2016
Sep
25
ジュニアNISA口座開設…これまで特定口座で保有していた投資信託はどうするか
我が家では、子供がもらうお年玉やお祝い金などの半分をリスク資産(バランスファンド)に投資するルールにしています。
【参考記事→子供がもらったお年玉やお祝い金などの管理方法】
まだ子供は小さいので(成人するまでかなり時間があるので)、子供用のバランスファンド(投資信託)を買い付けるための証券口座は、普通の特定口座よりもジュニアNISA(ニーサ)口座にしたほうがお得になる可能性が高そうです。
だからこの前、制度の分かりにくさに定評のある「ジュニアNISA口座」を頑張って開設しました。
【参考記事→ジュニアNISA(ニーサ)について…我が家はどうするのか】
【参考記事→子供がもらったお年玉やお祝い金などの管理方法】
まだ子供は小さいので(成人するまでかなり時間があるので)、子供用のバランスファンド(投資信託)を買い付けるための証券口座は、普通の特定口座よりもジュニアNISA(ニーサ)口座にしたほうがお得になる可能性が高そうです。
だからこの前、制度の分かりにくさに定評のある「ジュニアNISA口座」を頑張って開設しました。
【参考記事→ジュニアNISA(ニーサ)について…我が家はどうするのか】
◎それまで保有していた金融商品の移管はできない
さて、そこで発生する小さな悩みは、これまで特定口座で保有していた投資信託※をどうするのか、ということです。
(※投資信託とは・・【いまさら聞けない投資信託シリーズ】)
ジュニアNISA用の口座へは、一般口座や特定口座で保有していた株式や投資信託を移管する(移す)ことはできません。
それまで子供名義で(我が家の場合は特定口座で)保有していた金融商品はそのままにして新たな買い付け分からジュニアNISAを利用するか、一旦売却してからジュニアNISA口座で買い直す(買い換える)しかありません。
◎買い直し時の、含み益や含み損はどうするか
あくまでも私の個人的なフィーリングによる判断ですが、子供用の証券口座を複雑化させてしまうのは望むところではありません。
だから、それまで特定口座で保有していた子供用のバランスファンドはすべて売却して、ジュニアNISA口座で同じ金額分だけ買い直すことにしました。子供のリスク資産は、ひとり一つの口座で管理できるようにする、ということです。
ただし、その場合も、また新たな悩みが発生します。
そうです。買い直す際に、含み益があった場合の税金をどうするのか、また、含み損があった場合のマイナス分はどうするのか、という問題です。
我が家には、リーマンショックの混乱から抜け切らない時期からリスク資産への投資を開始※した子供(現在けっこうな含み益あり)と、アベノミクスが始まるくらいの時期から投資を始めた子供(現在ちょこっと含み損あり)がいるので、プラス・マイナスどちらのケースも考える必要があります。
※買い付けは、お年玉などをもらった都度のスポット購入なので、ドルコストの積み立てではありません。
◎税金分は補填、マイナスはそのままに
これまたあくまでも個人的な判断なのですが、買い替え時に含み益に対して課税された分は補填し、含み損は補填せずに買い直すことにしました。
そもそも我が家で、子供がもらったお金の半分をリスク資産に投じることの目的は、それを20年くらい続けた場合に、預金とどれだけの差がつくのかを本人に見せることです。
まあ、投資額はたいしたことないので、補填しようがしまいがあまり変わらないのですが、所期の目的を考えると、それがいいのかなぁと思いました。
利益に対して甘く、損失に対して厳しいような気もしますが、もしも最終的に含み損があった場合には、その事実(インデックス投資は長く続けても儲からないこと)を子供に教えた後に、親の責任としてマイナス分は補填するつもりですし……。
【参考記事→インデックス投資とは】
・・我が家のなかで、私の独断で決する超内輪ネタのメモでした。
ジュニアNISAに関する記事は、その認知度の低さと需要層の狭さのせいか、驚くほど読まれないのですが、今回は備忘録として書いておきました(そもそも、このブログ自体が個人的な備忘録ですけどね)。
【2019.12.20追記】
ジュニアNISAは、2023年に廃止(2024年以降の新規投資不可)になりますが、その後は全解約であれば非課税で払い出すことが可能になりました。また、18歳になるまで非課税運用を続けることもできます。結果的には悪くない制度として幕を閉じそうです。

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