2019
Jul
08
インデックス投資ナイト2019に登壇してきました
年に一度のインデックス投資家のお祭り「インデックス投資ナイト」に行ってきました。

有志の個人投資家がボランティアで運営するこの手作りイベントは、なんと今年で12回目。私はほぼ毎回チケットを買ってお邪魔しています(暇人かつマニアということです)。
今回は登壇者の一人としても参加してきました。
虫とり小僧として登壇するのは今回が初めてなのですが、実は3年ほど前にも「マスクマン」なる謎のインデックス投資ブロガーとして、フェイスマスクにタンクトップ姿で登壇したことがあります。

有志の個人投資家がボランティアで運営するこの手作りイベントは、なんと今年で12回目。私はほぼ毎回チケットを買ってお邪魔しています(暇人かつマニアということです)。
今回は登壇者の一人としても参加してきました。
虫とり小僧として登壇するのは今回が初めてなのですが、実は3年ほど前にも「マスクマン」なる謎のインデックス投資ブロガーとして、フェイスマスクにタンクトップ姿で登壇したことがあります。
◎3年前の某インデックス投資ブロガー
諸事情からハンドルネームさえ隠して「マスクマン」として登壇した3年前、つまり2016年のインデックス投資ナイトでは、進行役のカン・チュンドさんと私で即興の寸劇みたいなことをやったのは記憶しているものの、細かい部分はけっこう忘れてしまいました。
そこで当時の参加者レポートを漁ってみたところ、菟道りんたろうさんが好意的にまとめてくださっていたので、以下に一部抜粋しておきます。
===(マスクマン関連部分抜粋)===
第一部の投信ブロガー座談会「インデックス投資を語り尽くす!」は、カン・チュンドさんの司会でゆうきさん、おぱるさん、そして「某インデックス投資ブロガー」が登場。某インデックス投資ブロガーって誰だと思っていたら、バットマンマスクを付けたムキムキの男性がタンクトップに裸足で登場です。その段階で会場の大部分の人が「あっ、あの人だ!」と思ったのですが、自己紹介のマイクを向けられて「ittinと申します」とやったから大爆笑です(すごい楽屋落ちですが)。おまけに座談会中も壇上でなんの脈絡もなく大胸筋をピクピク動かすものだから、それが気になって座談内容に集中できなかったほど。ある意味で第一部の主役は、このマスクマンでした。
でも、マスクマンは大胸筋ピクピクだけではありません。座談会で普通の人にとってももっとも参考になる意見を述べてくれたのもマスクマンでした。きちんとポートフォリオを組んでインデックス投資を実行しても、ついつい相場の動きに合わせていじりたくなる。でも結果はあまり変わらなかったとか、暴落時に嬉しがって追加投資していたら、いちばん美味しいタイミングで玉切れになっていたとか。そういう人間の機微を直視した実感的投資論は、えてして理論に走りやすいインデックス投資の世界で、とても貴重だと思ったのです。インデックス投資に向いているのは「足るを知っている人」というマスクマンの言葉は投資全般に当てはまる至言です。とにかく人間味と誠実さあふれるマスクマンの発言は、大いに勉強になりました。
===(以上:菟道りんたろうさんの記事より)===
いきなり3年も前のどうでもいい話を引っ張り出しましたが、今回のインデックス投資ナイト全体の内容については、分かりやすいレポート記事が既にいくつも公開されているので(参考:水瀬ケンイチさんのこの記事の後半にたくさんのレポリンクあり)、私は(いつものことながら)独りよがりの視点でどうでもいいことを書きます。
◎インデックス投資ナイト2019
大まかなプログラム構成は以下のとおりです。
第1部 「インデックス投資の生みの親 John C. Bogle氏追悼」
第2部 投資ブロガー座談会「若手投資ブロガーさん、集まれ!!」
第3部 ゲスト座談会「なぜインデックス投資は広まらないのか?日本のインデックス投資の未来」
※登壇者等の詳細は公式サイトでご確認ください。
私は第3部で、この界隈最強の経済評論家・山崎元さんと、元エリート官僚でロボアド界のリード役のウェルスナビ代表取締役・柴山和久さんとの三人で議論みたいなことをしてきました(司会は実行委員のASKさん)。
その超大物の二人から比べると、私なんぞは(北斗の拳の世界で例えるなら)、ラオウとケンシロウを前にした村人Aくらいのレベルでした(司会のASKさんはハート様くらいでしょうか)。
第1部は登壇者5人で30分、第2部は登壇者5人で40分、そして第3部は登壇者4人で60分と、時間配分や構成を見ても、なんだか責任重大な感じがします。私は興奮する心を落ち着かせるために、漫画太郎先生が描いたイラスト入りのTシャツを着ました(冒頭のアイキャッチ画像)。
座談会が始まると、司会のASKさんに訊かれたことに答える形式で進んでいきました。
私は自分がしゃべりすぎてはいけないと思って、どちらかというと盛り上げることと議論のバランスをとることを心がけました。お祭りですからね。
ただ、じっくり考えて準備してきた「なぜインデックス投資は広まらないのか?」についての話題にはあまり言及できませんでした。なので、それについては機会を見てブログ記事にでもしようと思います。
◎とにかく継続が大切
色々と反省は残りましたが、私の考えは「投資になんてなるべく手間をかけずに、ほどほどでいい」といういつものやつなので、そういう雰囲気が出せれば充分です。
あんまり細かくこだわり過ぎず、欲張り過ぎず、のんびりと、ね。
本格的な下げ相場が長く続くような地合になったときに積み立てを継続できるかどうかが資産形成の成否の分かれ目になってくると思います。継続、大事っす。
そういう意味でも、毎年しっかりと継続できているインデックス投資ナイトって素晴らしいと思いました。
実行委員の皆様にはいつも本当に頭が下がります。
【参考:インデックス投資を成功させるための3つのポイント】

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