2017年05月05日
残業代を稼ぐ?…固定みなし残業の職場から、残業代つけ放題の職場へ…でもそんなもんは要らん!
最近、大きく職種を変えました(年収は大幅ダウン)……人生いろいろあるものですね。
んで、これまでとはずいぶんと違った勤務形態を経験しています。
実は私、現在の職場に来るまで一度も「残業代」というものをもらったことがありません。
社会人になりたての頃は、某企業でバリバリの営業マンとして働いていました。その会社の営業職には「残業代」なんて概念は存在しておらず、結果だけがすべてでした。
※個人の売り上げ成績にともなうインセンティブはがっつりもらえたので、それなりに稼げましたが・・
その後、20代前半のうちに別のところから声をかけてもらって、転職しました。そこはまあまあの収入があったものの、固定残業代(みなし残業・見込み残業)がバッチリ組み込まれた給与体系であり、いくら働いても収入は変わらない仕事でした。
※何カ月も泊まり込みが続くような労働環境だったので、時給換算すると驚くほどの低賃金労働者とも言えました
私にとってはサービス残業が当たり前で、「残業代ってなに?」という感覚の社会人生活がずっと続いていたのです。
ところが最近、私は「普通」の労働環境の職場で働くようになりました。
そこで戸惑ったのが、超過勤務表の提出、つまり残業代の請求です。
・・え?残業って完全自己申告なの?
・・え?遅くまで残ってるだけで残業代をもらえるの?
・・え?!残業代って、こんなにもらえるのものなの???
ってなカンジで心がざわついています(世間知らずというのでしょうね)。
と、同時に、「残業代を稼ぐ」という言葉の意味するところや、できるだけ遅くまでダラダラと残って仕事をする人の気持ちが実感を伴って理解できた気もしました。
私がもらえる残業代の時給は、パートに出ている妻の時給の3倍くらいになります。
早く家に帰っても特にやることがなく、趣味などでやりたいことがない人が経済合理性を追求しようとすると、残業代を稼ぐべくダラダラと仕事をする行為は、理にかなっているのかもしれません。
しかし、私はそうはなりたくない。
人生は有限です。
その高額な時給を捨ててもやりたいこと、つまり自分にとってその残業代をもらう以上に満足のいくことに時間を使いたい、ってことです。
幸い、今のところ私にとって、「子供と遊んだり趣味に興じることは、残業代なんて捨ててもいいから、なんとしても捻出したい時間だ」と自信を持って言えます。
高額な残業代が不要だと思えるくらいにやりたいことがある自分は、年収は低くなっても幸せ者なのかもしれません。
いつまでもこうありたいものです。
【関連記事】
・セミリタイヤとかしてみたいけど…
・仕事と子育て、親と子の需給アンバランス
※効率的に仕事に取り組んでいても、仕事量や不可避な業務命令・タスク等が多すぎるために泣く泣く残業している方がいることも承知しています。また私も、必ずしも定時に帰れているわけでもありません。

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んで、これまでとはずいぶんと違った勤務形態を経験しています。
実は私、現在の職場に来るまで一度も「残業代」というものをもらったことがありません。
◎残業ってなに?のレベル
社会人になりたての頃は、某企業でバリバリの営業マンとして働いていました。その会社の営業職には「残業代」なんて概念は存在しておらず、結果だけがすべてでした。
※個人の売り上げ成績にともなうインセンティブはがっつりもらえたので、それなりに稼げましたが・・
その後、20代前半のうちに別のところから声をかけてもらって、転職しました。そこはまあまあの収入があったものの、固定残業代(みなし残業・見込み残業)がバッチリ組み込まれた給与体系であり、いくら働いても収入は変わらない仕事でした。
※何カ月も泊まり込みが続くような労働環境だったので、時給換算すると驚くほどの低賃金労働者とも言えました
私にとってはサービス残業が当たり前で、「残業代ってなに?」という感覚の社会人生活がずっと続いていたのです。
◎残業代を稼ぐ??
ところが最近、私は「普通」の労働環境の職場で働くようになりました。
そこで戸惑ったのが、超過勤務表の提出、つまり残業代の請求です。
・・え?残業って完全自己申告なの?
・・え?遅くまで残ってるだけで残業代をもらえるの?
・・え?!残業代って、こんなにもらえるのものなの???
ってなカンジで心がざわついています(世間知らずというのでしょうね)。
と、同時に、「残業代を稼ぐ」という言葉の意味するところや、できるだけ遅くまでダラダラと残って仕事をする人の気持ちが実感を伴って理解できた気もしました。
◎残業代を捨ててでも・・
私がもらえる残業代の時給は、パートに出ている妻の時給の3倍くらいになります。
早く家に帰っても特にやることがなく、趣味などでやりたいことがない人が経済合理性を追求しようとすると、残業代を稼ぐべくダラダラと仕事をする行為は、理にかなっているのかもしれません。
しかし、私はそうはなりたくない。
人生は有限です。
その高額な時給を捨ててもやりたいこと、つまり自分にとってその残業代をもらう以上に満足のいくことに時間を使いたい、ってことです。
幸い、今のところ私にとって、「子供と遊んだり趣味に興じることは、残業代なんて捨ててもいいから、なんとしても捻出したい時間だ」と自信を持って言えます。
高額な残業代が不要だと思えるくらいにやりたいことがある自分は、年収は低くなっても幸せ者なのかもしれません。
いつまでもこうありたいものです。
【関連記事】
・セミリタイヤとかしてみたいけど…
・仕事と子育て、親と子の需給アンバランス
※効率的に仕事に取り組んでいても、仕事量や不可避な業務命令・タスク等が多すぎるために泣く泣く残業している方がいることも承知しています。また私も、必ずしも定時に帰れているわけでもありません。

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