いつか子供に伝えたいお金の話

インデックス投資(投資信託を使った国際分散投資)による資産運用・各種保険・クレジットカード・節約など「お金」に関することを書き綴るブログ

おはぎゃーの先にある世界

おはぎゃー!!

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この、般若心経のフレーズに出てきそうな言葉は、朝、起床した際、海外の株式・為替相場などに大きな変動があったとき(主に下げたとき)の「ぎゃー」という驚きが「おはよう」と混じりあって生まれたもののようです。

ニューヨーク株式市場の取引が終わるのが、日本時間の午前6時(サマータイムだと5時)なので、「そういう日」の朝方に主にツイッターなどのSNSで飛び交います。けっこう面白いです。

「おはぎゃぁぁぁ」だとか「おはギャーー」なんてのも同じ意味です、たぶん。



初めて「おはぎゃー」なる言葉を聞いた(見た)とき、私は直感的にその意味を理解することができました。

すぐに意味が分かったということは、私も投資やSNSにだいぶ浸ってしまっていることの証左なのかもしれません。

ところで、この言葉、いつ、誰が言い始めたのでしょうか。

ちょっと記憶はあやふやですが、私が投資を始めた15年くらい前やSNSで投資に関するつぶやきを発信し始めた10年くらい前には聞かなかった(見なかった)ような気がします。

2008年のリーマンショック(世界金融危機)から数年を経て、ある程度マーケットが落ち着いてからの相場変動でよく聞くようになりました。

しかも、本当に心の底から「おはぎゃー!」なぞと叫んでいる人はさほどおらず、実際のところは、ただ言ってみたいだけの人が多いだろうと私は見ています。遊園地のジェットコースターで絶叫して楽しんでいるというか、お祭り感覚でふざけているだけの人が多数派だろうと。

つまり、それが言えているうちは、まだまだぬるいということです。

相場動向に反応する人は、多かれ少なかれポジションを持っている(リスク資産を保有している)ことが多いと思うので、数年に渡る下げ相場や本格的な暴落がくれば、騒ぐ余裕もなくなる気がします。

おはぎゃーのその先に何があるのかを私は見てみたい。


・・資産形成のための積み立て投資は、おはぎゃーも聞こえてこないような下げ相場になっても愚直にコツコツと続けられるかどうかが、成否の分かれ目になるでしょう。

ってことで、国際分散積み立て投資ビギナーの方は、SNSに飛び交う「おはぎゃー」ごときに動揺しないように気をつけましょうね。


【関連記事:リーマンショックのナイアガラっぷり


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プロフィール

虫とり小僧

Author:虫とり小僧


Twitter:@mushitori
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子供の頃は、一日に800匹以上のバッタを捕まえるような虫とり少年でした。また、歩行中にはすべての家の「ピンポン」を必ず押すようないたずら小僧でもありました。今はただのザコです。

※好きなものは、歴史・格闘技(実践も観戦も)・筋トレ・秘湯めぐりなど



自分の全資産を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、世界中の株式や債券なども保有しています。

約19年前から、なるべく手間とコストをかけずに実践している投資方法を、いつか我が子に伝えるかもしれないので、そのための備忘録を書いておくことにしました。

投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが…



※当ブログのエッセンスをまとめた記事はこちら

我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと


※主なメディア掲載・出演履歴
BSテレ東マネーの学び:2022年10月13日
投資信託完全ガイド:2021-22年版
日経新聞広告:2021年2月12日
東証マネ部!:2020年8月
JBpress:2020年7月7日
ダイヤモンドZAi:2020年5月号
Yen SPA!:2020年夏号
トウシル(楽天証券):2020年4月
日経ヴェリタス:2019年9月15日
FOUND:2019年8月
週刊エコノミスト:2019年4月23日号
金融庁コラム:2018-19年
ITmedia:2018年1月29日
モノクロ ザ・マネー:2018年12月号
トウシル(楽天証券):2018年10月
ほったらかし投資完全ガイド:2018年1月
日経電子版:2017年12月25日
ニューヨークタイムズ:2017年7月11日
REUTERS・ロイター:2017年7月7日
東証マネ部!・R25:2017年3月
Yen SPA!:2016年冬号
BIG tomorrow:2016年1月号
ザイ・オンライン:2015年9月18日
日経ヴェリタス:2015年7月26日
某大手テレビ局:2014年夏?
日経マネー:2013年10月号
日経新聞:2013年7月3日
NHK特報首都圏:2011年3月

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