2018
Mar
10
インデックス投資(投資信託)の出口戦略
インデックス投資ブロガーは出口戦略には触れない……というような言説を見かけることがあります。
たしかにインデックスファンドなどの投資信託をコツコツと積み立てている過程を書き綴っているブログは数多くあるものの、それを取り崩しながら生活している様子を詳しく書いているブログはあまり見かけません。
というか、配当金生活系は別にすると、リスク資産の取り崩し方法そのものをメインテーマにしたブログは思い浮かんできません。
それもそのはず、一般人が投資信託やETFを資産形成に利用できる環境が整ったのはここ十年くらいの話であり、わずか十年ぽっちで積み立て投資による資産形成が「成る」のは難しいでしょう。
ただ、出口戦略や取り崩しについて触れた記事をたまーに書いてるブロガーはいます。
たしかにインデックスファンドなどの投資信託をコツコツと積み立てている過程を書き綴っているブログは数多くあるものの、それを取り崩しながら生活している様子を詳しく書いているブログはあまり見かけません。
というか、配当金生活系は別にすると、リスク資産の取り崩し方法そのものをメインテーマにしたブログは思い浮かんできません。
それもそのはず、一般人が投資信託やETFを資産形成に利用できる環境が整ったのはここ十年くらいの話であり、わずか十年ぽっちで積み立て投資による資産形成が「成る」のは難しいでしょう。
ただ、出口戦略や取り崩しについて触れた記事をたまーに書いてるブロガーはいます。
◎友人ブロガーたちの出口戦略系記事
たとえば、
吊られた男さんのこの記事(コツコツとバイ&ホールド投資してきて,取り崩しのタイミングで暴落が来たらどうする?)とか、
水瀬ケンイチさんのこの記事(運用資産の取り崩し方)とか、
kenzさんのこの記事(インデックス投資の出口戦略 将来のファンド売却についての考え方)とか、
私もこの記事(いつまで資産運用(投資)を続けるのか)の中でちょろっと書いてみたり。
・・どのブログも探してみれば多少は関連記事があったりします。
◎私の今のところの考え
私の場合は、自分で決めたリスク資産と無リスク資産の比率を一定に保つようにコントロールしながら取り崩そうかなぁ、と妄想しています。
そのとき必要な金額を、その時点で(リスク資産と無リスク資産の)膨らんでいるほうから解約していく方法です(当然、あまりにも目標比率が崩れたら別途リバランスはします)。
「投資しているリスク資産の期待リターンはプラスである」という前提を持っているので、コツコツ積み立てたものをある日突然一括で解約するようなことは(今のところ)考えていません。
積み立てもコツコツ、取り崩しもコツコツ、です。
つまり、退職後にリーマンショック級の暴落があっても、その後まだ数十年間生きるのであれば、そのうちリスク資産も回復するだろう、と考えているということです(適度に国際・アセット分散してあれば、過去にはそうなっています)。
自分の金融資産は、いつまでも一定の割合でリスク資産に分散して置いておきたいのです。余命が分からない段階で、金融資産をすべて円資産に集中してしまうのはちょっと怖いなぁ、とさえ思っています。
もちろん、これは想定する未来や生活環境、また金融資産の絶対額などによっても最適解が異なるものでしょう。また、使い切りを前提とするのか、遺産を残したいのかどうかによっても変わってくる話かもしれません。
◎マネープランは一応長生きに備えて練っておく
あとは、いつ死ぬのか、という想定も必要になるかもしれませんが、そればかりは分からないっすよね。
基本的には、長生きした場合に備えることができているのか、という視点が大切だと思っています。
え?もし早く死んだらって?
・・そりゃあその可能性もありますが、早く死ぬことを前提にマネープランを立てるってのは、私には怖くてできません。それに、死んじゃえば損も得もないですからね。
ただ、早く死んでも悔いが残らないように、たまに好きなことにパァ~っとお金を使うようなことも心がけたいと思っています。
《関連記事》
・なぜ投資(資産運用)をするのか
・インデックス投資を成功させるための3つのポイント

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