2019
Jun
08
おはぎゃーの先にある世界
おはぎゃー!!

この、般若心経のフレーズに出てきそうな言葉は、朝、起床した際、海外の株式・為替相場などに大きな変動があったとき(主に下げたとき)の「ぎゃー」という驚きが「おはよう」と混じりあって生まれたもののようです。
ニューヨーク株式市場の取引が終わるのが、日本時間の午前6時(サマータイムだと5時)なので、「そういう日」の朝方に主にツイッターなどのSNSで飛び交います。けっこう面白いです。
「おはぎゃぁぁぁ」だとか「おはギャーー」なんてのも同じ意味です、たぶん。

この、般若心経のフレーズに出てきそうな言葉は、朝、起床した際、海外の株式・為替相場などに大きな変動があったとき(主に下げたとき)の「ぎゃー」という驚きが「おはよう」と混じりあって生まれたもののようです。
ニューヨーク株式市場の取引が終わるのが、日本時間の午前6時(サマータイムだと5時)なので、「そういう日」の朝方に主にツイッターなどのSNSで飛び交います。けっこう面白いです。
「おはぎゃぁぁぁ」だとか「おはギャーー」なんてのも同じ意味です、たぶん。
初めて「おはぎゃー」なる言葉を聞いた(見た)とき、私は直感的にその意味を理解することができました。
すぐに意味が分かったということは、私も投資やSNSにだいぶ浸ってしまっていることの証左なのかもしれません。
ところで、この言葉、いつ、誰が言い始めたのでしょうか。
ちょっと記憶はあやふやですが、私が投資を始めた15年くらい前やSNSで投資に関するつぶやきを発信し始めた10年くらい前には聞かなかった(見なかった)ような気がします。
2008年のリーマンショック(世界金融危機)から数年を経て、ある程度マーケットが落ち着いてからの相場変動でよく聞くようになりました。
しかも、本当に心の底から「おはぎゃー!」なぞと叫んでいる人はさほどおらず、実際のところは、ただ言ってみたいだけの人が多いだろうと私は見ています。遊園地のジェットコースターで絶叫して楽しんでいるというか、お祭り感覚でふざけているだけの人が多数派だろうと。
つまり、それが言えているうちは、まだまだぬるいということです。
相場動向に反応する人は、多かれ少なかれポジションを持っている(リスク資産を保有している)ことが多いと思うので、数年に渡る下げ相場や本格的な暴落がくれば、騒ぐ余裕もなくなる気がします。
おはぎゃーのその先に何があるのかを私は見てみたい。
・・資産形成のための積み立て投資は、おはぎゃーも聞こえてこないような下げ相場になっても愚直にコツコツと続けられるかどうかが、成否の分かれ目になるでしょう。
ってことで、国際分散積み立て投資ビギナーの方は、SNSに飛び交う「おはぎゃー」ごときに動揺しないように気をつけましょうね。
【関連記事:リーマンショックのナイアガラっぷり】

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