2020
Aug
22
私が最も影響を受けた投資本
東京証券取引所(日本取引所グループ)のオウンドメディア「東証マネ部!」が、様々な投資家の“投資脳”を育てる土台となった書籍を紹介する連載をしています。

Webもいいけど、体系立ててじっくり学びたいなら、やっぱし「本」が有益だよね……というWeb媒体の(捨て身の?)特集に、恐れ多くも「投資家」の一人として登場させていただきました。
私ごときパンピーが大変おこがましいのですが、しがないサラリーマン個人投資家なりに、自分の投資スタンスの土台となった一冊を紹介してみました。

Webもいいけど、体系立ててじっくり学びたいなら、やっぱし「本」が有益だよね……というWeb媒体の(捨て身の?)特集に、恐れ多くも「投資家」の一人として登場させていただきました。
私ごときパンピーが大変おこがましいのですが、しがないサラリーマン個人投資家なりに、自分の投資スタンスの土台となった一冊を紹介してみました。
◎すぐに思い浮かぶのはあの2冊だけど
今回の取材時に問われたのは、よくある「初心者にオススメしたい投資本」ではなく、私が最も影響を受けた投資本はどれかということです。
今から15年くらい前に投資を始め、そこから数年ほどで自分の投資スタンスがほぼ固まった私が最も影響受けた投資本となると、ここ10年くらいの間に発売された本は候補から除外されてしまいます(参考:アセットアロケーションの決め方)。
また、そういう本となると、インデックス投資家としては、やはり『敗者のゲーム』
【参考記事:インデックス投資とは】
◎15年前に老後資金2000万円って書いてあった
そんな前提を持ちつつ、ちょっと頭を捻ってみたら、ありました。
ちょうど15年前に発売され、私が大いに影響を受けた一冊が。
しかもその投資本は、『敗者のゲーム』
今回、取材を受けるにあたって久しぶりに読み返したのですが、15年前の本なので時事ネタは古くても、本質の部分は全く色褪せていませんでした。
しかも!
・新興国(BRICs)が絶好調でイケイケの当時に、そのブームに乗るのは避けるべきだと書いてあって、すげぇ、さすが!と思ったり、
・総務省の家計調査(2003)を基に計算して、ゆとりある老後を送るためには2000万円から3000万円くらいを自助努力でなんとしなきゃ、なんてことも書いてあって、あれ、これって去年話題になった年金2000万円問題じゃん。計算根拠は多少違えど、使ってるデータはほぼ同じやんけ!なんてことを思ったり……。
【参考記事:老後資金2000万円不足問題について…「人生100年時代の自助の話」の金融庁報告書騒ぎを見て思うこと】
◎もう、どの投資本だか分かりますよね
なんか、普段このブログで主張していることは、ほとんどすべて今回紹介した投資本の主旨を焼き直しているに過ぎないような気がしてきて、妙にむなしくなったりもしました。
それくらい私はこの一冊から影響を受けていることに、読み直してみて改めて気づきました。
・・実は既に絶版となっていて、もう中古でしか売っていないのですが。
↓
投資人生を変えた本とは?すべての日本人が読むべき”投資の教科書”【投資ブロガー・虫とり小僧さん】東証マネ部

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