2021
Feb
06
ポイント還元と現金値引きはどっちがお得なのか
QRコード決済・バーコード決済が流行り始めたころ、けっこうな確率でpaypayの「100%キャッシュバック」が当たるというのがありました。
私もランチタイムに一人でよく行くイタリア料理屋で、ちょっと贅沢に1000円のパスタセットを食らい、PayPayを利用したところ、運よく1000円分のキャッシュバック(PayPayボーナス)が当たりし、大喜びしたことがあります。
そのとき、お店のマスターに画面を見せて、
「ついに1000円キャッシュバックきました!」
と伝えたところ、マスターも、
「おおー、今日はタダメシですね!」
と反応してくれました。
「はい、美味しいタダメシ、ごちそうさまでしたっ」
と満面の笑顔で返しながら、機嫌よくお店を出たわけですが、理屈っぽい私は心の中で、支払い不要ってわけじゃないんだからタダメシではないんだよなぁ、なーんてこともちょっと思いました。
私もランチタイムに一人でよく行くイタリア料理屋で、ちょっと贅沢に1000円のパスタセットを食らい、PayPayを利用したところ、運よく1000円分のキャッシュバック(PayPayボーナス)が当たりし、大喜びしたことがあります。
そのとき、お店のマスターに画面を見せて、
「ついに1000円キャッシュバックきました!」
と伝えたところ、マスターも、
「おおー、今日はタダメシですね!」
と反応してくれました。
「はい、美味しいタダメシ、ごちそうさまでしたっ」
と満面の笑顔で返しながら、機嫌よくお店を出たわけですが、理屈っぽい私は心の中で、支払い不要ってわけじゃないんだからタダメシではないんだよなぁ、なーんてこともちょっと思いました。
◎100%キャッシュバックの割引率は最大50%
当たり前の話ではありますが、システム上のキャッシュバックなりポイント還元なりを受けても、その後、その残高なりポイントなりを使わなければ実益はありません。
スマホ決済で1000円を払ってシステム上の1000円キャッシュバックがあったら、その1000円分を次に使うときに恩恵を受けることができるわけです。
つまり、2000円を使った場合に1000円分の還元が実現するので、割引率は50%になります(1000÷2000)。
だから、冒頭のケースではタダメシにはならないのです。
まあ、次回そのお店で1000円のパスタセットを食べればそのときは(そのときだけを考えれば)タダメシになりますし、気分的には冒頭のケースもタダメシのようなものではあるのですが、理屈っぽく性格の悪い私は、ついそんなことを思ってしまいました。
ホントはこんなみみっちいいことを考えたりせずに、飲食店のスマホ決済で100%のキャッシュバックがあったときは、無邪気に「タダメシ、キター!!」なぞと叫んだり、元々使う予定だった生活必需品にそれを使えば実質タダメシになる、とでも解釈しておくほうが気持ちはよかったのでしょうが。
◎ポイント還元と現金値引きはどっちが得か
「キャッシュバック」という言葉を使ってしまうと、その場で現金をもらえるという意味に取れなくもないので、分かりやすくするために「ポイント還元」という言葉を使いますが、同率のポイント還元と現金値引きでは、現金値引きのほうがお得になります。
例えば1000円のものを買って50%のポイント還元があり、還元されたその500円分のポイントを次の買い物でピッタリ使うと、500÷1500で割引率は約33%。一方、50%の現金値引きならば、その時点で恩恵があるので割引率はそのまんま50%です。
50%ポイント還元と40%現金値引きでも、まだ後者のほうがお得ですね。
・・知っている人にとっては「何を今さら」的なネタであり、また、そんなどうでもいいことを考えてこなかった人にとっても「だから何?」的なネタで大変失礼しました。
私のように趣味でブログを書いているような人間は、暇人だということであります。
ちなみに、冒頭で取り上げたイタリア料理屋は、以前に軽くバズった以下の記事の舞台と同じです。
↓
ランチ会で若いママたちが夫の扶養範囲内で働くことについて語り合ってた

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