2016
Nov
26
親へのお金のアドバイスはどのくらいが適当なのか…銀行や証券会社、保険会社などの言いなりでボッタクられ…
個人投資家の集まりなんかでよく話題になるんですよね。
投資のことなんてほとんど分かっていない団塊世代くらいの親が、複雑で高コストなボッタクリ商品を売りつけられたものの、いくらアドバイスをしても聞く耳を持ってくれない、もしくは、その場では納得して売却しても、また同じようなものを買わされてしまう。どうすればいいのだろうか……というようなことが。
いくら「大人」になったとはいえ、自分の子供のアドバイスを素直に聞く親ばかりではないようです。
そういえば我が家も、父親は基本的に、私の言うことなんざ聞きません。
投資のことなんてほとんど分かっていない団塊世代くらいの親が、複雑で高コストなボッタクリ商品を売りつけられたものの、いくらアドバイスをしても聞く耳を持ってくれない、もしくは、その場では納得して売却しても、また同じようなものを買わされてしまう。どうすればいいのだろうか……というようなことが。
いくら「大人」になったとはいえ、自分の子供のアドバイスを素直に聞く親ばかりではないようです。
そういえば我が家も、父親は基本的に、私の言うことなんざ聞きません。
◎親の言い分
「テメエの金をどう使おうとテメエのガキにゴチャゴチャ干渉される筋合いはねえ!黙ってろサル!」
→干渉そのものを拒否するタイプ
「あんたは年に1回しか会いに来ないけど、あの銀行員さんは月に2回は家まで来てくれるわよ。しかもキムタクに似てるし…」
→社会との関わりを求めてボッタクリ商品を買っちゃってるタイプ
「保険屋さんが言うとることが間違ごうてて、おまえさんの言うことが正しいちゅう根拠はなんや?言うてみい!…ま、聞いても理解できんけどな」
→難しいことは分からないタイプ
「むむ…………。むーん……」
→すべてを秘しており、何を考え何をしているのかさっぱり分からないタイプ
・・などなど、親がアドバイスを聞いてくれないパターンには色々あるようです。
◎他人をコントロールするのは簡単ではない
私も何度か親族がヤラれた際に、暴れん坊将軍よろしく金融機関を「成敗」したことがあります。
最近も親のMMFの繰上償還に伴う金融商品乗り換えの際に、銀行の窓口に同行したところ、めっちゃ警戒され、私が何かを言う前に、課長さんとやらが出てきてMAXの揉み手で「お母さまにヘンなものをご紹介するつもりは、これっぽっちもありませんから」と極上の作り笑顔で言われました。
・・私は銀行のブラックリストにでも載っていたのでしょうか。
驚きの先制パンチでした。敵も相手を見てから出方を考えるようですね。
※参考・銀行との過去のやりとり記事
・銀行の営業が親戚のおばさんに、ボッタクリの投資信託を…
・許せん!!親戚のおばさんに再び銀行の魔の手が…
・MMFの繰上償還に伴って銀行が親に営業をかけてきた件について
しかしながら、前述したように、親族の全員が素直に私の言うことを聞くわけではありません。私の「でしゃばり」が煙たくなって、内緒でこっそり決済する(している?)ことだってあるでしょう。
当然といえば当然ですが、やはり、完全把握やフルコントロールは不可能です。
◎金融資産の一部でやってるなら大目に見るのもアリなのかな・・
この問題は、インチキ浄水器や高級羽毛布団、飲むだけで痩せるクスリ、聖なる壺、祖先の霊との対話などと同じなのかもしれません。いや、それらに比べればまだずっとマシかも。。
カルト宗教に入信して毎月ベラボーな「お布施」を毟り取られているとか、借金してレバレッジ取引をしているとかでなければ、大目に見るのもアリなのかな。
もちろん、各家庭によって事情は異なるでしょうし、程度問題ではあるのですが、「全金融資産の2割くらいまでなら好きにしていいじゃね。でも、それ以上はやめときなよ」というくらいでヨシとしたほうがいい家もあるのかもしれません。
・・以前、この問題で真剣に悩んでいる個人投資家仲間の話を聞いて、そんなことを思ったことがあります。
なんだか負けを認めるような記事になってしまいましたが、まあ、「何事もほどほどに」というのが私の基本スタンスです。・・投資も、節約も、健康法も、ダイエットも、お酒も、親族へのお金のアドバイスも、ね。
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