2017
Mar
22
ETF投資懇談会にお呼ばれしました in 東京ミッドタウン
昨日、日興アセットマネジメント主催、東京証券取引所(JPX日本取引所)共催の「ETF投資懇談会」なるものに参加してきました。
ETFについての最新情報共有や勉強会的な内容もあったものの、主催者・共催者サイドが我々個人投資家のナマの声を聞く、というのが趣旨だったようです。
ブロガーを招集することで、ETFの認知度をもっと広めたいという狙いもあるのでしょうが、基本的には「ご意見ください」という誠実なスタンスの会だったように感じました。
マニアックな知的好奇心溢れるブロガーにとっても、運用会社の中の人や、証券取引所運営サイドの中の人と、ぶっちゃけトークができる貴重な場だったので、双方にとって有意義な時間だったように思います。
この手のイベントには以前も何度か参加したことがあり、毎回それなりに楽しませてもらっています(参考記事→東京証券取引所の「ETF・ETN市場に関する意見交換会」に参加してきました)。
ETFについての最新情報共有や勉強会的な内容もあったものの、主催者・共催者サイドが我々個人投資家のナマの声を聞く、というのが趣旨だったようです。
ブロガーを招集することで、ETFの認知度をもっと広めたいという狙いもあるのでしょうが、基本的には「ご意見ください」という誠実なスタンスの会だったように感じました。
マニアックな知的好奇心溢れるブロガーにとっても、運用会社の中の人や、証券取引所運営サイドの中の人と、ぶっちゃけトークができる貴重な場だったので、双方にとって有意義な時間だったように思います。
この手のイベントには以前も何度か参加したことがあり、毎回それなりに楽しませてもらっています(参考記事→東京証券取引所の「ETF・ETN市場に関する意見交換会」に参加してきました)。
◎ETFについて簡単なおさらい
「ETF」とは、上場投資信託のことであり、ザックリ言ってしまうと、株式のような取引方式で売買できる(証券取引所に上場している)投資信託※のことです。
保有コストが普通の(非上場の)投資信託よりも低いことが多く、仕組み的にも非常に優れた金融商品なのですが、初心者が理解して利用するのは難しい場合が多いだろうなぁ…というのが私の正直な考えです。
アセットクラスごと(国内株式やら海外先進国株式やら新興国株式やら海外債券やら)の比率を考えつつ、株式市場(取引所)の開いている平日の昼間に、口数や「指値」やら「成行」やらを選択して売買するのは、やはりハードルが高いでしょう(夜間取引なども可能ですが、それでも普通の投資信託の売買よりは、メンドくさいと思います)。
当ブログの主な想定読者層は、投資が仕事や趣味ではない「普通の人」や投資初心者なので、これまでもETFを紹介する機会はそれほどありませんでした。
※そもそも投資信託ってなによ?という方はこちらをご参照ください。
↓
投資信託とは・・【いまさら聞けない投資信託シリーズ】
◎利用環境は改善中らしい
国内ETFは本当にいい金融商品だとは思うものの、分配金の再投資が自動ではできず、資産取り崩しのときにも市場売却が必要になり、「5万円分買いたい」とか「10万円分売りたい」というような分かりやすい売買もできません。どうしても初心者さんにはオススメしにくいのです(海外ETFはもっと良い商品だけど、もっと難しくてオススメしにくい)。
・・ただし、投資家としての「初心者」を卒業すれば、ETFは非常に使い勝手の良い投資ツールです。
また、いま流行りのAIを駆使したロボアドバイザーを使った資産配分アドバイスや、ETF積立が可能なシステムなども開発しているらしいので、ひょっとしたら今後はもっと利用しやすくなるかもしれません。期待したいと思います。
◎次回、マーケットメイカーさんに会えるかも!?
「自分が理解できないものに投資してはならない」という投資の大原則を意識すると、ETFを利用するのなら、やはりその商品特性を理解する必要があると思います。
そうなってくると、どうしても理解の「壁」になってくるのは、「マーケットメイカー」と「指定参加者(AP)」の存在、そして「設定・交換」などの仕組みでしょう。
実はそれらのことについて、以前に当ブログではかなり力を入れて解説記事を書き、それぞれのキーワードで上位表示されるようになったのですが、驚くほどに読まれていない(検索ボリュームが低い)のが現状です。難しすぎるのか、それとも興味を持たれないのか、私の文章がダメダメなのか……本当の原因は分かりませんが、とっつきにくい話題なのは間違いないと思われます。
【参考記事】
・マーケットメイカーとは
・指定参加者の役割とは
そうりゃあそうですよね。
私だって、マーケットメイカーさんなる存在の人に会ったことすらないんですから。
そこで、今回の懇談会の場で、試しに「マーケットメイカーさんに会いたいんですけど、セッティングしてもらえませんか?」と東京証券取引所の方に言ってみたところ、なんと「たぶん可能なので、企画してみる」との回答ががががが。
いや~、言ってみるもんですねえ!!
シンガポールあたりに拠点を持つマーケットメイク専業の欧米人なんかがやってきたら、英検4級の私は大いに困ってしまいますが、もしもそれが実現したら、以前から気になっていたことを色々と訊いてみたいものです。
・どれくらい儲かるのか?
・何人くらいでやっているものなのか?
・マーケットメイカーはどのくらいの取引量や乖離だと「やる気」がでるのか?
・マーケットメイカーが全員インフルエンザにかかってしまったら、その日はどうなるのか?
・好きな昆虫は?
とかね。
今後も定期的にETF関連の懇談会(勉強会?)を開催してくれる予定のようなので、もしまたお声がけいただけたら、色々と突撃したいと、腕まくりをしているところであります。
・・あ、、肝心の懇談会の内容を書き忘れましたが、まあ、きっとブロガー仲間の誰かが書くでしょう。

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