2019
Jul
13
確定拠出年金のポートフォリオやアセットアロケーションはどうすればいいのか
最近、この手の質問や相談を受けることが増えてきました。
検索流入キーワードも「DC アセットアロケーション」「iDeCo ポートフォリオ」「公務員 イデコ 資産配分」「確定拠出年金 定期預金 デメリット」というようなものが目立ちます。
この手のネタで記事を書いことがあるからなのかもしれませんが、やはり先日の「老後資金2000万円不足問題」があったり、公務員も個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)を利用できるようになったことが大きいのではないかと思っています。
【参考記事:質問者は公務員?…個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)とNISAのどっちを優先すればいいの?】
検索流入キーワードも「DC アセットアロケーション」「iDeCo ポートフォリオ」「公務員 イデコ 資産配分」「確定拠出年金 定期預金 デメリット」というようなものが目立ちます。
この手のネタで記事を書いことがあるからなのかもしれませんが、やはり先日の「老後資金2000万円不足問題」があったり、公務員も個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)を利用できるようになったことが大きいのではないかと思っています。
【参考記事:質問者は公務員?…個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)とNISAのどっちを優先すればいいの?】
◎確定拠出年金でも資産配分の基本は同じ
確定拠出年金(DC)はお得になる可能性が高い私的年金制度ですが、アセットアロケーション(資産配分)やポートフォリオ(金融商品の組み合わせ)に関する基本的な考え方は、普通の資産運用と同じです。
「投資の基本」を学んだうえで、各人の属性や環境、そして性格などに合ったそれぞれの最適解を見つけるしかありません。
※このあたりのことは、最初に基本さえ学んでしまえば、それ以降、特にやることはありませんが、最初の勉強は大切だと思います。
【参考記事:アセットアロケーション(資産配分)の決め方シリーズまとめ】
◎NISAや特定口座なども含めてトータルな資産配分を考えるのが正解
企業型DCでも個人型DC(iDeCo・イデコ)でも、そこだけで考えるのではなく、NISA口座や課税口座なども含めてトータルな資産配分を考えるのが正しいと思います。
つまり、株式等への投資によって得られる(可能性が高い)利益に対する課税繰り延べ効果を考えると、確定拠出年金では期待リターンの高い外国株式などに投資するのが合理的な解ということです。
特に取り崩しまでの期間が20年以上あるような場合なら、上記のような考え方で確定拠出年金やつみたてNISAの枠等を最大限に使うことによって、利益最大化の可能性を高めるでしょう。
もちろん、未来は不確定なので、絶対ではありませんが、理屈のうえではそうなります。
◎でも、誰もが合理性だけを重視する必要もないよね・・
ただまあ、どうしようもないボッタクリ商品さえ買わなければ、どんなやり方でも確定拠出年金のメリットはそこそこ享受できる、というのもまた事実。
DCの商品選択なんざ、過剰なストレスや不安を抱えてまでやることでもないのです。
信託報酬の一番安い投資信託を買うもヨシ、バランスファンドを買うもヨシ、リスク資産は怖いから定期預金だけにする場合だって、多くのケースでそれなりの節税効果は見込めるはずです。
私は出口までの時間がまだしばらくあり、かつリスク資産への投資にアレルギーはないので、iDeCoで定期預金や保険などの元本保証(元本確保)の商品を選択するつもりはありませんが、同じことを他人さまに勧めるつもりはありません。
ま、各自、自己責任のもと、やりたいようにやりましょうや。
※確定拠出年金ってなんじゃい?って人は、以下の記事をご参照ください。
↓
確定拠出年金ってなによ?…メリット・デメリット・注意点は?…企業型と個人型の違いやオススメの証券会社は?

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