2018
Mar
03
なんの役にも立たない時間ってのも、けっこう貴重だよね
投資をしたり、仕事でのスキル向上を図ったり、自分自身の成長を目指したりしていると、ついつい自分の過ごしている時間の生産性というか効率のようなことばかりに意識が向いてしまうものです。
こんなことは時間の無駄だ!などと切り捨ててしまうものが、増えてしまったりします。
【参考関連記事→なぜ投資をするのか】
まぁ、すべての人に当てはまるワケではないでしょうが、少なくとも以前の私にはそのようなことがありました(若い頃はけっこう意識が高かったのです)。
しかしながら、人生の後半戦が視野に入ってくるようなおっさんの年齢になってくると、なにも生み出さないけど、楽しい時間もいいよなぁ、いや、そういう時間こそ大切にすべきだ!なぞと思うようにもなってきました。
「そういう時間」が何を指すのかは人それぞれでしょうが、例えば…………
こんなことは時間の無駄だ!などと切り捨ててしまうものが、増えてしまったりします。
【参考関連記事→なぜ投資をするのか】
まぁ、すべての人に当てはまるワケではないでしょうが、少なくとも以前の私にはそのようなことがありました(若い頃はけっこう意識が高かったのです)。
しかしながら、人生の後半戦が視野に入ってくるようなおっさんの年齢になってくると、なにも生み出さないけど、楽しい時間もいいよなぁ、いや、そういう時間こそ大切にすべきだ!なぞと思うようにもなってきました。
「そういう時間」が何を指すのかは人それぞれでしょうが、例えば…………
ポップコーンを頬張りながら映画鑑賞をして、周囲を気にせずに大号泣する。
アニメソングを使い、ムカつく上司をバカにした替え歌を作って熱唱する。
ヘビがカエルを捕食するシーンをじっくりと観察して、心拍数を上げる。
頭を空っぽにしてお気に入りの景色を眺めながら、ボーっとする。
好きな音楽を大音量で聴きながら、何も考えずにドライブする。
映画や小説のお気に入りリスト・ランキングを作成してみる。
一人で喫茶店に入って、静かにお気に入りの小説を読む。
鼻歌でどれだけ大きな音が出るかチャレンジしてみる。
公園で高い木に登って、子供たちに迫力を見せる。
ふぐ料理屋に行き、てっさを肴にヒレ酒をあおる。
落とし穴を堀って、悲鳴を上げて自分が落ちる。
歴史小説で知った場所に実際に行ってみる。
自己満足全開の自伝を執筆し悦に入る。
天気のいい日にランニングをしてみる。
ムカデやダニを探しに出かけてみる。
髪の毛と眉毛をすべて剃ってみる。
旧友と連絡をとって再会してみる。
親と心霊スポットを巡ってみる。
一人でカラオケに行ってみる。
ウエイトトレーニングをする。
アイスクリームを食べる。
近所中を徘徊してみる。
BB弾を拾い集める。
裁判傍聴に行く。
布団にもぐる。
地図を見る。
妄想する。
暴れる。
叫ぶ。
想。
などなど。。
個人のスキルアップやキャリアアップにはほとんど役に立たないような時間の過ごし方も、たまにであれば、貴重なのものです。
家族で一緒にアニメのDVDを鑑賞しながらダラダラする時間なんて、もう最高じゃん!とか思っちゃうわけであります。
一日中スマホでツイッターを眺めていたって、それが楽しいならええやん!とかね。
また、人付き合いにおいても、その人との付き合いで学ぶことがあるかどうか、ということよりも、その人と一緒にいて楽しいかどうか、というだけの判断基準ってのも、かなり重要なのではないか、なーんて考えています。
もちろん、常にダラダラしてるのではダメでしょうし、楽しい時間も「法に触れず、他人の権利を侵害せず、お金や健康を大きく蝕まない程度に」というような条件が必要になるでしょうが、ほどよいバランスで「なんの生産性のない時間」を自分の人生のポートフォリオに加えてみるのも案外アリなのかもしれません。
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