2019
Jul
06
2019年6月末のアセットアロケーションとポートフォリオ(と今年上半期の投資と考察)
今年上半期の自分のアセットアロケーションやポートフォリオなどを確認しておきます。
いくら「ほったらかし」とはいえ、半年に一度くらいは考察みたいなものを書く機会を作らないと、資産状況のチェックすらしなくなってしまいそうなので……。
※私の場合、「アセットアロケーション」には、生活防衛資金などの無リスク資産※1は含んでいません。そして「ポートフォリオ」とは、積立中の金融商品名とその配分を表す言葉として使っています。また、このブログ内で使う「リスク資産」や「無リスク資産」などの言葉についても、自分なりに定義(使い方を整理)してあります。このあたりの「言葉づかい」は各投資家やブロガーによって微妙に異なる場合があるので、他人の公開情報を見るときは多少の注意が必要だと思います。
(参考記事:リスク資産と無リスク資産の色分け)
いくら「ほったらかし」とはいえ、半年に一度くらいは考察みたいなものを書く機会を作らないと、資産状況のチェックすらしなくなってしまいそうなので……。
※私の場合、「アセットアロケーション」には、生活防衛資金などの無リスク資産※1は含んでいません。そして「ポートフォリオ」とは、積立中の金融商品名とその配分を表す言葉として使っています。また、このブログ内で使う「リスク資産」や「無リスク資産」などの言葉についても、自分なりに定義(使い方を整理)してあります。このあたりの「言葉づかい」は各投資家やブロガーによって微妙に異なる場合があるので、他人の公開情報を見るときは多少の注意が必要だと思います。
(参考記事:リスク資産と無リスク資産の色分け)
◎アセットアロケーションとポートフォリオの確認
◇2019年6月末のアセットアロケーション(リスク資産配分)
・国内株式:10%
・先進国株式:20%
・新興国株式:20%
・国内債券:10%
・先進国債券:10%
・新興国債券:10%
・国内リート:10%
・海外リート:10%
◇2019年6月末のポートフォリオ(積立金融商品)
・eMAXIS slimバランス(8資産均等型):80%
・eMAXIS slim先進国株式インデックス:10%
・eMAXIS slim新興国株式インデックス:10%
※上記すべてSBI証券
※先進国株式と新興国株式については、上記の比率を維持できるよう調整しながら、同種のファンド(たわらノーロード 先進国株式とインデックスファンド海外新興国(エマージング)株式)を楽天証券
※参考記事:eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)について
このアセットアロケーションには、思想的・戦略的に深い意義があるワケではなく、特別な愛着があるワケでもありませんが、変更するほどの理由もないので、惰性でそのままになっています。
なぜこのような資産配分になっているのかについては、以前にクドクドと記事にしたことがあるので、ご興味のある方は次のリンク先をご参照ください。
→理想のリスク資産管理条件
→リスク資産管理の優先順位変化
→私のアセットアロケーション(リスク資産管理方法)
※上記の3記事は、続きモノです。
今よりも楽チンに低コストで分散投資できる商品や環境が整えば、ポートフォリオを(場合によってはアセットアロケーションも)変更するかもしれません。…が、どんな配分が将来好成績を残すのかは分からないので、自分なりの最大公約数で、のんびりやっていくつもりです(資産配分の効率そのものよりも、手間をかけずシンプルに管理することを優先するスタンス)。
こんなにチンタラと約14年間も投資を続けていて、年率平均6%程度のリターンで回っているので、個人的には充分に満足しています。これ以上を何を望むのか!?ってなカンジです。
※投資そのものには、ひと月あたり5分とか10分くらいしか時間をかけていません(自動積み立てなので、実際には1秒もかけていない月もあります)。
◎2019年上半期の投資行動や考察
少さな波はあれど、2012年の後半くらいから、ずっと好調な相場が続いていますね。さすがにそろそろ下げ相場が来てもいいだろうと思い続けているのに、なかなかそれはやって来ない。
ひょっとしたら、これまでの常識は通用しないのかもしれない、まだまだ当分上げ相場が続くのかもしれない、そういう思いが確信的になったときに突如、逆回転が始まったりするかもしれません。
景気やマーケットの循環を考えると、「いつ本格的な下げ相場がきてもおかしくないよなぁ」と思ってはいるものの、予測をしたところでそんなもんは当たらんわい!と割り切ってもいるので、実際の投資行動は「いつもどおり」で、基本的には毎月定額の自動積立を続けました。
リスク資産と無リスク資産の比率も1対1くらいで、前回(半年前の2018年末)からほぼ変わっていません。個人的な管理ルールでは、リスク資産と無リスク資産の比率を、最もリスクを抑えた場合で1対1、最もリスクを許容する場合でも2対1の範囲でコントロールすることに決めています。
(参考記事:無リスク資産の必要額)
ほぼ「半々」というのは分かりやすいですし、相場の動きに心惑わされずに済むので、けっこう気に入っています。また、たっぷりの無リスク資産が確保できているため、暴落はいつでも大歓迎です(バッチこい!)。
大きな金額を投じる資産形成のための投資は、リターンよりもまずはリスクに目を向けることが大切であり、そのためのポイントは、アセットアロケーションの中身の細かい調整よりも、無リスク資産とリスク資産のバランスをキチンと管理することだと私は考えています※2。
・・要するに、どんな相場状況になっても安心して熟睡できる金融資産配分になっていればOKってことですね。
※1 無リスク資産が、本当に「無リスク」なのかは微妙な問題ですが、この話を始めると長くなってしまうので、ここでは無リスクという言葉を使っています。まぁ、個人的には財政破綻や国家による私有財産没収レベルのことまでは考えてもあまり意味がないと思っています。
→参考関連記事:最悪の状況をどこまで想定するのか
※2 「アセットアロケーション」の中に無リスク資産を含めている投資家もいるので、その場合はアセットアロケーションの遵守が無リスク資産とリスク資産のバランス管理ということになるでしょう。

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