2017
Oct
22
職場での投資普及作戦会議…つみたてNISA Meetup(金融庁と個人投資家の交流企画 in 東京・第六弾・2017年10月20日)
今年4月から継続的に催されている「金融庁と個人投資家の意見交換会」が、「つみたてNISA Meetup」へと昇華して(タイトルを変えて)、東京での第六弾が敢行されました。

ひょんなことから私が参加者募集・案内係を務めることになり、毎回の懇親会で乾杯の音頭までとるようになってしまったので、参加しないわけにはいきませぬ。
中規模の会議室に詰め込まれた一般参加者・ゲスト・関係者など合わせて60名以上で、今回も侃々諤々やってきましたよ。

ひょんなことから私が参加者募集・案内係を務めることになり、毎回の懇親会で乾杯の音頭までとるようになってしまったので、参加しないわけにはいきませぬ。
中規模の会議室に詰め込まれた一般参加者・ゲスト・関係者など合わせて60名以上で、今回も侃々諤々やってきましたよ。
◎ついに本当の意見交換会へ
タイトルは「つみたてNISA Meetup」なるキャッチーなものになりましたが、その中身はいよいよ本物の「意見交換会」になってきました。
これまでの五回も「意見交換会」と銘打ってはいたものの、その主目的は明らかにつみたてNISAのプロモーションでした。しかしながら今回は、「つみたてNISAとは?」というような制度説明などは一切なく、どうやって普通の人に投資による資産形成を啓蒙していけばいいのかをテーマにした、まさに「作戦会議」すなわち意見交換会でした。
東京以外の巡業イベントや来月(11月17日)の「つみップ東京・女子部」などは引き続き初心者向けのものになると思われますが、今後のつみップ東京は、金融庁が本当に我々に意見を求める場となりそうな気がしています。
◎職場つみたてNISAの普及について
今回は、職場つみたてNISAをきっかけに、投資による資産形成を啓蒙するのはどうだろう、ということで、その分野に関わってきた大江加代さんなどの有識者ゲストを中心に意見交換が行われました。
「職場つみたてNISA」とは、職場の福利厚生の一環として、つみたてNISAを給与天引きで導入するもので、旗振り役の金融庁でも実際にやるそうです。
職場つみたてNISAでは、つみたてNISAだけでなく、より大きな節税効果が期待できる個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)の情報提供も積極的に行うらしいので、その狙いはGOODだと思います(※確定拠出年金ってなによ?)。
※ちなみに現行の一般NISAでも同じような仕組みで「職場積立NISA」なるものが存在しているそうですが(ひらがなか、漢字か、の違い)、恥ずかしながら私は知りませんでした。つまりその程度の、実質的には存在していないようなものだった、ということです。
◎つみフェス2017のアンケート
先日のビッグイベント「つみフェス」の参加者アンケート結果も公表されました。
結果は概ね予想どおりのものでした。
書き起こすのがメンドくさいので写メを貼り付けておきます。ご興味のある方はチェックしてみてください(クリックで拡大します)。



◎ハロウィン企画
今回はなんと仮装参加OKとのことで、金融庁の職員さんたちも自前の仮装で登場しました(ウォーリーとかミニオンズとか囚人とか)。
そういう企画なのに、何もしないのでは不粋だと思い、私も発言の際は700円で購入したお洒落なメガネを装着するようにしました。
私のことをある程度知っている方は苦笑いを浮かべていただけですが、初めての方はメッチャ警戒していたので、けっこう快感でした。
↓このメガネ

↑眠っていてもバレません!
◎ホップ・ステップ・つみップ
他人と「株の話」や「お金の話」をしづらいこの国で、投資初心者への投資の啓蒙は大変難しいことです。
【参考記事→投資なんて不労所得だ!そんなものに手を出すヤツはけしからん!】
んでも、「まともな投資」もあるということと、それを利用して資産形成を図るための現実的な選択肢(制度)を政府が用意して、より良いものにしようとしていることを広めるのは、どう考えても悪いことではありません。
効果的な普及方法はすぐに思い浮かびませんが、前向きなアクションを応援したいと私は思っています。
多くの人たちの知恵が集えば、ひょっとしたら何かのきっかけで、ピコ太郎のように火がつくかもしれません。
ホップ・ステップ・つみップ!
【これまでの当ブログの主なNISA関連記事】
・NISA(少額投資非課税制度・日本版ISA)をどう利用するか
・ジュニアNISA(ニーサ)について…我が家はどうするのか
・「つみたてNISA」ってなんだ?…金融庁の制度担当者に聞いてみた
・で、自分は現行(一般)NISAとつみたてNISAのどっちを利用するのかという話
【過去5回の金融庁との意見交換イベントin東京の報告記事】
・第一弾:絞り込まれた投資対象商品・4月7日
・第二弾:ついに金融庁幹部登場・5月29日
・第三弾:投信運用会社を招喚・6月29日
・第四弾:投信販売会社は100%前向き?・7月26日
・第五弾:つみフェス2017・9月10日

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