2013
Jan
26
戦後最長の好景気って?【投資を始めたきっかけ・その1】
2002年頃からの数年間、後に「戦後最長」などと呼ばれることになる「好景気」のさなか、その実感が実生活に全く伴わないことにふと疑問を抱いたことがありました。
好景気だとかニュースで言ってるけど、いったいどこが好景気なんだろう???
給料は増えないし、巷じゃどこそこの店が潰れただの、誰それのオヤジさんがリストラされただの、景気の良い話は全然聞こえてこないんだけどなぁ、と。
好景気だとかニュースで言ってるけど、いったいどこが好景気なんだろう???
給料は増えないし、巷じゃどこそこの店が潰れただの、誰それのオヤジさんがリストラされただの、景気の良い話は全然聞こえてこないんだけどなぁ、と。
◎貧乏生活から抜け出すのは非常に難しい
せっかく疑問に思ったので、図書館で経済や景気に関する本を適当に借りてきて読んだり、書店で立ち読みしたり、インターネット上に溢れている情報に目を通したりしてみました。
マクロ経済だとか、ミクロ経済だとか、金融政策だとか、財政政策だとか、ワケの分からん言葉ばかりがでてきて、なんだかよく分かりませんでしたが、なんとなく感じたことは、金持ち(株主)はどんどん金持ちになるものの、貧乏人(労働者)が貧乏生活から抜け出すのは非常に難しいということでした。
そこで、
貧乏人の自分が現在の仕事を続けながら、少しでも金持ちに近づくために現実的に実行可能な手段はなんだろう?
と、考えてみることにしました。
◎戦後最長の好景気の正体
銀行や郵便局の預貯金利率は「おい、バカにしているのか!?」とブチ切れたくなるくらいの雀の涙、いやショウジョウバエの涙、いやミジンコの涙です。
年率10%超の金利も珍しくなかった高度経済成長期のように稼ぎをせっせと預貯金に入れて、銀行などの金融機関はそれをバンバンと企業に貸し付け、そしてそれが設備投資などに回って、パイがどんどん拡大して国も個人もハッピーになる時代は、もうとっくに終わっています。
銀行や郵便局にお金を預けておいてもダメそうです。
一人で色々と思案した結果、「好景気」の恩恵を受けるためには投資をする(株主になる)しかないのかなぁ、と漠然と考えました。
たしかにその時期(2002年以降の数年間)、日経平均株価は右肩上がりに上昇していたのです。なるほど、「戦後最長の好景気」とはこのことを言っていたのか!などと思いをめぐらせました。
◎んでも、投資なんて、なんかこわい・・
でも、結局そのときはただなんとくそう思っただけで、特に行動を起こすことはありませんでした。
「数年前にトヨタの株を買っていれば、今頃ウハウハだったのに!」なんて考えもしましたが、「株」をどこでどうやって買えばいいのかも知りません。それになにより、株や投資なんて大金がないとできないことだろうし、そんでもってギャンブルと同じだろうし、危なそうだし、怖いもん。手を出したら、絶対ヤバイよな。そういえば友人が「サキモノトリヒキ」なるものに手を出して、大損ぶっこいたとか聞いたもんなぁ。おぉ~、コワ!くわばら、くらばら。。そんな風に思いました。
そんなことを考える暇があるなら、本業をしっかり頑張って、そこで稼ぐのが一番確実で手っ取り早い。明日からも仕事を頑張ろう!
結局、そのような結論になったのです(これは今でも最も正しい結論のひとつだと思っていますが)。
ところが、そんなある日……
つづく
マネープランの重要性(炸裂する生命保険屋の営業トーク)【投資(資産形成)を始めたきっかけ(その2)】へ

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