2020
Jul
01
コロナショックを受けて3月にリバランス買い…2020年6月末のアセットアロケーションとポートフォリオ(と今年上半期の投資と考察)
今年上半期の自分のアセットアロケーションやポートフォリオなどを確認しておきます。
基本的には「ほったらかし」なのですが、ブログのネタとして半年に一度は考察みたいなものを書く機会を設けるようにしています。そうしないと、資産状況のチェックすらしなくなってしまいそうなので。
※私の場合、「アセットアロケーション」には、生活防衛資金などの無リスク資産※1は含んでいません。そして「ポートフォリオ」とは、積立中の金融商品名とその配分を表す言葉として使っています。また、このブログ内で使う「リスク資産」や「無リスク資産」などの言葉についても、自分なりに定義(使い方を整理)してあります。このあたりの「言葉づかい」は各投資家やブロガーによって微妙に異なる場合があるので、他人の公開情報を見るときは多少の注意が必要だと思います。
(参考記事:リスク資産と無リスク資産の色分け)
基本的には「ほったらかし」なのですが、ブログのネタとして半年に一度は考察みたいなものを書く機会を設けるようにしています。そうしないと、資産状況のチェックすらしなくなってしまいそうなので。
※私の場合、「アセットアロケーション」には、生活防衛資金などの無リスク資産※1は含んでいません。そして「ポートフォリオ」とは、積立中の金融商品名とその配分を表す言葉として使っています。また、このブログ内で使う「リスク資産」や「無リスク資産」などの言葉についても、自分なりに定義(使い方を整理)してあります。このあたりの「言葉づかい」は各投資家やブロガーによって微妙に異なる場合があるので、他人の公開情報を見るときは多少の注意が必要だと思います。
(参考記事:リスク資産と無リスク資産の色分け)
◎アセットアロケーションとポートフォリオの確認
◇2020年6月末のアセットアロケーション(リスク資産配分)
・国内株式:10%
・先進国株式:20%
・新興国株式:20%
・国内債券:10%
・先進国債券:10%
・新興国債券:10%
・国内リート:10%
・海外リート:10%
◇2020年6月末のポートフォリオ(積立金融商品)
・eMAXIS slimバランス(8資産均等型):80%
・eMAXIS slim先進国株式インデックス:10%
・eMAXIS slim新興国株式インデックス:10%
※上記すべてSBI証券
※先進国株式と新興国株式については、上記の比率を維持できるよう調整しながら、同種のファンド(たわらノーロード 先進国株式とインデックスファンド海外新興国(エマージング)株式)を楽天証券
※参考記事:eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)について
このアセットアロケーションには、思想的・戦略的に深い意義があるワケではなく、特別な愛着があるワケでもありませんが、変更するほどの理由もないので、惰性でそのままになっています。
なぜこのような資産配分になっているのかについては、以前にクドクドと記事にしたことがあるので、ご興味のある方は次のリンク先をご参照ください。
→理想のリスク資産管理条件
→リスク資産管理の優先順位変化
→私のアセットアロケーション(リスク資産管理方法)
※上記の3記事は、続きモノです。
今よりも楽チンに低コストで分散投資できる商品や環境が整えば、ポートフォリオを(場合によってはアセットアロケーションも)変更するかもしれません。…が、どんな配分が将来好成績を残すのかは分からないので、自分なりの最大公約数で、のんびりやっていくつもりです(資産配分の効率そのものよりも、手間をかけずシンプルに管理することを優先するスタンス)。
こんなにチンタラと約15年間も投資を続けていて、年率平均5%ちょいのリターンで回っています。リーマンショックやコロナショックをモロに食らっていても、の結果なので個人的には充分に満足しています。むしろこれ以上を何を望むのか!?ってなカンジです。
◎2020年上半期の投資行動や考察
今年2月の終わりくらいから、突如マーケットを襲った「コロナショック」のおかげで、久しぶりにまあまあな買い物(リバランス≒追加投資)をすることができたと思っています。
個人的な感覚ですが、コロナショックは、リーマンショック以降、初めて「暴落」と呼んでいいと思えるマーケットの下げでした。ただ、このまま終わってしまうなら暴落と呼べる下げの中では最も軽い部類かも。
まだ渦中(ひょっとしたらまだ序章に過ぎない?)かもしれませんが、コロナショックを受けても、上述したように私のアセットアロケーションやポートフォリオは変わっておらず、現在のリスク資産と無リスク資産の比率もこれまでと同じく1対1くらい。つまり、下がったリスク資産を(3月あたりを中心に)しっかり買い増した(リバランスした)ということです。
※もう少し細かいことを言うと、3月の臨時リバランス(買い増し)後のリスク資産価格上昇の影響で、現在はややリスク資産のほうが膨らんでいますが、「だいたい1対1」と呼べる範疇にはおさまっています。
《参考記事》
・暴落を目の当たりにしたらどうするか(追加投資のルールなど)
・上げ相場でリバランス売りをしといてよかった
半年前の当ブログのアセットアロケーション確認記事で、私は以下のようなことを書きました。
「少さな波はあれど、2012年の後半くらいから、ずっと好調な相場が続いていますね。さすがにそろそろ下げ相場が来てもいいだろうと思い続けているのに、なかなかそれはやって来ない。ひょっとしたら、これまでの常識は通用しないのかもしれない、まだまだ当分上げ相場が続くのかも……そういう思いが確信的になったときに突如、逆回転が始まったりするかもしれません……」と。
ただまあ、べつに今回ピンポイントで当てたわけではなく、私は同じようなことをオオカミ少年のごとくずっと言い続けてきただけなので、相場の循環を前提とすればこんなのは当たり前のことです。
それに、下がったといっても、コロナショックに端を発した下げ相場はこれから数年レベルで続く可能性もあり、今回のリバランス買いが本当に美味しかったのかどうかはまだ分かりません。
10数年前のリーマンショックはその前のサブプライムショックを起点とすれば、2年弱かけて6割程度のマイナス(ダラダラじわじわ、そしてドカン)。一方、コロナショックはひと月でいきなり一気に3割マイナス(ダダダァーーン!!!)。株式への国際分散投資だと大体そんな感じなので、瞬間最大風速はコロナショックのほうがすごかったものの、率で見た最大ダメージはリーマンショックの半分程度です。
ま、あまり欲張らず、ベストを追い求めたりもせず、ほどほどでOKという心構えで、これからも淡々とリスク資産への積み立て投資を続けていこうと思っています。
※1 無リスク資産が、本当に「無リスク」なのかは微妙な問題ですが、この話を始めると長くなってしまうので、ここでは無リスクという言葉を使っています。まぁ、個人的には財政破綻や国家による私有財産没収レベルのことまでは考えてもあまり意味がないと思っています。
→参考関連記事:最悪の状況をどこまで想定するのか

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