2017
Apr
22
イデコ(iDeCo・個人型確定拠出年金)は楽天証券でやることにしたよ
今年1月から原則的に現役世代の全国民が加入できるようになった確定拠出年金(の個人型・イデコ)について、私は「楽天証券とSBI証券のどっちを利用しよっかな~」などとゴチャゴチャ書いてはこじらせていました。
あくまでも個人的な話なので、その判断結果なんてわざわざ書くつもりはなかったのですが、「楽天とSBIどっちにしたんですか?」というような質問を複数いただいたので、簡単に結果とその理由を書いておきます。
まあ、その二つのネット証券なら、コストや品揃えにおいて他の証券会社を圧倒するツートップなので、ハッキリ言って「どっちにしてもたいして変わらない」というのが正直な感想ですけどね。
あくまでも個人的な話なので、その判断結果なんてわざわざ書くつもりはなかったのですが、「楽天とSBIどっちにしたんですか?」というような質問を複数いただいたので、簡単に結果とその理由を書いておきます。
まあ、その二つのネット証券なら、コストや品揃えにおいて他の証券会社を圧倒するツートップなので、ハッキリ言って「どっちにしてもたいして変わらない」というのが正直な感想ですけどね。
◎イデコ(iDeCo・個人型確定拠出年金)とは
一応簡単に確認しておきましょう。
確定拠出年金とは、2001年から始まった「節税しながら老後資金を作る自分年金」みたいな制度です。
確定拠出年金制度(DC制度)には、企業が掛け金を出す「企業型」と、各個人でやる「個人型」があり、その個人型に昨年(2016年)「イデコ・iDeCo」という妙な愛称がつきました(「イデコちゃん」なるマスコットキャラクターも誕生)。
今年一月からはイデコの加入資格範囲が大きく広がって、私も加入できるようになり、「さて自分はどこの証券会社にしよっかなぁ」と悩んでいたわけです。
多くの場合、この制度を利用するとかなりお得になるはずですから。
※確定拠出年金制度については、以下の記事でもう少し詳しくまとめてあります。
↓
・確定拠出年金ってなによ?…メリット・デメリット・注意点は?…企業型と個人型の違いやオススメの証券会社は?
◎楽天証券にした理由
ネット証券を利用することに抵抗がないのであれば、現在のコスト構造や品揃えから見て、SBI証券
両者の差はわずかなものですが、わざわざブログなんぞを書いているオタクとして、細かい部分をじっくり比較・検討した結果、私はイデコ用証券口座に楽天証券を選びました(検討を始めたばかりの頃は、SBIにするつもりだったものの、詳しく調べた結果、楽天になってしまいました)。
楽天証券を選んだ主な理由は以下の二点です。
・コスト差
→自分の拠出上限額を考慮すると13000円程度の確定コスト(口座管理手数料)差があった(※2017年5月から、この差はなくなっています)
→参考記事:個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)はやっぱり楽天証券にしようかなぁ…SBI証券さん、あとひと踏ん張りを…
・給付の柔軟性差
→積み立て金の受け取り(給付)時に、楽天証券だと一時金と年金方式の併用ができるのに、SBI証券ではできない(※2019年11月からこの不備は解消されています)
→参考記事:SBI証券さん、確定拠出年金「出口」の選択肢を増やして!…このままじゃ楽天証券に持ってかれちゃうよ!!
※併用できないことで不利益を被るかどうかは各人の属性や残高によります
◎SBI証券がダメだったわけじゃない
ただし、これはあくまでも個人的な属性と現段階における将来予想に基づいて自分用に判断した結果にすぎないので、当然すべての人に当てはまるわけではありません。
冒頭にも書きましたが、「SBIと楽天なら、どっちにしてもたいして変わらないと思うけどね」というのが正直な感想です。
※イデコ開通によって投資商品が増えてしまい、資産管理から少しだけシンプルさが奪われてしまうことに若干度惑いつつも、私は淡々と社畜としての毎日を生き続けます。
【分かりやすいオススメの関連書籍】
・個人型に特化した実践的な本を読みたいなら
↓
※参考記事→『一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門』(竹川美奈子著)を読んだ感想・レビュー
・企業型も含むDC制度全般を俯瞰したいなら
↓
※参考記事→『はじめての確定拠出年金』(田村正之著)を読んだ感想・レビュー

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