2020
Jun
18
与沢翼氏とグラビア女子に挟まれて…Yen SPA!(エン・スパ)2020年夏号に掲載されました
不定期に(だいたい年に1~2回ほど)刊行される扶桑社の『Yen SPA!(エン・スパ)』2020年夏号(2020年6月18日発売・7月18日号)に私の投資スタンスなどが掲載されています。
エン・スパさんに取り上げられるのは、たしか4年ぶりくらいです。

ちょうど同じくらいの時期に、二人のライターさんから取材を別々に受け、どちらもエンスパに掲載する記事とのことだったので、別の「号」なのかと思っていたら、両方とも1ページくらいずつ今回の2020年夏号に載っていました。
コロナでボロ儲けしたトレーダー大集合だとか、FX、仮想通貨、波動理論、トルコリラ売り、スワップ投資、値幅取り、スイングトレード、先物売り、原油の暴落で儲ける、というようなギラギラしたタイトルや見出しが躍る構成の中に、ひっそりと苔(こけ)のように、私の地味すぎる投資スタンスと慎ましい投資成績などが紹介されています。
エン・スパさんに取り上げられるのは、たしか4年ぶりくらいです。

ちょうど同じくらいの時期に、二人のライターさんから取材を別々に受け、どちらもエンスパに掲載する記事とのことだったので、別の「号」なのかと思っていたら、両方とも1ページくらいずつ今回の2020年夏号に載っていました。
コロナでボロ儲けしたトレーダー大集合だとか、FX、仮想通貨、波動理論、トルコリラ売り、スワップ投資、値幅取り、スイングトレード、先物売り、原油の暴落で儲ける、というようなギラギラしたタイトルや見出しが躍る構成の中に、ひっそりと苔(こけ)のように、私の地味すぎる投資スタンスと慎ましい投資成績などが紹介されています。
◎Yen SPA!(エン・スパ)について
『Yen SPA!(エン・スパ)』は、コンビニなどでも売られている『週間SPA!』のマネー誌版のような雑誌です。
大衆向けの娯楽誌要素が強いので、射幸心を煽るギャンブル的な投資の記事も多いのですが、それを分かっていて読むのであれば、けっこう楽しく読めたりもします。
今回も玉石混淆の内容になっているものの、こういう雑誌の片隅にインデックス投資が取り上げられることで、「そういう選択肢」もあることが、多少なりとも世に認知されるのは悪いことではないように思います。
【参考記事:インデックス投資とは】
◎場違い感MAX
今回、私は「世界恐慌に負けない資産防衛術」という特集の中で賢者の一人として紹介され、また「プロ厳選 最強の積み立て投信」という特集の中で個人投資家の一人としても登場しています。
私ごときは賢者でもなんでもなく、つい先日も箪笥の角に足をぶつけて「アウチッ」と悲鳴を上げ、その痣(あざ)を見てマンゴーのようだとうそぶいて楽しむような変態というか単なるザコにすぎないので、賢者なぞと書かれていて非常にくすぐったかったです。

私の登場した特集のすぐあとに、秒速で1億円を稼ぐ男として脚光浴びたことのある与沢翼氏の「大富豪の思考法」という特集があったり、最後のほうには「FX女子」なるモデルのグラビア写真が載っていたりと、虫とり小僧的には場違い感が凄まじかったものの、たまにこういうマネー誌を娯楽として読んでみるもの意外と楽しいものでした。
◎怪しい投資情報を嗅ぎ分けられるように
いつも同じようなことを書いていますが、将来のために活用できそうな情報とハイリスクな怪しい情報を嗅ぎ分けるリテラシーを身につけることはとても大切だと思います。
例えば、元本保証で得られるリターンとして、長期金利以上の金融商品があったら、「ん?なんか怪しいぞ」と感知できたり、また、元本割れのリスクを背負っているのにリターンが限定されている金融商品があったら、「ん?こりゃあ、顧客にリスクだけ背負わせて、利益を中抜きしてるかも」というような思考ができる感覚は身につけておきたい。
世界の株式市場や債券市場の平均的なリターンくらいは知っておくと、怪しい情報に対するアンテナ感度も多少は上がるかもしれません。
マネー誌に限らず、インターネットの世界や実生活においても、投資情報は玉石混淆。そして、リターンを得るためには必ずそれ相応のリスクがあります。
基本的にはラクして儲けられる「おいしい話」なんてありません。
また、どこぞで紹介されている投資手法を参考にする際、それに再現性はあるのか、つまり、自分が実践してみた場合、同じような成果を上げられる可能性はどの程度あるのか、という視点も忘れないようにしたいものです。
【参考記事:理屈をこねくり回すブロガーも、ド素人個人投資家も、主婦も、インデックス投資をするなら成績は同じ】
◎自分に合った投資を
そもそも投資を、刺激を求めて趣味として行うのか、一発逆転を狙ってやるのか、資産形成として行うのか、などをしっかりと踏まえて、情報を取捨選択することが大切だと思います。
もちろん、投資なんてしない、という選択肢だってあります。すべては自己責任ですから。
べつにインデックス投資だってたいしたものじゃありませんし、誰にもでもフィットするわけでもありません。
私は、投資手法を見極めて実践する際のポイントとして、再現性や確率論やリスクなどの他に、「その手法で利益を得るためにどれだけの手間をかける必要があるのか」という判断軸も重要だと考えていますが、まあ、このあたりも人それぞれでしょう。
ただし、よく分からないままハイリスクな投資に手を出して、大切な「虎の子」を失うような事態を回避できる程度のリテラシーは、誰にでも必要なものだと考えています。
【参考記事:できれば投資なんかに時間をかけたくない】

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