2020
May
30
相場が急落すると…
何らかの理由で株価が急落したり、急に円高が進んで外国資産の円建て価格がガクンと下がったりすると、一時的に(数日間ほど)当ブログのアクセス数は増えます。
ブログタイトルや「虫とり小僧」や「虫取り小僧 ブログ」など、ここを見に来ようとしたと思しきキーワード検索での訪問も平常時よりも多くなります。
んで、しばらくすると、またいつもどおりに戻るか、そのまま相場が停滞すればアクセスはどんどん(平常時以上に)減っていくのですが、とにかく「急落直後」は一時的にこのブログを見に来てくださる方が増えるのです。
これはどういうことなのでしょうか……。
ブログタイトルや「虫とり小僧」や「虫取り小僧 ブログ」など、ここを見に来ようとしたと思しきキーワード検索での訪問も平常時よりも多くなります。
んで、しばらくすると、またいつもどおりに戻るか、そのまま相場が停滞すればアクセスはどんどん(平常時以上に)減っていくのですが、とにかく「急落直後」は一時的にこのブログを見に来てくださる方が増えるのです。
これはどういうことなのでしょうか……。
◎急落時に思い出される変人
冒頭で「急落」と表現したのは、世界の主要な株式インデックスが数日のうちに5%とか10%程度下げるような状況のことです(参考:インデックス投資とは)。
おそらく、ではありますが、そういうマーケットの動きがあった際に、
「そういや、あの虫取りなんとかってヤツはどうしてるんだろ?」
「あいつビビって逃げ出したり、投資スタンス変えたりしてねえだろうな」
というくらいの感覚で覗きに来てくださっているのかなぁ、と推測しています。
私としては、1~2割程度の下げなんて当たり前すぎるマーケットの動きだと思っているし、ほぼ何も感じない(追加投資の旨味もない)ので、わざわざ「急落」について取り上げた記事は書かないことが多いです。
【参考記事:暴落を目の当たりにしたらどうするか】
◎普通の人は投資ブログを読む習慣なんて
しかしながら、マーケットにそういう動きがあったときだけだとしても、わざわざこのブログのことを思い出してくれる人がいるなら、そのたびにそういう(急落に関する)記事も書いたほうがいいのかなぁ、いや、やっぱメンドクサイなぁ、とかゴチャゴチャ考えてしまいます。
そりゃあ、ブロガーからすれば、どんなときも記事を読んでもらえたほうが嬉しいですが、私がここで書き連ねていること、つまり投資なんかにはなるべく時間をかけず人生を楽しもうや!というようなことを本当に実践しようとするなら、こんな駄ブログはふと思いつたときやたま~に読むだけで充分。ってか、投資スタンスが出来上がってしまえば読まなくたってOKです。
積み立てスタイルの国際分散インデックス投資なんて、基本的にはほったらかしでいいのです。
自動積み立てにしておけば、年に何回か資産状況をチェックして、必要に応じてリバランスをするくらいしかやることはありません。それなのに多くのプロにも引けを取らないパフォーマンスを残せるところが魅力なわけです(インデックス投資でもダメなときは、多くのプロもダメ)。
そういう手間のかからない投資スタンスのメリットを生かすためには、投資ブログを読み漁る習慣なんてのは不要かもしれません。
【参考記事:できれば投資なんかに時間をかけたくない】
◎たまに行きたくなるバーのように
ただ、リーマンショック時にも積み立て(とリバランス※)を続けたことによって、コロナショックでも元本割れとは程遠い状況になっている系の話は、相場の上下変動に翻弄されずに投資を続けることの有効性を示唆していると思うので、たとえ「リーマンショックおじさん」だの「コロナショックじじい」だのと呼ばれようとも、発信する価値はある気がしています。
※リバランスとは、一定の期間(や乖離率)ごとに、最初に決めたアセットアロケーション(資産配分)比率より上がっているもの(アセット)は売却(利食い)し、下がっているものは買い増(逆張り)して元に戻すこと。主目的はリスクコントロールですが、株価や債券価格や為替などの上下循環(下がってもまた上がる・上がってもまた下がる)を前提とすれば、長期的には高パフォーマンスに寄与します(参考:上げ相場でリバランス売りをしといてよかった)。
・・客の話はほとんど聞かず、いつも同じような自分の話ばかりをするスキンヘッドのマスターがいて、何度も行くとうんざりするけど、たまにフラッと立ち寄りたくなるバーみたいなイメージでこのブログを続けていこうかな、なーんてことを最近ふと思いました。
いつもしょうもないことばかり書き散らかしていますが、マーケットが暴落しようが暴騰しようが、引き続きマイペースで続けていくつもりです。
で、ガチの暴落、つまりリスク資産が半減するような状況になったときにこそ渾身の記事を書きたいものです(普段は投資ネタよりも雑談ネタに力を入れたりしているんですけどね)。
※ちなみにマーケットが「急騰」しても全くアクセスは増えません。むしろ、そういう状況になると国際分散インデックス投資よりも派手にリターンの上がる投資に注目が集まるので、こういうブログは思考停止だの情弱だの宗教だのとバカにされて、場末に追いやられます。
【参考記事:「筋トレ」と「投資」の意外な共通点】

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