2019
Oct
12
蛇(ヘビ)飼育にまつわる話と簡単な飼い方(アオダイショウ・シマヘビ等)
メインテーマからは大きく脱線しますが、気楽な個人ブログなので、今回は初心者向けの爬虫類(ヘビ)の簡単な飼育方法と、それにまつわるあれこれについて書いてみようと思います。
もちろん、こんな記事に需要がないことは重々承知しております。
しかし、突然メインテーマから逸脱するのは、当ブログの特徴であり、味わいのひとつでありましょう。どうぞご堪能くださいませ。
もちろん、こんな記事に需要がないことは重々承知しております。
しかし、突然メインテーマから逸脱するのは、当ブログの特徴であり、味わいのひとつでありましょう。どうぞご堪能くださいませ。
◎悪ノリで始めたヘビ飼育を同僚にチクられる
数年前に私は、ひょんなことから職場でヘビを飼育し始めました。
理由の詳細には言及しませんが、「験を担ぐ(げんをかつぐ)」というか「悪いジンクス回避」のためというか、職場で仲間と悪ノリして、ヘビ(シマヘビとアオダイショウ)を捕まえて飼育を始めたのです。
しかし、ヘビ嫌いの同僚が管理職にそのことを密告し、「そんな気持ちの悪いものは捨てろ!」と追放命令を受けてしまいました。
しばらくはその命令を無視していたのですが、勤務中にたびたびヘビが脱走したりして、だんだんと私の立場は悪くなっていきました。
んでも、逃がすのはもったいないなどの理由で、結局、私が飼わざるを得ない状況に追い込まれました。
◎ヘビの飼育をすると他人から警戒される
私は、嫁からの猛反発をなんとか押しのけて、自宅にヘビを持ち帰りました。
幼い子供は、まだヘビを怖がるほどの知識を持っていなかったからなのか、なぜか喜んでいました。当時1歳だった娘は、それ以来、細長いものを見るとすべて、「ヘビ!ヘビ!」と呼ぶようになりました。ミミズも、ドジョウも、ヒモも、ベルトも全部「ヘビ」です。
私も幼いころは「虫とり少年」だったので、生き物全般は嫌いではありませんが、特に爬虫類好きというわけではありません。ただ、周りの人が驚くことや眉をひそめるような行為は未だにけっこう好きなので、ほとんどネタのために飼い始めました。
嫁のママ友は皆、我が家のヘビにビビりまくっています。
冷凍庫にエサ用のピンクマウスが保管されていることを聞くと、悲鳴を上げるママ友も少なくないそうです。我が家でも何度かヘビが脱走したエピソードを披露すると、ママ友は震え上がり、二度と我が家に来なくなる場合もあるとのこと。
玄関で飼育しているので、家庭訪問に来た息子の小学校の担任の先生(毎年、若くて美人)を威圧することにも成功しています。
他人から警戒されたい人には、ヘビの飼育はオススメです。
そういえば、投資に関する某大手テレビ局の取材で、スタッフ一同の警戒指数を急上昇させたこともありました(遠い目)。
↓
【参考記事:大手テレビ局の某経済番組から取材を受けた件について】
◎ヘビの飼育は楽チンやで!
私はカブトムシやクワガタムシなどの昆虫をはじめ、金魚やペットとして犬なども飼ったことはありますが、これまで飼育した生き物の中で、ヘビはもっとも手間のかからない生き物です。
気持ち悪いだとか、噛まれないように持つのにコツがいるとか、周囲から白い目で見られるといったハードルさえクリアしてしまえば、ヘビを飼育するのはとても簡単です。
アオダイショウやシマヘビであれば、毒もニオイもありません(もちろん、フンはくさいですし、アオダイショウは怒ると威嚇臭を出すこともありますが、基本的には無臭です。)
もしかしたら、誰かの役に立つかもしれないので、身近にいる無毒のヘビである「アオダイショウ」や「シマヘビ」の(私の実践している)飼育方法について、簡単に書いてみます。
・飼育ケースは、爬虫類用のケージか、大きめの虫籠(むしかご)でOK(虫籠の場合は、ヘビが逃げないように蓋の上に重いものをおく必要があります)。ケースの大きさは、床面積がヘビがとぐろを巻いた状態の5倍くらいあれば充分です。
・床材は新聞紙でOK。フンをしたら取り替えます。ペットショップにはいろいろな床材が売っていますが、無理にお金をかける必要はありません。もちろん、お金をかけても問題はありませんが・・
・あとは、ヘビの隠れ場所と、ヘビの体がすっぽり入るくらいの水飲み(浴び)場を用意すればバッチリ。水は数週間に一度くらいのペースで取り換えれば大丈夫です。
・常温飼育であれば、エサは5月~9月くらいの時期に1~2週間に一度程度で充分。1ヶ月以上食べなくても餓死はしません。買ってきた冷凍マウス(これの冷凍庫保存を家族は嫌がるでしょう)が基本ですが、カエルやトカゲなどを捕まえて与えると食べます(アオダイショウはトカゲは食べないことが多いですが)。個体の性格によって、人前ではエサを食べないヤツもいますが、解凍したマウスを置いておけば、たいていは食べます。常温なら、10月~4月くらいまでは半冬眠状態で、まったくエサを食べず、たまに水を飲むくらいで、余裕で生きています。
・サーモスタット等はなくても問題ありません。むしろないほうが冬眠してくれるので楽チンです(エサ代も浮く)。
・捕まえるときの基本は、後ろから首根っこを掴む方法です。
・ヘビはなつくことはないようですが、人間を敵と見なさなくなって噛み付かなくなるとが多いです(絶対ではありませんが)。ただし、視力が弱いのでエサと間違われて噛まれる可能性はあります。なので、彼らの顔の前に手を出すのはやめておいたほうがよいでしょう。デカいアオダイショウに噛まれると血だらけになります。
※この飼育方法で、我が家のヘビくんたちは何年も元気に生きています
※シマヘビは90cmくらい、アオダイショウは1.8cm以上に成長
※災害時や食糧難の際には、ヘビは食用にもなります(たぶん私は食べませんが)
写真などをふんだんに挿入しつつ、キッチリした飼育方法を書こうかと思ったのですが、やっぱりメンドクサイし、疲れてきたので、このくらいにしておきます。
ごきげんよう!
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