2017
Oct
14
極上のコスパを実現中のインデックス投資家がいた
先日、数年ぶりに、とある古参インデックス投資家さんとサシで一杯やりました。
彼は、外資系の大企業からベンチャー企業経営者を経て、現在は国内の大手企業に勤めるビジネスマンです。
実は以前にも彼を当ブログで取り上げたことがあり、その記事は多くのアクセスを集める人気記事となりました(もちろん、前回も今回も本人の了承を得ています)。
《参考:以前に彼を取り上げた記事》
↓
・知人がインデックス投資家だと分かって興奮した話(前編)…リーマンショックの傷跡癒えぬ春の日に
・元ベンチャー企業経営者の投資道…知人がインデックス投資家だと分かって興奮した話(後編)
いや~、4~5年振りにお会いしましたが、相変わらず憎いほどに爽やかなイケメンでしたよ(中身も外見も)。
彼は、外資系の大企業からベンチャー企業経営者を経て、現在は国内の大手企業に勤めるビジネスマンです。
実は以前にも彼を当ブログで取り上げたことがあり、その記事は多くのアクセスを集める人気記事となりました(もちろん、前回も今回も本人の了承を得ています)。
《参考:以前に彼を取り上げた記事》
↓
・知人がインデックス投資家だと分かって興奮した話(前編)…リーマンショックの傷跡癒えぬ春の日に
・元ベンチャー企業経営者の投資道…知人がインデックス投資家だと分かって興奮した話(後編)
いや~、4~5年振りにお会いしましたが、相変わらず憎いほどに爽やかなイケメンでしたよ(中身も外見も)。
◎中年になってから転職することの厳しさ
ここでは仮に、彼のことをジロラモさんという名前にしておきましょう。
ジロラモさんは数年前(まだアベノミクスも始まらないくらいの時期)、一般的に男性の転職限界と言われるギリギリの年齢で大手企業に転職しました。
その年齢でプレイヤーとしてゼロから実績を積み上げるのは、メチャクチャ大変なことでしょう。
実際、それまでは頻繁に会って飲んでいたのに、転職してからのジロラモさんは声をかけるのが申し訳なく思えるくらいに忙しそうでした。
以前はハイペースで更新していたブログも停止状態になり、たまに会っても「まずはとにかく結果を残さないと……」と、噛みしめるように話していました。
どんな要件にもレスポンスの早いジロラモさんからのメール返信が毎回深夜になるような状況で、だんだんと会う機会も減り、ここ4~5年くらいはすっかりご無沙汰でした。
◎転職先でNo.1の営業マンに
ところが先日、ひょんなことから久しぶりに一杯やることになったので、私はここぞとばかりに近況を訊きまくりました。
すると、どうでしょう……なんと転職先で1000人近くいる社内の同部門営業マンの中で、ジロラモさんは数年連続でトップとなり、一気に数段飛ばしで昇進して、既に管理職になっているというではありませんか!
すげえ、すごすぎるよ、ジロラモさん。。
んで、週末の趣味(サーフィン)や家族との時間は大切にしているとのこと。以前はやっていなかったFacebookなんかも始めちゃったりして、凄まじいまでのリア充ぶりです。・・そりゃあ、ブログなんて書いている場合じゃないですよね。
でも(ここが今回の記事のキモですが)、インデックスファンドの自動積み立ては続けているそうです。
ご本人は「完全放置ですよ」と笑いながら言っていましたが、見事にインデックス投資のメリットを享受していました(※インデックス投資とは)。
◎ほったらし投資のコスパ
ジロラモさんはプライベートを充実させつつ、仕事に邁進していながらも、仕組み化(自動化)してしまったインデックス投資を「手間ゼロ」で継続しているのです。
アセットアロケーション(資産配分)の個性による細かな違いはあるものの、株式を中心に国際分散するインデックス投資では、誰でもだいたい同じようなパフォーマンスになります。
【参考記事→理屈をこねくり回すブロガーも、ド素人個人投資家も、主婦も、インデックス投資をするなら成績は同じ】
ジロラモさんも国際分散インデックス投資家なので、おそらく投資パフォーマンスは私と同じくらい(年率平均で6~7%程度)のはずです。しかしながら、商品選びや乗り換え検討などの投資にかけた時間はほぼゼロ。
リターンを時給換算する(投資にかけた時間で割る)と、そのコストパフォーマンスは私なんぞを凌駕しています。
なるべく手間はかけていないと公言している私も、月に1~2回くらいはリスク資産の状況をチラ見しますし、3カ月に一度のペースでアセットアロケーションの確認作業はしています。
このブログは投資ではなく趣味に位置づけてはいますが、もしもこのブログにかけている時間を投資に費やしているとみなせば、その効率の悪さは目を見張るものになってしまいます。
ま、きっと、世の多くの(ブロガーではない)インデックス投資家は、ジロラモさんと同じような素晴らしいコストパフォーマンスを実現しているのでしょう。
コスパを上げたかったら、ブログなんぞをやってはいけませんね(汗)
【関連参考記事→インデックス投資を成功させるための3つのポイント】

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