いつか子供に伝えたいお金の話

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未経験者必読!中古車買取(売却)査定をやるときの最大の注意点

私の金食い虫のアホ車(当ブログ内参考記事)を売りとばすときにやってみました、中古車買取(売却)一括査定。

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(注:この画像が私の車というワケではありません。念のため)


なるほど、この業界周辺でトラブルが多いのが納得できました。
明確な詐欺ではありませんが、怪しい臭いのプンプンする業者がいましたよ~。

あのときの体験と、詳しい知人から聞いた話などをまとめて記録しておきます。



◎最大の注意点は・・


自分の車。どうせ手放すのであれば少しでも高く売りたい・・・普通はそう思うはずです。

どこか一社だけに見積もりを依頼して即決するよりも、多くの業者に競争させた方がオークションの原理で買取(売却)価格が上がりやすいのは当然のことです。


ただし、気をつけてください。

買取査定の担当者がその場で言った査定額は、単なる口約束に過ぎません。

キチンと書面で契約をするまでは、金額なんてなんとでも言えるのです。

これが今回の記事の最大の要点(注意点)です。

悪質な業者だと、契約後であっても、車と車検証を取り上げた後で、圧倒的にこちらの立場が不利になってから、「重大な瑕疵があった」などとイチャモンをつけて、査定額の大幅な減額を要求してくるようです(ってか、むしろそうやって儲けるビジネスモデルね)。



◎焦らず慎重にいこう!


個人的には車と車検証が手元からなくってからの後日振込みというシステムだけでかなり不安になりました(これはどの業者でも同じ)。

最悪、車をそのまま盗まれてしまい、業者を訴えようと思っても、そもそもそんな業者は存在しなかった・・・なーんて可能性だってゼロではありません。

ただまぁ、今回は「車ごと持ち去るような犯罪グループの手口」といったような極端な話ではなく、一応ちゃんと営業していても色んな業者がいるし、気を抜くとボッタクられるから気をつようね!という話です。
本番に余裕を持って業者とやり取りするための予習ってトコですかね。

私の場合は、一括査定を申し込む前に、信頼できる知人の車屋さんに買取価格の見積もりをとっておいたのが心の余裕に繋がりました。その参考価格があったからこそ、多くの業者と交渉することができたのです。

そして、結果的には、知人の車屋さんの査定額を大きく上回る買取価格をつける査定業者はありませんでした。まぁ、多少の上乗せはありましたが、数万円程度の違いであれば、今後のことも考えて信頼できる知人の車屋さんにお願いしたほうが安心、というのが私の結論でしたが、そこは人それぞれでしょう。



◎インターネットで一括査定を申し込むと・・


さて、中古車買取一括査定の話です。

サイトに情報を入力したら、数秒後には業者から電話がかかってきます。アイルトン・セナも真っ青の秒速っぷりです。

夜の9時くらいだったのに、その後数分で何件も電話とメール攻勢が続きました。まさにたたみかけられているカンジ。どの業者も「うちが一番高く買い取りますからっ!」と、さわやかに断言します。

溶けた飴に群がるアリのごとく集まってくる業者を見て、私は相当おいしい「カモ」なのだろうな、と思いました。
彼らにとって私は、無防備で無垢な柔らかいラムにように見えるのでしょう。
上京したての大学1年生に群がる宗教勧誘ばりの勢いでした。



◎学んだポイント


以下に中古車買取一括査定を利用した際に分かったことと、詳しい知人の話をまとめた要点を列挙しておきます。今後、あのシステムを利用される方の参考になれば幸いです。


・こちらの希望通りの高い買取金額を提示して、「この価格は今だけですよ!」だとか「他の業者を断ってくれれば、この価格を約束します」などと言う業者は要注意
→即決させて、後から減額交渉する気満々
→他社との交渉を断ち切らせようとするのは、後から減額要求する悪質な方法を、他の業者からバラされるのを恐れている
→だから朝一番にくることにやたらとこだわることが多い
→自社の査定後も他の業者の査定員が「カモ」に真実を言わないように監視し続けることもよくある


・査定中に、「いい車だなぁ!」と言いつも、「ん?ここは塗り直しているようにも見えるけど、まぁ何ともいえないなぁ」などと言う査定員のいる業者も要注意
→後の減額交渉への布石を打っている


・同じ地区の査定業者は限定されているため、査定員同士はたいてい顔見知り
→続々とやってくる査定員同士はライバルのため、お互いがお互いのネガティブな情報を教えてくれる
→その情報をうまく聞き出せると面白いし、お互いが悪口を言い合っているようなら、査定員同士の横のつながりが薄そうなので、こっちも金額交渉でハッタリをかましやすい


・ホームページがない、もしくはホームページに代表者の氏名すら載っていない業者は要注意
→普通に考えて怪しい
→会社の存在そのものを疑ってもいいレベル


・「その車は、当社の買取強化指定車種です!」だとか「ただいま、高価買取強化期間です!」などと、いつでも、誰にでも、どの車にでも言っている業者はたくさんある
→そういうものらしい


・査定員と気が合って話が弾んでも、金額に関する交渉はシビアに
→査定担当者はお友達ではない
→交渉するときは「いい人」を捨てて、ポーカーフェイスのサムライになろう
→時間を節約したいときは、複数の業者を同じ時間に一気に集めて競争させる手もある


・この業者とは契約しないと決めたら、ハッキリと言う
→営業マン(査定員)はわずかな可能性にしがみつき続けるので、お互いの時間が無駄にならないように
→これは保険・マンション・太陽光発電・外壁塗装・リフォームなどの営業マンに対しても同じですな


・基本的に買取価格は大手ほど低い傾向あり
→だからといって名前も知らない業者だと不安なのが微妙なところ
→もちろん、例外もある


・・こんなトコですかね。

何度も繰り返しますが、とにかく最大の注意ポイントは、とりあえず高い金額で釣って、後からゴチャゴチャやってくるのに気をつけよう!ということです。あとは、できれば事前に近所とかの顔の見える車屋さんで別途見積もりを取っておけると安心ですな。

そして、もしも買取業者を利用する際は、「実は事故車だった」などの重大な瑕疵以外に関しては、査定後の減額交渉を認めないことを確認して、その場でしっかりと書面による契約を交わすことが重要でしょう(この辺はやはり大手のほうが安心できます)。

契約前には、万が一にそなえて、その業者が本当に存在するのか、また、その査定員は本当にその会社の従業員なのかをホームページ等で調べて、電話で確認するくらいのことはしてもいいかもしれません(私はそこまで疑うタイプです)。



◎売り手の損は買い手の得、売り手の得は買い手の損の原則を忘れずに


基本的に企業というものは自分たちにとって利益の出ることしかやりません。儲からないことはやらないのです。

「あなただけのために」・「どこよりも高価買取」・「信用No.1」・「日本一お得な」などという言葉を素直に信用してはいけません。彼らの目的は、あなたを儲けさせることではなく、あなたから儲けることなのですから・・

自分だけにおいしい「歪み」を見つけることは、その業界にかなり詳しくないと無理です。

その大原則を分かったうえで、ちょっと肩の力を抜いて「自分にある選択肢の中で比較的マシなものを選択できればいいや」という意識を持てると、大失敗や後悔は少なくなる気がします。

ごちゃごちゃと書きましたが、こういうのはガッツリとボッタクられさえしなければ充分だと思います。細かい値上げ交渉やオークションでの売買相場を調べようとするような努力も無駄ではないでしょうが、そういうものは枝葉の部分の話です。普通の人は、大失敗さえ避けられれば上等ですよね。


・・まぁ、今回の件は、詐欺とは言い切れないので、武士の情けで当ブログ人気カテゴリ「詐欺師特集」にカテゴライズするのはだけは勘弁してあげましょう。


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プロフィール

虫とり小僧

Author:虫とり小僧


Twitter:@mushitori
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子供の頃は、一日に800匹以上のバッタを捕まえるような虫とり少年でした。また、歩行中にはすべての家の「ピンポン」を必ず押すようないたずら小僧でもありました。今はただのザコです。

※好きなものは、歴史・格闘技(実践も観戦も)・筋トレ・秘湯めぐりなど



自分の全資産を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、世界中の株式や債券なども保有しています。

約17年前から、なるべく手間とコストをかけずに実践している投資方法を、いつか我が子に伝えるかもしれないので、そのための備忘録を書いておくことにしました。

投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが…



※当ブログのエッセンスをまとめた記事はこちら

我が子に伝えたい5つの大切なお金のこと


※主なメディア掲載・出演履歴
投資信託完全ガイド:2021-22年版
日経新聞広告:2021年2月12日
東証マネ部!:2020年8月
JBpress:2020年7月7日
ダイヤモンドZAi:2020年5月号
Yen SPA!:2020年夏号
トウシル(楽天証券):2020年4月
日経ヴェリタス:2019年9月15日
FOUND:2019年8月
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金融庁コラム:2018-19年
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モノクロ ザ・マネー:2018年12月号
トウシル(楽天証券):2018年10月
ほったらかし投資完全ガイド:2018年1月
日経電子版:2017年12月25日
ニューヨークタイムズ:2017年7月11日
REUTERS・ロイター:2017年7月7日
東証マネ部!・R25:2017年3月
Yen SPA!:2016年冬号
BIG tomorrow:2016年1月号
ザイ・オンライン:2015年9月18日
日経ヴェリタス:2015年7月26日
某大手テレビ局:2014年夏?
日経マネー:2013年10月号
日経新聞:2013年7月3日
NHK特報首都圏:2011年3月

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