『世界一やさしい 米国株の教科書 1年生』(はちどう著)を読みました

人気米国株ブロガーのはちどうさんが書き上げた渾身の著書をいただきました。あざす!




「はちどう」なんて聞くと、仏教輪廻の世界とか古代律令制における行政区画かと思ってしまいますが、単にお子さんが小さいころ「弓道」から連想した言葉遊びから取ったそうです。なるほど、微笑ましい。

はちどうさんは外資系企業にお勤めするエリートサラリーマンで、一緒に飲んだりカラオケに行ったりする友人でもあります。

色々なことに興味を持ち、驚異的なスピードでなんでも理解してしまう優秀すぎる頭脳の持ち主であるはちどうさんの書いた本は、誠実で丁寧な仕上がりの一冊でした。



◎ほんとに教科書っぽい


株式とは何なのか、株価はどう決まるのか、どこでどうやって買うのか、というレベルで、基本的なことを根っこから丁寧に教えてくれます。

アセットアロケーションなどの重要な部分や、株式の買い方、税制優遇制度などもしっかり解説し、さらにバリュー投資、グロース投資、チャートの見方やテクニカル分析、さらには株価に影響を与える様々な経済統計や指標までもを網羅。

範囲が広く、まさに教科書のような構成でした。

参考文献の多さを見るに、論文を書き上げるような感じで執筆した雰囲気が伝わってきます。



◎たくさん勉強できるよ


基本的には米国株以外に投資する選択肢はない前提で書き進められているのですが、他の投資をする際にも参考になる情報が盛りだくさんです。

マーケットの長期低迷の可能性にも言及し、過去の事例やデータも丁寧に掲載してありました。最終判断は自己責任のもと各自で行いなさい、ということなのでしょう。

下手な専門家の投資啓蒙本よりもよほど丁寧で分かりやすい仕上がりになっていました。この本を読めば、はちどうさんが非常に勤勉で頭のいい個人投資家であることが分かると思います。

ただし、かなり濃い内容なので、書いてあることのすべてを理解するのは簡単ではないかもしれません。

例えば、配当への二重課税を取り戻すための外国税額控除について詳しく書いてあったりするのですが、そのくらいややこしいことを実践する理解力と行動力があるかどうかが、この本を本当に活用できるかどうかの分かれ目になるような気がしました。



◎各自の最適解を見つけましょう


私がインデックス投資メインのブロガーだから感じたことかもしれませんが、インデックス投資そのものへの解説はサラッとしています。

また、積み立て投資を継続しつつ機械的なリバランスを行うことで、投資対象の単純な騰落率よりも値動き過程が重要になることなどの勉強も、この本を読んだ人の次のステップとしてありかな、と思いました。

はちどうさんは、金融資産投資のコア(約75%)は米国株のインデックス投資、残り(サテライト)は米国個別株投資で行っているそうです。

なるべくラクをしながら世界中の株式や債券に投資をして、美味しいとこだけもらおうという私のようなスタンスではないのですが、本質的な部分は同じだと勝手に思っています。

やはり、投資による資産形成を成功させるには、各自、ストレスなく継続できるか否かが最大のポイントになってくるのでしょう。

【参考記事:米国株に否定的?


・・はちどうさん、執筆お疲れさまでした。よくまとまった見事な著書だと思いました!(何者でもない私ごときがエラそうにスンマセンです)


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虫とり小僧

Author:虫とり小僧


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子供の頃は、一日に800匹以上のバッタを捕まえるような虫とり少年でした。また、歩行中にはすべての家の「ピンポン」を必ず押すようないたずら小僧でもありました。今はただのザコです。

※好きなものは、歴史・格闘技(実践も観戦も)・筋トレなど

※小説も書いてみたり
1作目:『迫力』
2作目:『7月のニット帽』



自分の全資産を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、世界中の株式や債券なども保有しています。

約15年前から、なるべく手間とコストをかけずに実践している投資方法を、いつか我が子に伝えるかもしれないので、そのための備忘録を書いておくことにしました。

投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが…



※当ブログのエッセンスをまとめた記事はこちら

我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと


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