いつか子供に伝えたいお金の話

インデックス投資(投資信託を使った国際分散投資)による資産運用・各種保険・クレジットカード・節約など「お金」に関することを書き綴るブログ

長期ではインデックス強し!…MSCIの「指数」勉強会に参加してきました…指数ってなんだ?

MSCIの日本法人が、指数についての勉強会に付き合ってくださいました。

この「誰得感」に溢れ、マニアック極まるイベントは、東京証券取引所の知人に斡旋してもらったものです。なんでもMSCI日本法人が、個人投資家(ブロガー)との意見交換(勉強会)に興味を示したそう。

金融商品の販売会社や運用会社などが、宣伝や知名度向上を目論んでブロガー向けに勉強会を催すのは珍しくなくなっていますが、指数算出会社がわざわざブロガーとの接点を持ってくれるのはいったいどういう理由からなのでしょうか。

もしかして、仕事が地味だから寂しいのかなぁ、人恋しいのかなぁ、などと考えたりしつつ、私は会場へと向かいました。



◎指数ってなに?


指数とは、市場(マーケット)の動向を数値で表すもので、「インデックス」とも呼ばれます。

国内では「日経平均株価」・「TOPIX(東証株価指数)」、海外だと「NYダウ」・「S&P500」などが有名ですよね。それらの「株式」指数は、多くの銘柄の株価をもとにして算出されています(セクター別の指数などもあります)。

また、株式指数以外にも、債券市場の指数や不動産市場の指数などもあり、価格データなどからそれぞれのマーケットの動向を数値化しています。



◎エム・エス・シー・アイ??


MSCI,Inc.は、ニューヨークに本拠を置き、指数算出や各種分析などを行っている金融サービス業者です。んで、今回はその日本法人の方がレクチャーしてくれました。

「MSCI」は、以前はモルガン・スタンレーとモロに資本関係があり、社名の由来ではあるものの、現在は関係ありません(これ、金融関係者でも間違えることがあるそうです)。

国際分散投資を実践する際のもっともメジャーな指数のひとつである「MSCI コクサイインデックス(KOKUSAI)」(日本以外の先進国株式を対象)や、「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス (ACWI)」(全世界の主要な株式市場をほぼ網羅)などの指数が、個人投資家には身近です。

ちなみに、このような「指数」の動きに連動するよう作られた金融商品(投資信託)がインデックスファンドやETFであり、私はそれを資産形成のために利用しています。

【参考記事→インデックス投資とは



◎勉強会の概要


MSCI,Inc.日本法人マネージングダイレクターの内誠一郎さんが、時価総額ベンチマークの計算方法とか、スマートベータとか、日本株指数の将来についてとか、ファクター指数の種類とその内容だとか、しごくマニアックなテーマについて語ってくれました。みっちりと三時間近くも、です。

参加メンバーは、メディア関係者の、植竹知子さん・竹川美奈子さん・田村正之さん・安原ゆかりさん、そしてマニアックなブロガー軍団として、kenzさんたぱぞうさん吊られた男さんNightWalkerさん・虫とり小僧です(それぞれ50音順)。

他に、このイベントのお膳立てをしてくれた東証の方と、東証マネ部の記者さんたちも会場にいました。

勉強会では、我々からも質問し放題だったので、指数算出会社の仕事内容だの、指数のライセンスフィーの仕組みだの、これからメジャーになりそうな指数だの、時価総額加重と浮動株調整の話だのと、これまたマニアックな質問を浴びせかけまくり、会場は異様な雰囲気に包まれました。

会の冒頭で私が「こんなイベントをやって、MSCI側には何かメリットはあるんですか?」と質問したところ、「ありません」と即答されました。MSCIさんは、ブロガーなる得体の知れない人種そのものに興味があっただけなのかもしれません(一度見てみたい的な)。



◎印象に残った話のポイント


MSCIの内さんの言葉で印象深かったのは、以下の点です。

・日本は分からないが、世界経済だけは成長する

・要素や値動きの違うものに投資して、年に一回くらいの利食い(リバランス)をしていけば、投資はかなりうまくいくはず

インデックス投資は長期的には絶対に良い。よって、インデックス投資を長期でやるなら、今は高いからやるべきでない、というのは間違っている

・ただし、インデックス投資はつまらない

市場が効率的か否かについては、どちら側の主張でもそれぞれノーベル賞を受賞している学者がいる。おそらく長期では効率的で、短期では非効率だろう。つまり、3~5年くらいだと市場は間違うが、10年以上のスパンならおそらくそんなに間違えることはないはず

・ライセンスフィー(指数使用料)は、ファンドごとに発生するが、昨今は競争の原理で値下がりしている。そのきっかけというか火付け役は、やはりバンガード社

などなど……



◎まとめというか、ひとこと感想


マーケットをじっと見ているプロから、含蓄に富んだお話を聞くことができてマニアとしては大満足であります。

インデックスファンドを長期で持ちつつ、リバランスを重視する投資スタンスの私にとっては、勇気づけられるような内容の話が多かったように感じました。

【参考記事→日経平均が2万円を超えた今、日本株式への投資比率をどう考えるか


・・仕事でもないのに、こんなにマニアックな話を延々と聞いて気持ちよくなるブロガーとは、やはり真性の変態なのだなぁ、としみじみ思いました。

要するに会場は変態の巣窟であった、ということです。押忍!


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プロフィール

虫とり小僧

Author:虫とり小僧


Twitter:@mushitori
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子供の頃は、一日に800匹以上のバッタを捕まえるような虫とり少年でした。また、歩行中にはすべての家の「ピンポン」を必ず押すようないたずら小僧でもありました。今はただのザコです。

※好きなものは、歴史・格闘技(実践も観戦も)・筋トレ・秘湯めぐりなど



自分の全資産を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、世界中の株式や債券なども保有しています。

約17年前から、なるべく手間とコストをかけずに実践している投資方法を、いつか我が子に伝えるかもしれないので、そのための備忘録を書いておくことにしました。

投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが…



※当ブログのエッセンスをまとめた記事はこちら

我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと


※主なメディア掲載・出演履歴
投資信託完全ガイド:2021-22年版
日経新聞広告:2021年2月12日
東証マネ部!:2020年8月
JBpress:2020年7月7日
ダイヤモンドZAi:2020年5月号
Yen SPA!:2020年夏号
トウシル(楽天証券):2020年4月
日経ヴェリタス:2019年9月15日
FOUND:2019年8月
週刊エコノミスト:2019年4月23日号
金融庁コラム:2018-19年
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モノクロ ザ・マネー:2018年12月号
トウシル(楽天証券):2018年10月
ほったらかし投資完全ガイド:2018年1月
日経電子版:2017年12月25日
ニューヨークタイムズ:2017年7月11日
REUTERS・ロイター:2017年7月7日
東証マネ部!・R25:2017年3月
Yen SPA!:2016年冬号
BIG tomorrow:2016年1月号
ザイ・オンライン:2015年9月18日
日経ヴェリタス:2015年7月26日
某大手テレビ局:2014年夏?
日経マネー:2013年10月号
日経新聞:2013年7月3日
NHK特報首都圏:2011年3月

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