2019
Aug
24
職務上の賠償責任保険って加入してますか?
日常生活でうっかり他人の物を壊してしまったとか、誰かに怪我を負わせてしまったとか、そういう万が一のときの高額賠償に備えて、個人賠償責任保険には絶対に加入しておくべきだ!という主張を、私はこれまでに何度もしてきました(ひと月あたり数百円程度で数億円の補償が得られます)。
【参考記事:子供が友達のメガネを破壊…早速、個人賠償責任保険を請求してみた】

で、実際、上記リンク先の記事のようにそれが役立ったこともあったわけですが、今回記事にするのは、日常生活上ではなく、仕事をしている際に発生し得る賠償責任に関する保険の話です。
実は私の以前の同業者で、職務上(仕事)の行為に起因する理由により(サービス?を受けた側の人から)個人として訴えれ、民事裁判でゴチャゴチャしたという話を聞いたことがあります。
【参考記事:子供が友達のメガネを破壊…早速、個人賠償責任保険を請求してみた】

で、実際、上記リンク先の記事のようにそれが役立ったこともあったわけですが、今回記事にするのは、日常生活上ではなく、仕事をしている際に発生し得る賠償責任に関する保険の話です。
実は私の以前の同業者で、職務上(仕事)の行為に起因する理由により(サービス?を受けた側の人から)個人として訴えれ、民事裁判でゴチャゴチャしたという話を聞いたことがあります。
その話を聞いてビビった私は、自分の職場で賠償責任保険への加入状況等について調べてみました(もう、けっこう前の話ですが)。
多くの(会社等の)法人では、当たり前にビジネス上の賠償責任保険に加入していて、訴訟等には備えているはずだと思って、調べてみたところ……
なんと、私の勤務先では、一丁前に顧問弁護士はいるのに賠償責任保険には加入していないことが分かりました(珍しい業界かもしれませんが)。
え!!マジで!?と思いましたよ。
どうやら、職務に起因する個人の賠償責任保険は、通常、法人として団体加入したり、加入した団体の中の希望者が任意加入するのが一般的なようで、個人で加入できる保険商品はすぐには見つかりませんでした。
私の勤務先は、法人としても賠償保険に加入していないので、そこの従業員を加入させることもしていません。
これには参りました。だって……
可能性は低いものの、誰にでも誰かに民事で損害賠償請求をされる可能性はあります。当然、訴訟の原因が仕事に関係する場合だってあり得るはずです(公務員は例外?)。
また、勤務先が誰かに訴えれたあと、その勤務先から自分に対して損害賠償請求されることだってあり得ます。
しかも、普段私がこのブログで強調している個人賠償責任保険では、仕事上の賠償責任はカバーされません(すべての賠償責任保険商品の約款を読んだわけではありませんが、おそらくどれもそうでしょう)。
・・結局、私は個人でも加入できる共済を見つけて、職務上の賠償責任をカバーすることにしましたが、補償額は不十分ですし、セット商品なので余計な保障もついてしまっています。
そのあたりのことについて未確認の方は、念のため、ご自身の職務に起因する個人賠償責任をカバーする保険に加入できているか確認してみてはどうでしょうか。
【参考:保険全般に関する考察記事(当ブログの人気記事です)】
↓
民間の保険はどの程度必要なのか、5つのポイントで検証(生命保険・医療保険・学資保険・火災保険など)

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