いつか子供に伝えたいお金の話

インデックス投資(投資信託を使った国際分散投資)による資産運用・各種保険・クレジットカード・節約など「お金」に関することを書き綴るブログ

「iFree 8資産バランス」に、私が「eMAXIS バランス(8資産均等型)」からすぐに乗り換えない3つ理由

ありがたいことに?記事タイトルの件については、けっこう多くの問い合わせや要望をいただいております。

「iFree8資産バランスをどう思いますか?」
「eMAXISバランス(8資産均等型)から買い替えますか?」
「こりゃあ、乗り換えない理由はないですよね?」
「コスト以外に両者の違いはあるんですか?」
「iFree8資産バランスとeMAXISバランスの比較記事を書いてください」

などなど……。

私はあくまでもイチ個人投資家なので、自分の考えと判断を述べることしかできませんが、一部の方には需要があるようなので、超個人的な事情と稚拙な判断理由を書いてみることにします。



◎iFree 8資産バランスとは


平成28年(2016年)の9月8日に、大和証券投資信託が「iFree 8資産バランス」なる素晴らしい国際分散型のバランスファンド(投資信託)を設定しました。

ifree8.jpg


良いファンドだと思いますよ。

基本的な資産配分や投資方針は、三菱UFJ国際投信の「eMAXIS バランス(8資産均等型)」とほぼ全く同じ(ほぼ丸パクリ)ながら、そのコスト(信託報酬・税抜き)は0.23%と、なんと半分以下です。

私は現在、投資による資産形成のメインファンドとして「eMAXIS バランス(8資産均等型)」を利用しています。

【参考記事→eMAXISバランス(8資産均等型)について(評価・解説)

ほぼ全く同じ金融商品が、半分以下のコストで買えるとなれば、ハッキリ言って乗り換えない手はありません。

・・ただ、今のところ私は、まだ乗り換えてはいません。それはなぜか。



◎iFree 8資産バランスに乗り換えない理由


私がすぐに「iFree 8資産バランス」に乗り換えない理由は、主に以下の3つです。

その1.SBIポイントの存在
その2.eMAXIS バランス(8資産均等型)の損益状況など
その3.メンドくさい…細かいことはあまり気にしない


その1 SBIポイントの存在

まさに個人的な都合ですが、現在私は、メインの取引証券会社としてSBI証券を利用しています。

SBI証券では、「SBIポイント」の還元サービス(投信マイレージサービス)があり、詳細は省きますが、これをうまくやると保有残高の0.24%ものキャッシュバックが受けられます(※2018年2月26日から0.24→0.2%へ改悪)。

このキャッシュバックを加味して、「eMAXIS バランス(8資産均等型)」の保有コスト(信託報酬・税抜き)を計算すると、「iFree 8資産バランス」との差は、ごくわずかなものになります。

このポイントサービスがいつまで続くのか定かではありませんし、ポイントサービスを基準にして投資判断を下すのは邪道かもしれませんが、その程度の差しかない同じような金融商品だと、すぐに乗り換えようという気にはなれません(追記:2017年2月からiFree にもポイントが付与されるようになり、両ファンドの差は縮みましたが、私の結論はまだ変わっていません)。

※eMAXISは、純資産残高の拡大に応じて信託報酬を引き下げる「受益者還元型」信託報酬制度とやらをつい最近導入し、純資産 500 億円以上 1,000 億円未満の部分に適用する信託報酬率を 500 億円未満対比で年 0.02%、1,000 億円以上の部分については0.04%引き下げるらしいので、今後さらに計算は複雑になります(下げ幅はかなりショボいですが)。

※SBIポイントをTポイントに変換し、それを20日にウエルシアで利用するとさらに還元率がアップしたりしますが、あまりにもマニアックな話になってしまうので、今日はこのくらいにしておきましょう。



その2 eMAXIS バランス(8資産均等型)の損益状況など

これまた個人的な事情ですが、“アベノミクス前”から「eMAXIS バランス(8資産均等型)」の積み立てを続けている私は、現在このファンドにけっこうな含み益があります。

わざわざこれを売却して、少なくない金額の税金を払うのは、なんだかなぁ、という気持ちがあります(課税繰り延べ効果を考慮)。

相場に過熱感を感じたり、自分の決めたアセットバランス(リスク資産と無リスク資産の比率)が大きく崩れているような時期なら、リバランスを兼ねて「eMAXIS バランス(8資産均等型)」を売却して、売却額よりもやや少なめの「iFree 8資産バランス」を買い直すような投資判断もあり得ますが、なんか今はねえ。。


【関連記事→無リスク資産の必要額(リスク資産とのコントロール比率)



その3 メンドくさい…細かいことはあまり気にしない

なんといっても、これですよ、これ。

今のところ、すぐに乗り換えたところで、たいした違いがあるとは思えない。もし乗り換えるとしても、急いでやる必要性を感じない。

ってことです。

「細かいことは気にしない、とか言ってるわりには、ポイントサービスによるキャッシュバックだとか損益状況を考慮して投資判断を下してるじゃねーか!充分に細けーよ!このボケカス変態野郎!」というツッコミが聞こえてきそうですが、まあそこは「マニアなので、考えることだけは嫌いじゃないけど、行動を起こすのはメンドくさい」という屁理屈でご勘弁くださいませ。


【関連記事→低コストなインデックスファンド(投資信託)を追いかけるのに疲れました…たわら・ニッセイ・三井住友DCなど…SMTやeMAXISはもうダメなの??



◎iFree 8資産バランスに問題を感じてるわけじゃない


つまり、私がeMAXISからiFreeに乗り換えない理由は、あくまでも個人的な都合や気分によるもので、「iFree 8資産バランス」に問題があるからではありません。

「8資産均等型」の配分と商品性に納得している方が、eMAXISからiFreeに乗り換えるのは合理的な判断だと思いますよ。

私だって、SBIポイントのサービスが改悪・廃止されたり、そもそも0.24%還元の条件でなかったりしたら、もしくは、積み立て中の「eMAXIS バランス(8資産均等型)」の損益状況がプラスマイナスゼロ付近だったりしたら、乗り換えているかもしれません。

「iFree 8資産バランス」について細かいことをいえば、新興国株式クラスの連動指数だけは「eMAXIS バランス(8資産均等型)」とは異なりますし、最初の決算を見て信託報酬以外の「実質コスト」の見極めなんかも大切なのでしょうが、まあ、そんなのは些末なことです。普通の人が気にすべきことだとは思えません。


あっしは、のんびり、ほどほどに行きますよ。

大切なことは、どんな相場環境なってもストレスなく投資を継続できるかどうかだと思っていますから。


【関連記事→インデックス投資を成功させるための3つのポイント


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プロフィール

虫とり小僧

Author:虫とり小僧


Twitter:@mushitori
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子供の頃は、一日に800匹以上のバッタを捕まえるような虫とり少年でした。また、歩行中にはすべての家の「ピンポン」を必ず押すようないたずら小僧でもありました。今はただのザコです。

※好きなものは、歴史・格闘技(実践も観戦も)・筋トレ・秘湯めぐりなど



自分の全資産を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、世界中の株式や債券なども保有しています。

約17年前から、なるべく手間とコストをかけずに実践している投資方法を、いつか我が子に伝えるかもしれないので、そのための備忘録を書いておくことにしました。

投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが…



※当ブログのエッセンスをまとめた記事はこちら

我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと


※主なメディア掲載・出演履歴
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ほったらかし投資完全ガイド:2018年1月
日経電子版:2017年12月25日
ニューヨークタイムズ:2017年7月11日
REUTERS・ロイター:2017年7月7日
東証マネ部!・R25:2017年3月
Yen SPA!:2016年冬号
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日経ヴェリタス:2015年7月26日
某大手テレビ局:2014年夏?
日経マネー:2013年10月号
日経新聞:2013年7月3日
NHK特報首都圏:2011年3月

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