いつか子供に伝えたいお金の話

インデックス投資(投資信託を使った国際分散投資)による資産運用・各種保険・クレジットカード・節約など「お金」に関することを書き綴るブログ

相場の先行きを決めつけるのは怖いこと

ここ数年は、「株価はこのままの勢いで上げり続ける。特に米国株なら絶対にだ」「下がってもそれは一時的な調整だから借金しても買うべきだ」なーんていうような主張やつぶやきを、チラホラと見かけたりする地合いでした。

また、一方で「中国のバブル崩壊からリーマンショックのような世界的な金融危機が起こる」「あのニュースは終わりの始まりの合図だ」などという説を唱える人もいたりします。

もちろん、実際にどうなるのかは分かりません。

国内に目を向けても、アベノミクス以降の上昇相場は終わったのかもしれないし、まだ終わっていないのかもしれない。目先の上げ下げは一時的な現象や調整かもしれないし、大きな波の序章かもしれない。

正直なところ、ザコでアホな私にはさっぱり分からないのです。

ただ、巷の「断言系」の人の説や、極端な将来予測に全力で賭けているような個人投資家を見て私が感じることは・・



相場に関して、様々な未来を想定して「こういうことがあるかもしれない」と備えておくことは大切だと思いますが、「こうなるに違いない」という構えはそのうち「こうなってくれ!」という願望となり、やがて眠れぬ夜を過ごす日々に導かれてしまいそう

だということです。

趣味として投資を行うために、相場の先行きを予測してポジションをとることは楽しいかもしれません。

(時間と、それ用のお金がある人はどんどんやればいいと思っています。私もいつかは、そういう時間とお金の持てるステージに入って、楽しんでみたいと思うことがあります。)


投資が仕事の人は、短期的な相場の先行きを予測してポジションをとらねばならないときもあるでしょう。

(プロなんですから、インデックスなどに甘んじることなく、アルファーを目指してもらいたいと思います。プロのかたがインデックス投資家をバカにする気持ちは分かる気がします。)



◎決めつけは怖い


ただし、普通の個人投資家が資産形成のために投資を行う場合、不確実な未来に対して「こうなるに違いない」という前提で極端な投資ポジションを組むと、思い通りに動かないときに精神的・経済的に大きなダメージを被る可能性が高くなってしまうのではないでしょうか。

努力しても祈ってもコントロール不可能な相場の未来に対して、「こうなってくれ!」なんて願い続ける時間がやってきてしまっては、より良い生活を手に入れるために行っている投資が、単なるストレスの原因になりかねません。

たとえ論理的根拠があったとしても、相場は個人の思い通りには動かないのです。

もしも、株価や為替などについて先々の予測を立ててみて、予測通りに動いたとしても、自分の見立てた要因で動いたのかどうかは分かりません。たまたま運が良かっただけの可能性も十分にあります。

予想をすることは楽しかったりしますし、判断することは必要ですが、自分の見通しなんざ(プロを含む他人の見通しも?)たかだか1つの可能性に過ぎないことをわきまえておいたほうがよいでしょう。

多くの場合、素人個人投資家が「自分は相場が読める」という前提に立つことは危険だと、私は考えています(あくまでもバカな私を前提とした個人的な考えですが)。

【参考記事:投資判断の的中は、実力なのか、運なのか?



◎ほどほどに対応できれば充分


金融政策ひとつをとっても、自分よりも明らかにアタマが良くて知識も経験も豊富な識者たちがそれぞれ異なった考え(しかもどちらにも説得力がある)を持っていることを見ても、将来の不確実性を痛感させられます。

世には諸説ありますが、私には、この先どうなるのかはもちろん、例えば現状が本当の意味で円安なのか円高なのかすらよく分かりません。結局は、どうなってもそれなりに資産を保全できると思える割合で、アセットや通貨を分散しておくことしかできないと考えています。

だから、時間も優れた頭もない私は、投資信託を利用して、日本を含む世界中の通貨や株式・債券・リートなどを、可能な限り幅広く持つことにしています。

・・なにごとも「ほどほど」がいい、というのが私の基本スタンスです。

【参考記事:なぜインデックス投資を選んだのか


にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ
↑記事を気に入っていただけたら、ランキングに1票(クリック)をお願いします。

関連記事

プロフィール

虫とり小僧

Author:虫とり小僧


Twitter:@mushitori
Facebook:Facebookページ

子供の頃は、一日に800匹以上のバッタを捕まえるような虫とり少年でした。また、歩行中にはすべての家の「ピンポン」を必ず押すようないたずら小僧でもありました。今はただのザコです。

※好きなものは、歴史・格闘技(実践も観戦も)・筋トレ・秘湯めぐりなど



自分の全資産を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、世界中の株式や債券なども保有しています。

約17年前から、なるべく手間とコストをかけずに実践している投資方法を、いつか我が子に伝えるかもしれないので、そのための備忘録を書いておくことにしました。

投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが…



※当ブログのエッセンスをまとめた記事はこちら

我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと


※主なメディア掲載・出演履歴
投資信託完全ガイド:2021-22年版
日経新聞広告:2021年2月12日
東証マネ部!:2020年8月
JBpress:2020年7月7日
ダイヤモンドZAi:2020年5月号
Yen SPA!:2020年夏号
トウシル(楽天証券):2020年4月
日経ヴェリタス:2019年9月15日
FOUND:2019年8月
週刊エコノミスト:2019年4月23日号
金融庁コラム:2018-19年
ITmedia:2018年1月29日
モノクロ ザ・マネー:2018年12月号
トウシル(楽天証券):2018年10月
ほったらかし投資完全ガイド:2018年1月
日経電子版:2017年12月25日
ニューヨークタイムズ:2017年7月11日
REUTERS・ロイター:2017年7月7日
東証マネ部!・R25:2017年3月
Yen SPA!:2016年冬号
BIG tomorrow:2016年1月号
ザイ・オンライン:2015年9月18日
日経ヴェリタス:2015年7月26日
某大手テレビ局:2014年夏?
日経マネー:2013年10月号
日経新聞:2013年7月3日
NHK特報首都圏:2011年3月

このエントリーをはてなブックマークに追加

読みやすくてオススメの本

金融のプロが実はやっている 最もシンプルで賢い投資の結論

投資理論の基礎から実践まで学べる最高の教科書。→参考記事


改訂版 一番やさしい!一番くわしい!はじめての「投資信託」入門

投資信託とは何なのかをやさしく解説してくれる本。→参考記事


お金は寝かせて増やしなさい

投資を始める前の自分に1冊だけ読ますならコレ。→参考記事


半値になっても儲かる「つみたて投資」

積立投資そのものを分析・解説している興味深い本。→参考記事


生命保険の罠

生命保険の販売現場のウラ話が満載の強烈な一冊。→参考記事

オススメのネット証券

楽天証券
管理人は個人型確定拠出年金(イデコ)でもここを利用。投信積立や残高で楽天ポイントがザクザク。キャッシュバックたっぷりの口座開設キャンペーンも多し。→参考記事

SBI証券
管理人もメインで利用中の最大手。低コストの商品が豊富で、月々100円からの積み立て投資に対応。投信保有ポイントサービスも高還元。個人型確定拠出年金(イデコ)も充実!

セゾン投信
リスク資産を1本の投資信託で管理したい人にオススメ。「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は、月々5000円から投資でき、30カ国以上の株式と10カ国以上の債券に分散投資して、世界経済の成長を享受できる。→参考記事

月別アーカイブ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:


お返事できない場合もあります。また(ドコモ・auなどの)キャリアメールだと返信が届かないことがあります(参考解説記事)。

メッセージ内容はブログ記事に取り上げさせていただく場合があることもご了承ください。

注意事項等

当ブログでは個人的見解を述べているだけなので、他人の判断について責任は負えません。投資などを行う際は、あくまでも各自の責任においてお願いいたします。

リンクや引用なら問題ありませんが、無断転載はご遠慮ください。私は著作権を放棄しておりません。



アクセスカウンター

にほんブログ村 投資ブログ 資産運用(投資)へ