「つみたてNISA」ってなんだ?…金融庁の制度担当者に聞いてみました

【最終更新日:2019年12月19日】

一般NISA(少額投資非課税制度)、ジュニアNISAに続いて、新たに「つみたてNISA」なるものが創設されます。

一般NISAは、20歳以上の国内居住者の、株式や投資信託への、1年間あたり120万円までの投資枠にかかる譲渡益や配当金(分配金)が、5年間非課税になる制度です(ジュニアNISAの場合は80万円)。

この制度(の投資可能期間)は今のところ、2023年で終了する予定ですが、金融庁としては「つみたてNISA」ではそれをもっと長くして、いずれは恒久化したいようです。非課税枠ももっと大きくしたいんじゃないかな。



◎つみたてNISA(ニーサ)とは


さて、積立(つみたて)NISAの概要を簡単に列挙すると、

・年間投資上限額:40万円

・非課税期間:20年
(ロールオーバー不可)

・投資開始可能期間:2042年まで
→2042年に投資した分の非課税期間は2061年まで

・投資対象商品:長期の積み立て・分散投資に適した金融商品
金融庁の定めた厳しい条件を満たした商品のみ(販売手数料無料、信託設定期間20年以上、非毎月分配型、・主な投資対象に株式を含むetc)

・投資方法:定期・定額投資に限定
→システムによって証券会社による多少の違いはある

・一般NISAとの関係:どちらか一方だけを選択できる
→一般NISAが終わるまでは一年おきに行き来することも可能

ってな感じ。


上限金額が少ない、非課税期間は恒久化しないのか、一般NISAと併用可能にさせろ、一般NISAは潰してこれに一本化してしまえ……などと、多くのツッコミが聞こえてきそうですが(そして私にも色々と意見はありますが)、おおまかな方向としては、

投資童貞の現役世代が、資産形成を図る制度としては悪くない

と個人的には思っています。

ぼったくり商品は最初から除外されているし、さらに確定拠出年金やジュニアNISAとは違って、払い出し制限がなく、いつでも解約(現金化)できるので流動性もあります。



◎悪くない…いや、かなり良いかも


すでに現行の一般NISAを利用している人間からすると、これ以上複雑にして悩みを増やさないでくれ!と、思わなくもありませんが、投資初心者が、将来に向けてコツコツと投資を行うための制度として考えれば、「つみたてNISA」はかなり良い制度なのではないでしょうか。

例えば、私が「この投資信託ならずっと放ったらかしでも大丈夫だろう」として挙げているいくつかのバランスファンドなどなら、20年間もあれば、どれか一本を積み立て続けるだけで、それなりの資産を築ける可能性が高いと思います。

【参考記事→子供がもらったお年玉やお祝い金などの管理方法


もちろん、非課税期間は20年などではなく恒久化して欲しいとは思いますが、これはこれで「国際分散投資をするなら、20年くらいは続けましょう」というメッセージになるような気がしてきました。

ここ1年くらいの不安定な相場で動揺している初心者さんも多いようですが、もうちょい長い目で見て、のんびり行こうや、と。

【参考記事→1年間以上含み損を抱えている私の気持ちなんて分からないでしょう…


・・個人投資家として15年間ほど国際分散「積立」投資を続け、ネット片隅からひっそりと情報発信のようなことをしている立場の人間からすると、公的機関が「積立」というキーワードを採用しているだけでも胸熱であります。


※この話題が混乱するポイントのひとつに、「投資可能期間」と「非課税期間」がゴッチャになって議論されるというのがあるので、そこは気をつけましょうね。

※これまでの当ブログの主なNISA関連記事
NISA(少額投資非課税制度・日本版ISA)をどう利用するか
ジュニアNISA(ニーサ)について…我が家はどうするのか


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何?積立NISAっておいしいの?
NISAについて金融庁の説明会があり、自分がイラストにしてる皆さんも多数参加されたようです。 参考夢見る父さんのコツコツ投資日記『便利だけど混乱も? 金融庁の人に積立NISAを聞く』 参考いつか子供に伝えたいお金の話『「積立NISA」ってなんだ?…金融庁の制度担当者に聞いてみました』 参考個人凍死家テリーの投資生活チラシの裏『金融庁の「平成29年税制改正要望」を見てみたよ。【積...


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子供の頃は、一日に800匹以上のバッタを捕まえるような虫とり少年でした。また、歩行中にはすべての家の「ピンポン」を必ず押すようないたずら小僧でもありました。今はただのザコです。

※好きなものは、歴史・格闘技(実践も観戦も)・筋トレなど

※小説も書いてみたり
1作目:『迫力』
2作目:『7月のニット帽』



自分の全資産を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、世界中の株式や債券なども保有しています。

約15年前から、なるべく手間とコストをかけずに実践している投資方法を、いつか我が子に伝えるかもしれないので、そのための備忘録を書いておくことにしました。

投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが…



※当ブログのエッセンスをまとめた記事はこちら

我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと


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NHK特報首都圏:2011年3月

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