2016
Nov
16
松井証券の『投信工房』がスゴくて鼻血が出る…でもね、慎重に観察するよ
一日10万円以下の国内株式売買(約定)手数料が無料なことなどに特徴のある松井証券
が、低コストなインデックスファンドのみを揃えて、(2016年11月28日から)投資信託の販売を始めるようですね。
しかも、『投信工房』(←リンク先PDF)なる無料のロボアドバイザー機能が利用できるとのこと。
500円から国際分散積み立て投資ができて、「毎日積立」とか「リバランス積立」とかもできて、運用の提案からメンテナンスまでサポートしてくれて、さらにポートフォリオ(投信の組み合わせ)やリバランスの一括注文機能があって、そして各自カスタマイズも可能で、んでなんとフリーダイヤルの電話サポートまでがついているだと!?
フォ、フォ、
フォォォォォォォ~~~~~~~!!!!!
これはスゴい。スゴすぎるよ。鼻毛がおっ立つよ。。
もしも松井証券と他のネット証券が同じ中学校でクラスメイトだったら、みんなで松井証券をシカトしてイジメて、潰しにかかるレベルでっせ(※2017年10月には自動リバランス機能も搭載)。
こんなん出てきちゃって、有料のロボアドバイザーとか既存の有料のファンドラップとかもう大ピンチやん。
・・さて、『投信工房』の情報やラインナップなどは公式サイトや他のブログにも載っているので、あっしはマニアの立場でひと言ふた言。。
しかも、『投信工房』(←リンク先PDF)なる無料のロボアドバイザー機能が利用できるとのこと。
500円から国際分散積み立て投資ができて、「毎日積立」とか「リバランス積立」とかもできて、運用の提案からメンテナンスまでサポートしてくれて、さらにポートフォリオ(投信の組み合わせ)やリバランスの一括注文機能があって、そして各自カスタマイズも可能で、んでなんとフリーダイヤルの電話サポートまでがついているだと!?
フォ、フォ、
フォォォォォォォ~~~~~~~!!!!!
これはスゴい。スゴすぎるよ。鼻毛がおっ立つよ。。
もしも松井証券と他のネット証券が同じ中学校でクラスメイトだったら、みんなで松井証券をシカトしてイジメて、潰しにかかるレベルでっせ(※2017年10月には自動リバランス機能も搭載)。
こんなん出てきちゃって、有料のロボアドバイザーとか既存の有料のファンドラップとかもう大ピンチやん。
・・さて、『投信工房』の情報やラインナップなどは公式サイトや他のブログにも載っているので、あっしはマニアの立場でひと言ふた言。。
◎ちと独り言をば
『投信工房』は、リバランスに必要な注文が一発でできるらしい「リバランス注文」機能とか、特許出願中らしい「リバランス積立」機能とかスゴいですね、ホント。
・・ただ、こんなマニアックな機能を理解して使いこなせるのは……
・・そして、そのマニアはわざわざ松井証券で『投信工房』を使わなくとも自分で……
・・初めてのサービスには思わぬ落とし穴があったりもするから、ひとまずは誰かが使ってる様子を見てからマイナーチェンジを待って……
なーんてことも思ったりもしますが、とにかく資産形成を図ろうとする個人投資家にとっては、明らかによい方向に進んでいます。
私が以前に「理想のリスク管理システム」として妄想のように書いていたことが、かなり現実になりつつある気も。
【参考記事→アセットアロケーションやポートフォリオの理想と現実】
◎独り言は続く
マニアとしてさらに細かい理想を言うと、半年ごとや1年ごとなど任意に設定した定期自動リバランス機能もあると最高ですな。
投資額が大きくなってくると積み立てリバランスだけではリスクコントロールが難しくなりそうだし、それに、リバランスは毎日や毎月よりも、半年や一年、もしくは2~3年くらいの「ため」を作ってやったほうが、逆張りっぷりが大きくなって長期的に見たリターン向上が見込める気がします(もちろん、リバランスの主旨はリターン向上ではないということをわきまえたうえでの戯言ですが)。
で、これまた、かなりマニアックな話ですが、その点だけを見ると、基本毎日リバランスの私のメインファンド・eMAXISバランス(8資産均等型)よりも、どうやらリバランスに「ため」があるSBI資産設計オープン(スゴ6)などのほうが魅力的に見えてしまいます(あのファンドのリターンが良い理由の一つにはもしかして・・)。
※ただ、こういうリバランス頻度や方法を運用会社に問い合わせても、たいてい教えてくれず、若干イラっとします。とくにSBI資産設計オープン(スゴ6)を運用している三井住友トラストはアカンかった(まあ、そもそもヘルプデスクの担当者には余る質問なのでしょうが)。
◎他社も続いてくれい!
松井証券の『投信工房』に話を戻すと、他にも、ポートフォリオ(リスク資産のアセットアロケーション)を維持したままの自動定額売却や自動定率売却のシステムなんかもあったらいいなと思います。
他のネット証券などもこれに刺激を受けて、サービス改善を図ってもらいたいものです。そうすれば、どんどん個人投資家にとってのファイナルアンサーに近づいてくれるような気がします。
ただまあ、私はいつもどおり、慌てることなくじっくりと観察して、のんびり考えるつもりです。
現状でも投資システムの環境はさほど悪くはないのですから。
・・ところで、もう使わないと思って、私は数年前に松井証券の口座を解約してしまったのですが、一応また開設しとこっこかな、どうしよっかな。。
※リバランスとは、一定の期間(や乖離率)ごとに、最初に決めたアセットアロケーション(資産配分)比率より上がっているもの(アセット)は売却(利食い)し、下がっているものは買い増(逆張り)して元に戻すこと。主目的はリスクコントロールですが、株価や債券価格や為替などの上下循環(下がってもまた上がる・上がってもまた下がる)を前提とすれば、長期的には高パフォーマンスに寄与します。

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