県)
鷹の湯温泉

歴史ある湯治宿ってすばらしい。館内のつくりや浴槽から歴史がにじみ出てる。

小野川温泉(山形県)
河鹿荘

山形都心部からのアクセス良好。ラジウムを含み、微かに硫黄臭のする温泉は珍しい。夏の夜に聞こえるカエルの鳴き声とか最高。料理は間違いない。

岩尾別温泉(北海道)
秘境知床の宿 地の涯

知床の世界遺産内にある泊まれる天然温泉宿。夏しか行けないけど、一度は行くしかない。ヒグマに注意!

小谷温泉(長野県) 
山田旅館

江戸・明治・大正・平成それぞれの時代の建築物が残り、自家源泉かけ流し。山奥だけど道路は整備されている。山菜などを中心とした食事もGOOD。

館山塩見温泉(千葉県)
花しぶき

設備やお湯はなんてことない。ただ、目の前にあるプライベートビーチ状態の海と、豪華すぎる料理は贅の極みなり。

打当温泉(秋田県)
マタギの湯

熊好き、マタギ好きにはたまりません。このあたりの道の駅って、普通に熊肉とか売ってるよ。
※お湯以外の個人的興味によってランクイン

小渋温泉(長野県)
赤石荘

何もないド田舎だけど料理は絶品。露天風呂からの景色も異世界感があってたまらない。

奥飛騨温泉(岐阜県)
水明館 佳留萱山荘

露天風呂がデカすぎる。

二岐温泉(福島県)
大丸あすなろ荘

秘湯好きは色々な意味で押さえておくべき温泉宿。源泉が湧き出る湯舟とか、川沿いの露天風呂の雰囲気はここならでは。

桜田温泉(静岡県)
山芳園

源泉から空気に触れさせず加水もせず湯船に注がれる硫酸塩泉がなかなかいい。ただ、周辺は観光地や温泉街ではない。

万座温泉(群馬県)
万座高原ホテル

硫黄臭(硫化水素臭?)が好きな人には、たまらないはず。様々な色に変化するにごり湯と混浴露天は最高。複数源泉からなるかけ流しの色んな湯船があるから、自分にとっての適温が必ずあるはず。宿そのものはなんてことない。

当間温泉(新潟県)
あてま高原リゾート ホテルベルナティオ

子供にほどほどに自然体験をさせるなら、こういうきれいなリゾートがいいよね。

蔵王温泉(山形県)
和歌(うた)の宿 わかまつや

斎藤茂吉も宿泊したこの宿の風情は独特。お湯は強酸性の硫黄泉だけど、熱すぎなくて入りやすい。料理もよし。



・・宿やその周辺の情報・感想は、過去20年くらいの期間の実体験と本記事執筆時点のウェブ情報に基づくものなので、いつまでも同じとは限りません。また、冬場は営業していないところもいくつかあります。

よかったと思えるかどうかは、そこに行ったときの天気やら気分やらによっても変わりますし、そもそも独断と偏見、そして個人的な嗜好に大きな影響をうけます。また、家族全員の意見を組みながらランキング付けしたので、これまでに書いてきた以下のようなリストとも整合性がない部分があるかもしれません。

あくまでも我が家の備忘録なので、他人様にどこまで参考になるは分かりませんが、今後も上位ランカーが登場したら適宜更新したいと思っています。


《関連参考記事》
関東近郊、宿泊してよかったオススメの天然温泉旅館5選
関東近郊、「いいお湯」を堪能するのにオススメできる温泉宿5選



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プロフィール

虫とり小僧

Author:虫とり小僧


Twitter:@mushitori
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子供の頃は、一日に800匹以上のバッタを捕まえるような虫とり少年でした。また、歩行中にはすべての家の「ピンポン」を必ず押すようないたずら小僧でもありました。今はただのザコです。

※好きなものは、歴史・格闘技(実践も観戦も)・筋トレ・秘湯めぐりなど



自分の全資産を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、世界中の株式や債券なども保有しています。

約19年前から、なるべく手間とコストをかけずに実践している投資方法を、いつか我が子に伝えるかもしれないので、そのための備忘録を書いておくことにしました。

投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが…



※当ブログのエッセンスをまとめた記事はこちら

我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと


※主なメディア掲載・出演履歴
BSテレ東マネーの学び:2022年10月13日
投資信託完全ガイド:2021-22年版
日経新聞広告:2021年2月12日
東証マネ部!:2020年8月
JBpress:2020年7月7日
ダイヤモンドZAi:2020年5月号
Yen SPA!:2020年夏号
トウシル(楽天証券):2020年4月
日経ヴェリタス:2019年9月15日
FOUND:2019年8月
週刊エコノミスト:2019年4月23日号
金融庁コラム:2018-19年
ITmedia:2018年1月29日
モノクロ ザ・マネー:2018年12月号
トウシル(楽天証券):2018年10月
ほったらかし投資完全ガイド:2018年1月
日経電子版:2017年12月25日
ニューヨークタイムズ:2017年7月11日
REUTERS・ロイター:2017年7月7日
東証マネ部!・R25:2017年3月
Yen SPA!:2016年冬号
BIG tomorrow:2016年1月号
ザイ・オンライン:2015年9月18日
日経ヴェリタス:2015年7月26日
某大手テレビ局:2014年夏?
日経マネー:2013年10月号
日経新聞:2013年7月3日
NHK特報首都圏:2011年3月

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