2017
Feb
18
我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと…当ブログのエッセンス記事
「いつか子供に伝えたいお金の話」などと、大層なブログタイトルをつけていますが、いつも「子供に伝えたい」ことを記事にしているわけではありません。
というか、そんなことは考えずに、毎回、思いつきでテキトーに書いているのが実情であり、気付いたら「お金」そのものよりも、「投資信託を使った国際分散投資による資産形成」が主要なテーマになってしまっています。
で、ふと思ったわけです。
自分が本当に「子供に伝えたいお金の話」とは、どんなことなのだろうか?と……
そこで今回は、私が「いつか自分の子供に伝えたいお金の話」を厳選して五箇条に絞り込み、一本の記事にまとめてみました。
ちょっと考えてみたところ、次の5つのポイントが思い浮かびました。
一.入ってくる(稼げる)以上に使うな
二.原則として、貸し借りはするな
三.節約と浪費はどちらもほどほどに
四.リスク資産への投資という選択肢もあるぞ
五.なるべくお金にとらわれない生き方をしたいね
・・なんだか面白みのかけらもない、いわゆる普通のマネーリテラシー教養本のようになってしまいましたが、大切な基本っていうのはそういうモンですよね。
そこそこの年齢になった自分の子供に語りかけるという設定で、ポイントごとにもう少し掘り下げてみます。
というか、そんなことは考えずに、毎回、思いつきでテキトーに書いているのが実情であり、気付いたら「お金」そのものよりも、「投資信託を使った国際分散投資による資産形成」が主要なテーマになってしまっています。
で、ふと思ったわけです。
自分が本当に「子供に伝えたいお金の話」とは、どんなことなのだろうか?と……
そこで今回は、私が「いつか自分の子供に伝えたいお金の話」を厳選して五箇条に絞り込み、一本の記事にまとめてみました。
ちょっと考えてみたところ、次の5つのポイントが思い浮かびました。
一.入ってくる(稼げる)以上に使うな
二.原則として、貸し借りはするな
三.節約と浪費はどちらもほどほどに
四.リスク資産への投資という選択肢もあるぞ
五.なるべくお金にとらわれない生き方をしたいね
・・なんだか面白みのかけらもない、いわゆる普通のマネーリテラシー教養本のようになってしまいましたが、大切な基本っていうのはそういうモンですよね。
そこそこの年齢になった自分の子供に語りかけるという設定で、ポイントごとにもう少し掘り下げてみます。
一.入ってくる(稼げる)以上に使うな
いいか、これが一番大切な土台だ。
当たり前のことだけど、これが「当たり前」になってないと、「投資」だの「節約」だの「人生を楽しむ」だののすべてが、ほぼ確実にダメになるぞ。
月々の収入と支出、年間の収入と支出、できれば人生の収入と支出も、ちゃんとマネジメントできるようにしとけよ。まぁ、収入はともかく、特に支出のコントロールはキチンとしとかないとな。
先々見込める収入をアテにしてカネを使うようになったり、「次の競馬レースで勝てば、これだけのカネができる!」っていうような皮算用で消費するようになったら、もう破滅への道まっしぐらだと思っとけ。
もし、皮算用する(お金に関する計画を立てる)必要があるときは、なるべく悲観的なほうに軸を近づけて、必ず最悪のケースも想定するんだぞ。
二.原則として、貸し借りはするな
どんなに親しい知人であっても、カネの貸し借りはやめとけ。
たとえ小額でも、「貸したのに返してもらえない」とか「借りたのに忘れちゃった」とかで、マジ人間関係崩れるから。
時と場合によっては(貸し借りが)避けられないこともあるだろうけど、そんときも「いま自分は、貸し借りしないという原則を崩しているんだ」という認識を失わないようにすること。
まぁ、「カネを貸してくれなかった(貸さなかった)」ことだけが原因で崩れる人間関係なんて、そもそも最初からクソだけどね。。
とにかく余計なストレスやトラブルは避けるが吉。
それから、奨学金とか住宅ローンは、普通の人もよく利用するけど、アレだって借金だからな。できることなら利用しないほうがいい。それでも、どうしても利用したい場合は、シビアで合理的な判断が必要だってことを忘れるなよ。
知ってると思うけど、クレジットカードのリボ払いも借金だから、あれも絶対NG。
【参考記事→クレジットカードとの付き合い方】
あと最後に、直接的なカネの貸し借りじゃないけど、「名前だけでいいから、保証人か連帯保証人になってくれよ」の類の話も家族以外は絶対に引き受けちゃダメだぞ(家族でも慎重を要すけど)。ヘタするとそれで人生終わり級のダメージを食らうからな。
三.節約と浪費はどちらもほどほどに
あんまりにもケチケチしてるセコいヤツには、「そんな細かいこと気にしても大して変わらんさ。たまにはパァ~っとカネ使って、人生楽しめよ!」って言いたくなるし、あまりにも無駄遣いが過ぎるヤツには「おい、ゼニは大事だぞ。そのカネ使う意味あんの?無駄遣いすんなって!」って言いたくなるから、これは程度問題だな。
基本的には、「価格と価値のバランス」を考えてお金を使うことが大切。
同じモノを買ったり、同じサービスを受けるなら、当然なるべく価格は安いほうがいい。ほとんどの場合、ほぼ確実に「売り手の得は買い手の損」だから、売り手の利益はどこから来てるのかは忘れちゃいけない視点だぞ。
ただな、そういう節約方向にアンテナをしっかり張るのは、住宅とか保険とか車とか、デカいお金がかかるものにして、日ごろの小さいことにはあんまりケチケチ・セコセコしないほうが、楽しく生きられるような気はするわな。
んまぁ、オレは、マニアックな変わりモンだから、光熱費だの、クレジットカードのポイント還元率だの、銀行の振込手数料だの、ATM手数料だの、ネットバンクの金利だの、携帯電話(スマホ)乗り換えコストだの、家電の最安値検索だの、ふるさと納税だの、賃貸契約更新料だのとかに、やたらこだわったりしてるけど、そういうのはべつにオススメするほどのことじゃない。
どうせいつかは終わる自分の人生だ。将来のことばっかり考えすぎて、息苦しい節約をするだけじゃ、つまらんよ。楽しくカネを使って気持ちよくなることも大切だよな。
ほどよいバランス感覚を身につけてくれ!
ただし、住宅・保険・車、この3つには、よ~く考えて研究してからお金を使うようにしろよ。ボッタクリシステムが構築されてて、あくどい業者がウヨウヨしてるからな。
【参考記事→持ち家か賃貸か…住宅について自分の考えを整理しておく】
【参考記事→民間の保険はどの程度必要なのか、5つのポイントで検証】
【参考記事→自動車ってお金(費用)かかるよね】
四.リスク資産への投資という選択肢もあるぞ
実は俺の書いてるブログのメインテーマがこれだ。
まず、将来のために貯蓄しておく必要があることは言うまでもないよな。そのためには、毎月給与収入がある場合、最初に天引き(自動積み立てとかに)しちゃうのが効果的だと思う。
で、そのお金の置き場の話。
ある程度の預貯金は確保すべきだと思うんだけど、将来のために貯蓄するすべてのお金を預貯金にしておいて大丈夫なのか? 平均的な年収の自分が、それだけで資産形成できるのか?……オレは20代の頃、そういうことを疑問に思って色々と勉強した結果、リスク資産(世界中の株式や債券など)への投資をするようになって、今も継続してる。
当分使う予定のないお金なら、一時的には減ることを許容すれば(リスクをとれば)、長期的には大きく増える可能性が高いし、過去の歴史では必ずそうなってきてるんだよ。今ここで、これ以上その話をクドクドすることはしないけど、色々考えた結果、オレはインデックス投資ってやつを実践してるんだわ(そんなに難しい手法じゃない)。
【参考記事→インデックス投資とは】
まぁ、「そういう選択肢もあるよ」っていう程度の話だから、べつにそれをやれ!ってことじゃないぞ。
ただ、自分の親だからよく分かると思うけど、損をすることが大嫌いで、何かと細かくてセコいこのオレが、自分の金融資産の半分以上をリスク資産に投じているという事実が何を意味するのか、それはよく考えてもらいたいわな。
五.なるべくお金にとらわれない生き方をしたいね
どうせ一度きりの人生だし、これからも楽しく快適に生きていきたいと思うだろ?
なるべくお金のことには振り回されず、できるだけお金の心配をしないで生きていけるほうがいい、ということに異論はないよな?
逆説的になるけど、そうやってお金にとらわれないように生きるためには、ある程度の知識とお金が必要なことも事実なんだわ。
もちろん、お金だけあっても幸せにはなれないけど、お金があれば選択肢が増えるし、ある程度の不幸は避けることができる。
やりたいこともやれず、病気になってもまともな治療が受けられなくて、ハラが減ってもロクなものを食べられず、それでも生きるために嫌々働き続けて死んでいくなんて、やっぱ、そんなのイヤじゃん。
だから、そうならないためにも、若いうちに「自分の生き方」と「価値観」と「お金」のことをしっかり考えて、正しく理解して行動する必要があるんだな。
社会保障とか税とか年金とか保険に関することって、なんか面倒くさそうだし、学校では教えてくれないし、キチンと覚えなくても誰にも怒られないけど、快適に楽しく生きるためには絶対に必要な知識だから、そこだけは妥協することなくしっかり勉強しろよ!
ん?どうやって勉強するかって?? そんなことは自分で考えろ!それが勉強だ!
勉強してみると、知らない人はかーなーり損してて、知っている人だけが得をしてるようなことが、けっこうあるぞ。
==(子供への語りかけ設定おわり)==
・・ひょっとしたら、「金銭感覚」なんてものは先天的なもので、親から言われたとおりに身につくものではないかもしれません。んでも、できることなら、ほどよいバランス感覚を身につけ、お金に関する正しい理解を持ってもらいたいものです。
子供がいくつになったら、どのような機会に、どう切り出して話すかについても、考えておきたいと思っています。
(まあ実際は、子供が聞く耳を持ってくれるのか、そもそもそんな機会を設けることができるのか、というような懸念もありますが、親として一応準備だけはしておくつもりです。)
《関連記事》
・子供へのマネー教育をどうするか
・子供がもらったお年玉やお祝い金などの管理方法

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