2016
Jul
06
ジュニアNISA(ニーサ)について…我が家はどうするのか
【2019.12.20追記】
ジュニアNISAは、2023年に廃止(2024年以降の新規投資不可)になりますが、その後は全解約であれば非課税で払い出すことが可能になりました。また、18歳になるまで非課税運用を続けることもできます。結果的には悪くない制度として幕を閉じそうです。
ついこの前、2016年4月から、ジュニアNISAがスタートがしました。
実はその前後から「ジュニアnisa 虫取り小僧」というキーワード検索で、当ブログを訪れてくれる方が毎日けっこういらっしゃいます(正しくは「虫取り」ではなく「虫とり」なのですが・・)。
当ブログのタイトルは「いつか子供に伝えたいお金の話」です……いかにもジュニアNISAを利用していそうなニオイのするブログですよね。
しかしながら、これまでその件については記事にさえしたことがありませんでした。
ただ、先日、リアル知人からも「ジュニアNISAってどうなん?」と質問を受けたので、ここらでブログにも書いておくことにしました。
最初に結論を書いてしまうと・・
ジュニアNISAは、2023年に廃止(2024年以降の新規投資不可)になりますが、その後は全解約であれば非課税で払い出すことが可能になりました。また、18歳になるまで非課税運用を続けることもできます。結果的には悪くない制度として幕を閉じそうです。
ついこの前、2016年4月から、ジュニアNISAがスタートがしました。
実はその前後から「ジュニアnisa 虫取り小僧」というキーワード検索で、当ブログを訪れてくれる方が毎日けっこういらっしゃいます(正しくは「虫取り」ではなく「虫とり」なのですが・・)。
当ブログのタイトルは「いつか子供に伝えたいお金の話」です……いかにもジュニアNISAを利用していそうなニオイのするブログですよね。
しかしながら、これまでその件については記事にさえしたことがありませんでした。
ただ、先日、リアル知人からも「ジュニアNISAってどうなん?」と質問を受けたので、ここらでブログにも書いておくことにしました。
最初に結論を書いてしまうと・・
ジュニアNISAは、やっといたほうがいいんだろうけど、制度が微妙にややこしいし、メンドくさいから何もしてなかったよ。そろそろ口座を作ろうかなぁ。。
ってなカンジです。
メンドくさいというだけの理由で、これまで口座開設もせず、記事にもしてこなかったのです。お金に関するブログを書いていて、これではイカンですね。それなりにメリットのある制度ですし……。
◎ジュニアNISAとは
ジュニアNISA(未成年者少額投資非課税制度)とは、読んで字のごとくNISA(少額投資非課税制度)の未成年バージョンです。
株式や投資信託への、1年間あたり80万円までの投資枠にかかる譲渡益や配当金(分配金)が、5年間非課税になる制度ですね(大人の場合は120万円)。
基本的には“大人用NISA”と同じですが、「ジュニアNISA口座」だの「課税ジュニアNISA口座」だの「継続管理勘定」だの「払い出し制限」だのと色々とややこしい部分も多いので、詳細はおググりくださいませ。
ただ、期待リターンがプラスのリスク資産に投資をするのであれば、利用しないよりは利用したほうがお得になる可能性が高い制度だと言えるでしょう(もちろん、投資なので絶対に儲かるとは断言できませんが・・)。
◎なーんか使いにくいよね・・
でもね、なんか微妙なんですわ。
原則的に18歳になるまで払い出し(現金の受け取り)ができないのに、非課税期間が最長で5年(制度としてはあと約8年)ってなんだよ!?……でも(ロールオーバー専用の)継続管理勘定に入ってからは、20歳までは非課税が継続できる??……だったら初めから「最長5年」とかやめてくれよ!ってなことを思ってしまいます。
非課税期間が5年区切りであることのデメリットというかクセのようなものについても、大人版NISAと同じで、限度額はあれどやはり非課税期間は恒久化してくれないと使いにくいです。
【参考記事→NISA(少額投資非課税制度・日本版ISA)をどう利用するか】
家計全体の投資非課税枠が増えるだとか、効率的な贈与・相続が可能になるだとか、教育資金をつくれるだとか、株式市場が活性化するだとか、色々と言われていますが、マニアとしてはどうしても制度のアラが気になってしまいます。
それに、やはり18歳までロックされてしまう(引き出せない)のは不便です。
まあ、制度の立ち上げ期なので、すぐに完全なものはできないことは分かりますが、上記の感想は利用候補者としての偽らざる気持ちです。
◎んでも、やらないよりはやったほうが・・
口座開設のために住民票を取ったり、マイナンバーを提出するのも面倒ですし、そもそも口座が増えること自体が厄介なのですが、まだ小さい子供のいる家庭では、合理的に考えると利用したほうがお得になる可能性が高いことも事実です。
ましてや、我が家では、子供がもらうお年玉やお祝い金などの半分をリスク資産(バランスファンド)へ投資するルールにしているので、そのための証券口座はジュニアNISAにしたほうが良さそうです(もちろん、年間80万円なんて、到底使いきれませんが・・)。
【参考記事→子供がもらったお年玉やお祝い金などの管理方法】
ってことで、ジュニアNISAの口座を開設しよっかな(なんとなく恒久化されそうな雰囲気もあるし・・)。
【追記】
実際に開設しました→ジュニアNISA口座開設…これまで特定口座で保有していた投資信託はどうするか

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