2018
May
27
もしもリスク資産への投資をしていなかったら
「もしも」のことや「たら」「れば」なんてことは、考えてもあまり意味はないと言われますが、私は暇人であり、ブログのネタが思いつかずに困っているので、ちょっと考えてみました。
もしも自分が今日までリスク資産への投資をしていなかったら、どうなっていただろうか。投資による資産形成を続けてきたのは、自分にとってよいことだったのだろうか、と。。

はい、暇人による暇人のための思考実験でございます。
もしも自分が今日までリスク資産への投資をしていなかったら、どうなっていただろうか。投資による資産形成を続けてきたのは、自分にとってよいことだったのだろうか、と。。

はい、暇人による暇人のための思考実験でございます。
◎貯蓄タイプの保険を利用して資産形成?
私が投資による資産形成をはじめたきっかけは、十数年前に、保険の営業マンから勧められた商品をあれこれ調べたことでした。
終身保険を契約させられそうになった際、なんで受取り額よりも多い支払い額を約束した金融商品が成り立つんだろう?と、商品システムに疑問を持って色々と調べたのです。
その結果、「保険会社はお金を運用して増やしている。ただ、その運用とやらはそんなに難しいものではなさそうだし、手数料もベラボーに高い。自分でやったほうが効率は良さそうだ」と考えたわけです。
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【参考記事】炸裂する生命保険屋の営業トーク(投資を始めたきっかけ)
なので、あのときに、その疑問を持たなかったら、リスク資産への投資はしていなかったかも。
ひょっとしたら資産形成は保険商品でやるものだと思い込み、予定利率に目が眩んで、ドル建ての変額終身保険あたりを使っていたかもしれません。
まあ、保険商品にも給与天引きによる強制貯蓄という優れた機能や、多少の税控除なんかもあり、預貯金オンリーよりはお金の増える可能性はありそうなので、必ずしも悪いわけではありません。
そもそも、自分でお金の運用を行いながら資産形成を行う人間なんてのは少数派でしょうし。
ただ、保険で資産形成をしようとしていたら、その速度は遅くなっていたはずで、効率も良くなかったでしょう。あくまでも現時点での途中経過にすぎませんが、私は約13年間コツコツと毎月積み立てインデックス投資を行ってほったらかしているだけで、年率平均6%以上のリターンを得られていますから。
◎んでも、自分は自分だから
さて、保険で資産形成をしていた可能性があるかも、なーんて書きましたが……
もしもリスク資産への投資をしていなかったとしても、私は私です。
実際のところ、このセコい男・虫とり小僧が、毎月毎月高い保険料を支払い続ける選択をするとは考えにくい。
投資はしておらずとも、保険は必要最低限に抑えて、預貯金に励んでいた可能性のほうが高そうです。
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【参考記事】民間の保険はどの程度必要なのか、5つのポイントで検証(生命保険・医療保険・学資保険・火災保険など)
そういえば以前に、お金に対する考えを簡単にまとめた記事で、大切なポイントとして私は以下の五つを挙げたことがあります。
その一.入ってくる(稼げる)以上に使うな
その二.原則として、貸し借りはするな
その三.節約と浪費はどちらもほどほどに
その四.リスク資産への投資という選択肢もあるぞ
その五.なるべくお金にとらわれない生き方をしたいね
・・ふむ、投資に関する項目は「その四」のひとつだけでしたね。
投資をするかしないか、なんてことは、お金に関する大切な話の中においては、さほど優先順位の高いものでもないので、まあ、そんなもんですわな。
だもんで、もしも投資をしておらずとも、私の生活にさほど変わりはなかったでしょう、きっと。
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【参考記事】我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと
◎それでも投資をしていてよかった
結局、もしもリスク資産への投資をしていなかったとしても、私は私なので、たいした違いはなかっただろう、という思考実験の結果になりました。
んでは、投資をしていてよかったか、それともしないほうがよかったか、という二択なら、そりゃあ、投資をしていてよかったですよ。
投資をしていてよかったと思える理由としては、
・(今のところ)投資に回したお金が大きく増えている
・リスクとリターンの関係を実感を持って理解できた(と思う)
・投資にかける労力が大きくてもリターンは向上しないということを悟れた(時間の有効活用に目が向くようになった)
・経済のニュースに対する感度が上がった
・ブログというマニアックな趣味につながった
・投資ブログから派生して人脈が広がり、様々な機会に恵まれている
などなど……
まあ、いくらカッコつけたり、キレイごとを言ったりしても、投資の目的はお金を増やすことなので、していてよかった理由はほぼそれに尽きるのですが、投資から派生した(と思える)よかったことも、細かいことならいくらでも出てきます。
また、リスクも承知のうえで投資しているので、もしも最終的に損をすることになっても、後悔はしないはずです。たぶん。
うーむ、誰のために何のために書いた記事なのか自分でもよく分かりませんが、暇つぶしにはなった気がします。
【参考記事】なぜ投資(資産運用)をするのか

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